2017年、2018年と「親子で楽しむ歌舞伎教室」を続けて観に行きました。学校でチラシが配られると、「今年も行くから!」と、次女が。

会場である国立劇場の雰囲気や歌舞伎教室については2017年に訪れた時のレポートを参考にして下さい。

初めて歌舞伎を観る前に歌舞伎図鑑で予習をしたものの私も子供も歌舞伎は初めてだったので、どこまで楽しめるのかな?と不安でしたが、丁寧な解説と本物の歌舞伎にすっかり魅了された2時間でした。

2018年も観劇しました!

2018年は「日本振袖始」ヤマタノオロチとスサノオノミコト。

次女は語り出したら止まらないほどの古事記大好きっ子なので、「絶対行く!」とのこと。前半に「歌舞伎のみかた」は昨年と同じ内容だろうからもう一回見るのはどうかなぁ…と思っていましたが、解説の内容は同じなのに今年の方が面白かった!

長女はわりとホケ~ッとしていましたが、次女は始まる前から解説を熟読。

お芝居は昨年の方が濃かったかなぁ。今年は歌舞伎の「歌」の部分が多く感じました。

観終わった子供達は目をキラキラさせて、また来年も行く!と言っています。

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親子で楽しむ歌舞伎教室@国立劇場

2017年度親子で楽しむ歌舞伎教室は、国立劇場で開催されました。
永田町駅から向かう場合は建物の裏手から通路を通って正面口に向かいます。

歌舞伎教室のチケット

チケット料金は大人(1等席)2,000円・(2等席)1,500円、子供は1等席も2等席も1,000円と、通常の歌舞伎公演と比較するととても良心的な価格なので、初めての親子にはおすすめです。

チケットは前売りの発売日の時点でほぼ売り切れ。
インターネットで購入した場合、会場のチケット売り場で発券が出来ます。
混雑を予想して早めに着きましたが、自動発券機が数台あったので並ばずにすんなりと発券できました。

午前の部の開演が11時、会場が10時半ということで、10時頃着いてさっさと発券出来てしまった我々は暑くて暑くて…。

ミストを浴びる子供達。

開場待ちは本当に暑いので、いち早く入りたい!という場合以外は10時半到着を目指す事をおすすめします。

国立劇場の食事

開演が11時、終演が13時15分ということで、お昼をどうしようかなと悩みました。
一応、軽食屋さんがありますが中で食べるほどの時間は無い…と思ったら、ロビーにお弁当売場がありました。
そこでおにぎり弁当を購入して開演前に小腹を満たしておきました。

座席での飲食は禁止となっていたので我々はロビーでささっと食べてから席に戻ったのですが、開演前や休憩時間に席で食べている人も結構いて、スタッフが注意する様子もありませんでした。
これが劇団四季の四季劇場だったらスタッフが飛んできて笑顔で怒られるところですが…。

ロビーにはゆったりと座れるソファーもあるので、飲食はロビーでしましょう。

駅からの道中にコンビニがいくつかあるので、予め調達してきた方が割安だと思います。

我々が利用した永田町駅からだと、セブンイレブンとナチュラルローソンがありました。

国立劇場の座席

チケットを取る際、かなり悩んだのが座席。

2017年は花道のすぐ横が一体どんな方法で確保したのかと不思議なほどの速さで売れていましたが、発売直後は1階の1等席でもまだ選ぶ余地がありました。
2階席の前の方か良いかとか下手の花道横が良いかとか色々悩みましたが、私が選んだのは1階1等席の4列目。

実際にこの席から舞台を見ると、ちょっと近い…!と思いました。

分からない程度の緩やかな傾斜がありますが、1階の前の方の座席はほとんど平らに感じました。
10列目前後からはっきりと傾斜がついていました。
小さなお子さんは前の人の背が高いと、角度によってはちょっと見づらくなるかもしれません。

身長120cmちょっとの次女にはクッションを貸してくれたので、特に見づらくてブーブー言われることはありませんでした。
※クッション貸出コーナーには120cm以下の子供用と書いてありました。

2階席の見え方

2018年は敢えての2階席。
中央より上手側の最前列を取ってみました。

座席からは舞台全体を見回せて、すごく良い席。

役者さんの細かな表情は視力次第かな…視力0.1コンタクト着用の私にはそこそこ見えました。

2,3階席からは花道も見えるのですが、揚幕(花道の出入口)までは見えません。

1階席はほぼ平坦なので前の人との相性次第では視界を遮られてしまいそうですが、2階3階はかなり急な階段になっているので前の人の頭が邪魔ということはなさそうです。

歌舞伎教室の対象年齢

歌舞伎なんて私も初めてだし、観ても何言ってるのか全然分からないだろうから小5・小2の子供達にはまだ早いかな?というのが一番の不安でした。

でも観終わった後の感想は「面白かった!」と満足げ。
おそらくいきなり歌舞伎を見せられてもポカーンとして終わったと思いますが、まずは坂東亀蔵さんによる実際に演技や演出を見せながらの解説があったので、すんなり歌舞伎の世界に入れたのだと思います。

特に小2次女は、尾上菊之助さんが演じる大蔵卿について「あの主人公、最初と最後は同じ人?全然違った!」とプロの演技に感動していました。
初めてだし、面白かった!と言っても迫力に圧倒されるだけで終わりかな?と思っていたので、演技まで細かく観ていたことにびっくり。

お客さんは小学校3,4年生から中高生が多くて、熱心に観ている子もいれば飽きてボンヤリしている子も。半々くらいかな?
中には低学年の上の子と幼児連れの人もいましたが、後半は飽きて床に転がっていました。


開演前は「撮らなくていい…」とか言ってたのに、終演後はすっかり歌舞伎に夢中になってあっちでもこっちでも記念撮影を要求されました(笑)

記者会見まで開いてるし…。

学校でチラシを貰ってきたので物は試しと行ってみた歌舞伎教室、親子でとても良い経験が出来ました。
来年も行けるかな?
小学校高学年以上ならきっと楽しめると思います!

追記

時間が経つにつれ、歌舞伎熱がジワジワと上がってきた様子の次女。
夏の暑さと疲れも手伝ってか、帰りの電車では「面白かったけど、来年は…いいかな」とか言ってたのに、「歌舞伎見たい!もっと見たい!」と言い始めました。

そして寝る前には今回観た一條大蔵譚というお話のおさらい。

    • 義朝の奥さんだった常盤御前が、義朝が殺された後に平清盛に気に入られて奥さんになりそうになったけど、清盛の息子に反対されたから清盛の紹介で大蔵卿の奥さんになったでしょ?
    • 鬼次郎とお京は常盤御前が今も源氏のことを大事に思ってるか見に来たでしょ?
    • でも常盤御前が弓で遊んでたから怒ったでしょ?
    • だけど本当は常盤御前は今でも平家が嫌いで、源氏が大事だったでしょ?
    • で、それを知った真っ赤な顔の人(勘解由=一條家の家老)が平家にバラすって言ってお家を取ろうとしたでしょ?
    • だけど鬼次郎に切られたでしょ?
    • で、途中まで知らなかったんだけど、鳴瀬って人は真っ赤な人(勘解由)の奥さんだったんだね?私にも責任が~!って自害したでしょ?
    • で、最後は大蔵卿が真っ赤な人(勘解由)の首を切ったんだね
    • 大蔵卿はアホの真似をして平家を倒すチャンスを待ってたんだね

と、ほぼ完ぺきなあらすじを語り終わると、

次女

もうねまぁ〜すぅ〜、おかぁ〜さぁ〜ん〜!おやすみ〜なぁ〜さぁ〜いぃ〜〜〜ぃ

 

と、歌舞伎のまま寝た(笑)

多分歌舞伎を観終わってから数時間、頭の中を整理していたのだと思われる。
まさか8歳の心をここまで揺さぶるとは思わなかった歌舞伎体験でした。

親子向けの歌舞伎教室なので歌舞伎を全く知らずに観ても楽しめますが、事前に予習しておくとより楽しめると思います。
子供達は事前に歌舞伎と文楽の図鑑で予習しました♪

けだま生活の本子供と歌舞伎を観る前の予習「歌舞伎と文楽の図鑑」

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