10月9日は私が3歳の頃から一緒に育った犬、ヨークシャーテリアのコレちゃんの命日です。

コレちゃんは10歳で子宮蓄膿症で急死しました。
無知で子供だった私が、防げる病気だと知ったのは亡くなった数年後。
自分で犬を飼おうと決め、その前に半年ほど犬の飼育や基礎知識を独学で勉強した時でした。

親が飼っていた犬だし、子供の私に出来る事なんて何もなかったはずですが、今でもコレちゃんを死なせてしまったという気持ちは残っています。
その時に芽生えた、絶対に自分の落ち度で動物を苦しめたらいけないという思いも。

そんな私が初めて自分の犬を迎えたのは、大学2年。19歳の時。

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初めて犬を飼った時の話

コレちゃんが亡くなってから私は本当に困りました。

小さい頃から当たり前にそこにいた存在がいなくなり、「コレちゃんがいなくて寂しいねぇ、コレちゃん」って、コレちゃんがいなくて寂しい胸の内をコレちゃんに話そうとして、「あ、いないんだ」と落ち込んだり。

私は当時中学生でしたが、そこからの数年間は辛かった。

実家ではもう犬を飼ってくれなかったので、どうしても犬を飼いたい、自分で飼えるようになったらすぐにでも飼いたいと思い続け、バイト代が50万円ほど貯まったところで、今では我が家の長老犬となったチヨをお店で購入しました。

当時はまだ規制が緩かったので、お店に出されたのは生後40日。
家に迎えたのは生後1ヶ月半。

パピヨンを選んだのは、母が昔「パピヨンは可愛いわね」と言っていたのを覚えていたから。
当時まだ実家にいたので、同じ家で飼育をさせてもらうなら母が可愛いと言っていた犬にしようと思って決めました。

飼育書には「飼いやすい」「抜け毛が少ない」って書いてあったし。
でもそんなの絶対嘘ですよね(笑)

子犬の闘病としつけ

チヨは家に来た当初から変な咳をしたり、嘔吐下痢が頻繁にありました。
そのためすぐに小学校の同級生のお父さんが院長をしている動物病院へ連れて行くと、ケンネルコフと診断されました。

ケンネルコフはわりとすぐに治ったものの、お腹はどうしてもよくならず、ガリガリに痩せるチヨ。
おそらく何らかのウイルスに感染しているのだろうとのことでしたが、特定には至らず。

長い通院生活が続き、幸いお腹の調子も落ち着いた頃、「実はもうダメだと思ってた」と友達のお父さん(院長先生)に言われました。

そんなチヨなのでしつけなんて二の次。
生きていればいい!という幼少期。

見た目はとにかく可愛くて、病院ではチヤホヤされっぱなし。

立派なガウガウ犬に育ちました。

それは17歳になった今も。

ダメかもしれないと言われた子犬時代、結石体質で開腹手術、偏食と子犬時代から引きずるお腹の弱さから、チヨはそう長生きは出来ないだろうと思っていました。
体が弱いのだと。

それがもう17歳。
最近では散歩をしても病院に行ってもなかなか年上の犬には会いません。

今ではまた子犬の頃の様なあどけない顔になり、毎日を精一杯生きています。

元気ではありますが、気管虚脱、会陰ヘルニア、脊髄疾患など、加齢による疾患が増えてきました。

ガウガウ噛みつくチヨちゃんにどうやって看病・介護が出来るかと不安ではありましたが、そこは賢いチヨちゃんなので生きる上で必要であれば介護は受け入れるスタンス。

毎日頻回の圧迫排尿と歩行補助を受けながら、今日もドヤ顔で笑っています。

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初めて多頭飼いをした話

チヨの1歳下の同居犬たみは、生後半年で我が家にやってきました。

結婚してすぐに住んだマンションの近くにある大手ペットショップに毎週末チヨのおやつを買いに行っていたのですが、そこにいたのがたみ。

ケースではなく、床に置かれたサークルの中にいて、上目遣いでこちらを見ていました。

気になりつつも私はチヨを飼っているし、「あの子を飼おう!」と行動を起こす事は出来なかったのですが、どうも気になって毎週様子を見ていました。

するとある日、「商談中」の札が!

良かったー!やっと売れたー!

と思った翌週、その札は剥がされ、「最終価格3万円」になっていたたみちゃん…。

もう無理…

すみません、この子ください

「え?いいんですか?」って聞かれましたよ。
いいに決まってるじゃないですか。

そこからお店の人の扱いがまぁひどかった。

たみの周りで契約の話などをしていたら、サークルの中でウンチをしたたみ。

トイレ用の消臭スプレーをたみの体にかけ、わきの下を持ってブラブラとたみを持ち上げて、「こいつ虫みたい」と笑う店員。

何の抵抗もせず、鳴きもせず、ジタバタと足を動かすたみ。

早く連れて帰りたかった。

家で飼い始めても、たみは常にオドオドしていてチヨの後ろを付いて回り、抱っこもうまく出来ないし、何とも不憫な子でした。

チヨがいたからとりあえず何でも真似して安心。といった状態。

だけど1年ほど経てばたみの表情は豊かになり、今の穏やかで優しいたみちゃんが出来上がりました。

それでもどうしても幼少期に形成された性格が変わることはなく、ちょっとした事で怯えたり、自信を無くしてしまうたみ。

そんなたみは現在16歳。
腎不全や認知症になり、完全に人の手を借りながら生活をするようになった今やっと全幅の信頼を人間に寄せてくれるようになった気がします。

たみちゃんって名前は、みんなに好きになってもらえますようにと思ってつけました。
その名の通り、みんなたみちゃんが大好きです。

このサイトでは、チヨたみの生きた証として闘病記録などを公開しています。
いつかチヨたみがいなくなってしまっても、どこかの誰かの役に立ち、生き続けてくれるといいなと思っています。

私はこの先また犬を飼うかと聞かれたら、多分飼わないと答えます。
チヨたみと同じだけの事をまた更に20年近くしてあげる自信がない。
それだけ私はチヨたみに注いできたし、これからもそれは変わらず続けていくつもり。

だからまだしばらくは私に犬生活を続けさせてほしいなと思います。
チヨちゃん、たみちゃん、頼んだよ。

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