チヨ(パピヨン17歳)、痰の様なものを喉に詰まらせて窒息したのが約3ヶ月前。

恐れていた事が再び起こりました。

今回もチヨが寝ている時に粘度の高い分泌物が気道を塞ぎ、呼吸が出来なくなりました。
前回は発見時にまさか窒息しているとは思わず数十秒間様子を見ましたが、今回は見た瞬間に同様の状態である事を察知し、すぐに口の中を塞いでいる粘液を掻き出し、万が一のために備えていた吸引器を使い奥の方の粘液も吸い取りました。

完全に呼吸が出来なくなっていた状態から、気道内の異物をある程度除去し、辛うじて呼吸が出来る状態になるまで1分足らず。
ごく短時間で応急処置が出来ましたが、チヨは脱力し、ハァハァと苦しそうに荒い呼吸をしています。

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二度目の窒息【顛末】

時刻は20時15分。
前回は19時前だったのでかかりつけの病院に電話が繋がり、滑り込みで時間外の診察を受けられましたが今回は電話は通じません。

地域の夜間診療は21時からの受付。
電話してみましたが、21時以降におかけ直しくださいとアナウンスが流れるだけ。

その間もチヨは息も絶え絶えで、時折体をよじって苦しんでいます。

自宅から夜間救急までは車で30分。
先に移動を始め、21時になった時点で電話をすることに決め、タクシーを呼びました。
キャリーバッグを次女に持たせましたが、抱っこでの乗車を許可していただけたので苦しむチヨを励ましながら少しでも楽な体勢で運べた事に感謝します。
時折意識を消失しながらもどうにか耐えて、20時50分、病院に到着しました。

電話はまだ繋がらないので、ダメ元でインターホンを鳴らしてみるとすぐに診察を受け入れていただけました。
夜間診療なので高額な基本診察料がかかることと、継続した診察は出来ない旨に同意の上。

チヨの様子を見た獣医さんは「現時点では窒息の所見は見られない」とのことでした。

前回の話と、自宅である程度の処置をしてきたこと、自宅では舌が紫になり、失禁・脱糞があったことを話すと、「そうかー、分かりました!」と、再び処置へ。

レントゲンを撮り、30分ほど酸素室に入れてもらう事になりました。

レントゲンの結果は、重度の気管虚脱と肺ヘルニア。
これが原因なのではないかとのことで、今は呼吸は落ち着いていて酸素量も足りているのでこれ以上の処置の必要はないものの、連れて帰って急変する可能性は大いにあるとのこと。
何か異変があった場合は、夜間診療の時間内であればまたすぐに連れてくる事を条件に連れて帰る事になりました。

「ギリギリまで酸素室に入れておきましょう」とのことで、会計が終わってからチヨを連れてきてもらいました。
前回と同様、常に緊張し気を張っているチヨからは信じられないほどの脱力。

目にも力がなく、このまま連れて帰るのを一瞬躊躇いました。

帰宅したのが22時過ぎ。
目も開けていられない状態で、ぐったりしています。
検査も疲れもあるとはいえ、通常のチヨでは考えられない状態。

あまりに珍しいのか、次女や動物達が続々とチヨの元にやってきて、次女はスケッチしてるし、同居犬たみや猫は前足でチヨを触ってみたり。

そんな刺激があったからか、23時頃、チヨが自分で立ち上がろうとし始めました。
しかし元々不自由な後ろ足は完全に引きずっていて、丈夫な前足にも全く力が入りません。

それでも歩こう歩こうとするので、補助しながらしばらく部屋を歩き回りました。
ただ、歩き方が普段とは全く違い、認知症のたみと同じように障害物を避けられずに乗り上げたり立ち往生したり。

大丈夫かな?と心配でしたが、足の力は時間を追うごとにほんの少しずつ戻ってきたように思えました。
結局1時頃まで歩き続け、ベッドに誘導するとやっとお休み。

自分から歩いていたので少し元気になったかと思いましたが、寝顔を見るとやはり弱弱しい。

時々深いため息のような呼吸や腹式呼吸をしていて、息苦しそうです。
夜間診療が終わる5時からかかりつけの受付が始まる9時までの空白の時間が怖い。

朝5時過ぎ、起きようとするので補助してあげると、自分からトイレに歩いて行き、オシッコをしました。
オネショもせず、きちんとトイレで出来て一安心。

6時半頃には顔つきもいつものチヨになり、昨日からほったらかしの食器を見てご飯を要求するように。

前回はかかりつけの病院で酸素室だけでなく、丁寧な吸引と抗生剤の投与を受けていましたが、今回は酸素室のみ。
しかも二度目となると体や脳へのダメージが不安でしたが、この顔なら大丈夫そう。

急患の申し出をせず、通常通り朝一の診察に向かいました。

久々の自転車で外の風を浴び、嬉しそうな後頭部。

朝を迎えられて良かった。

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診察の結果

かかりつけの病院には、既に夜間病院から報告が届いていました。
別途私が預かっていた昨日のレントゲン写真を渡し、とてもスムーズ。

今日も念のためレントゲン撮影を行い、ネブライジングで気道の状態を整える処置を受けました。

レントゲンの結果、本来なら写らない形で写り込む食道や喉の形状、あれだけ苦しんだわりに綺麗な肺、気管虚脱の度合い(そこまで重症ではないとのこと)から考えて、根本的な原因は肺や気管ではなく、食道や嚥下に異常があるのではないかとのこと。
それは私もここ何年か食べ物を詰まらせやすいチヨを見てきてずっと考えてきた事なので全力で同意。

既に痰の粘度を下げるビソルボンや胃酸を抑えるタケプロンを毎日服用しているので、これ以上の治療というとなかなか選択肢がない状態。

試験的に抗生剤を服用してみて、痰の粘度が更に下がるかどうかを経過観察する事になりましたが、喉に詰まらせているものが痰ではなく胃から出てくるものであれば、胃液をサラサラにする薬はなく、消化を助ける薬などを検討するかどうかとのこと。

ひとまず3日間、これまでのビソルボンとタケプロンに加え、ネオフィリンとバイトリルを追加で服用することになりました。

家に帰ると空腹MAXになった様で、ご飯ご飯と大暴れのチヨ。

普段よりも更に薄めに作った流動食を即完食してスヤスヤおやすみしました。

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家での応急処置について

昨夜から私はひとつ大きな疑問を抱えていました。

家では確かに窒息していて、私が気道を塞いでいたものをある程度取り出してかろうじて呼吸が出来る状態にしました。
昨日の救急ではレントゲンでの確認と酸素室のみ。

しかし自宅で倒れて酸素室に入るまでの間、タクシーでは意識を度々消失するほど呼吸が荒かったにも関わらず、酸素室だけで治るものなのかと。
それなら前回や今回のように自宅で異物をある程度取り除き窒息状態から脱することが出来たならば、次段階として市販の酸素スプレーを使えばより良い応急処置が出来るのではないかと聞いたところ、それは有効かもしれないとのこと。
普段のチヨちゃんにスプレーを吸わせるのは嫌がって怒って不可能だろうけど。

チヨは今、ミキサーで流動食を作って与えています。

食器は高い位置に置き、吸引器も常備。

その他に私が出来る事といえば酸素スプレーを常備品に加えることくらい。

というわけで、とりあえず翌日すぐに届くものをとAmazonで購入したのが携帯酸素 ACTIVE-MAX 5L

レビューを見るとペットに使用している方が多く、品質も良さそうだったスポーツ酸素DXも購入。

夜間診療に行く時のタクシーの中では悶え苦しみ、時折意識を失くすチヨ。
そんな姿を見て、家に引き返してこのまま見送った方が良いのかなとも思ったのが正直なところです。

しかし一晩経ってすっかり通常営業なチヨはまだまだ生きる気満々。
本当に助かって良かった。

もしもほんの数分一人になった時に同じ様なことが起こってしまったら命はありません。
私以外には誰も出来ないサポートが必要だし、寝ている間も気が抜けませんが、出来る限りの事をして、まだまだ元気に生きていてもらいます♪

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