我が家の長老、パピヨンのチヨ16歳のご飯は手作り食。
時々飽きて食べなくなるので、そんな時は市販のフードを与えてみたり、お腹が空いて仕方なく食べるのを待ってみたり。
そんな食生活です。

最近のお気に入りはナチュロルというフード。
とりあえずサンプルを取り寄せて試してみたところ、ものすごい食べっぷりでした。

チヨはこれまでの傾向からして長期間ドライフードを与えすぎると消化不良を起こすことがあります。
そのため手作り食を10年以上続けているわけですが、ナチュロルは食いつきもお腹の調子も今のところ上々。
しかし敢えてナチュロルをメインのフードに!と冒険はせず、おやつ代わりにしたり手作り食を渋った時のトッピングとして活用しています。

最近の私は、同居犬たみ15歳が腎不全治療中ということもあり、犬の食事にはやや敏感。
新しいフードが発売されたら治療中のたみには与えませんが、長老チヨのサブフードとしてどうかな?と、とりあえずタンパク質の割合やリンの含有量を調べます。

今回見つけた良さげなフードは、国産無添加ドッグフード「Dr.ケアワン」

「老犬には良質なタンパクを適量与えるのがベスト」という、私が日頃から考えている老犬へのタンパク質の与え方とほぼ同意見なフードに初めて出会いました。

そこで、実際に取り寄せて原材料や成分を調査。
更にチヨちゃんに試食をしてもらったので、その様子も詳しくご紹介します。

スポンサーリンク

Dr.ケアワンの良いところ

Dr.ケアワンは、老犬に必要な栄養素がバランスよく配合されたドライフードだなというのが私の第一印象。

グレインフリー!高タンパク!という最近の流れとは違い、犬のためには良質なタンパク質(タンパク質の「質」についてはあとでしつこく述べます)を適量与えるという点が、加齢により腎機能が弱りがちな老犬に配慮されているなと感心しました。

腎臓は一度悪くなったら治ることはありません。
特に人工透析などの治療が出来ない犬にとっては、「悪化を遅らせる」というのが治療の目標。

加齢により体にガタがくるのは仕方がありませんが、腎臓に負担をかけないことが少しでも長生きすることに繋がるのではないかなと思っているので、このフードの考え方にはとても共感出来ました。

粒の大きさは7,8mm。1cmには満たないくらいです。
固めですが、この大きさなら小型犬でも問題なく食べられそう。

肝心の原材料&成分は以下の通り。

原材料

鶏肉(鹿児島県産)、玄米(福岡県産)、大麦(熊本県産)、ビール酵母、かつお粉末(鹿児島県産)、黒米・赤米(福岡・香川県産)、むらさき芋(宮崎県産)、卵殻カルシウム、グルコサミン、コンドロイチン、昆布、人参、しいたけ、大根葉、白菜、高菜、パセリ、青じそ、キャベツ、ブロッコリー、ごぼう、かぼちゃ

成分

たんぱく質22.5%以上、脂質7.5%以上、粗繊維.5%以下、灰分6.0%以下、水分10.0%以下

>>詳しい成分などはこちら

Dr.ケアワンのマイナス点

ここでちょっと私的にマイナスに感じたポイントを正直にいくつか挙げます。

成分を見ると、老犬向けとはいえ通常食なのでタンパク質の量は22%と、まぁそこそこあります。
腎臓食のタンパクはこの半分程度なので腎臓が弱った犬には使えません。
でも他のグレインフリーのフードを見ると30%以上あったりするので、べらぼうに高いというわけではありません。

タンパクの量はともかく、リンの記載がないのが少し気になりました。
ここまでこだわったフードなら、私の様に腎臓への負担を考える飼い主も多いと思います。
ここは成分表示をもう少し細かくしてもらえたら安心です。
あわよくば腎不全犬たみにもあげられたら…なんて思っていましたが、これはやはり老犬(成犬)の健康維持のためのフードという位置づけですね。

あとは、ふやかせない。

20分以上お湯で浸してみましたが、まだ芯が残っています。
チヨは歯が一本も無く飲み込むことも下手なので、毎日の食事として与えるのはちょっと心配です。

噛める・問題なく飲み込めるワンちゃんなら全く問題ないと思います。

実食!

フードの品質も重要ですが、食べてくれなかったら意味がありません。

チヨちゃんに実際に食べてもらいましょう。
ちなみにチヨは、食にはとてもうるさいおばあさんです。
嫌なものは絶対に食べません。
そして歯が一本もありません。

ナチュロルの驚異の食いつきには及びませんが、おいしそうに食べてくれました。

前述の通り固めでふかやせないのでチヨの常食にはできませんが、飲み込みに問題がない子にとっては良さそうなご飯です。

通常価格は3,000円。
定期購入の場合初回は送料無料で2,480円(2回目以降は2,700円)。
定期ですが1袋試して止める事も可。

老犬に与えるタンパク質についてしつこく語る

最近のドッグフードはグレインフリー!高タンパク!という売り文句が多く、それが良しとされている風潮がありますが、グレインフリーがそんなに良いのかな?と思うのが正直なところ。

チヨは手作り食ですが、思いっきり穀物を使っています。
それで元気に16歳。今年の健康診断では中性脂肪が少しだけ高い程度でした。

逆にたみ15歳は、チヨの様に市販のフードで下痢をすることもなかったので、手作り食ではなくグレインフリーの高級ドッグフードを食べていたところ、加齢とともに腎不全を発症しました。
(たみの腎不全が市販フードのせいというわけではなく、穀物を使った手作り食でもチヨみたいに健康維持出来るんだよという意味です)

高齢の犬が発症しやすい慢性腎不全の治療は、食餌療法と対処療法。
たみは腎不全が少し進行し食に敏感になると、処方食を嫌がってなかなか食べてくれなくなりました。
そのため処方食が一番とは思いつつも、たみにも手作り食を与え始めました。

手作り食と言っても腎不全治療に最適なバランスは私には分かりません。
たみの体調が落ち着けばそれが最適だったのだろうし、悪化したらそれは私が作るご飯のせい。
そんな綱渡り状態の手作り食ですが、腎臓病の食事について調べていくうちに今まで知らなかった食事の知識を得ることが出来ました。

腎不全・腎臓病の治療は、とにかく腎臓に負担をかけないこと。
タンパク質を多く摂取すると、消化の際に腎臓に負担がかかります。

腎臓の負担を軽くするために肉・魚などのタンパク質を減らして野菜や穀物を増やしてカロリーアップ!と発想してしまいがちですが、野菜や穀物にもタンパク質は含まれます。
肉に含まれるタンパク質と野菜に含まれるタンパク質は、同じように見えて質が違います。

タンパク質の質…これがとても重要なのです。

アミノ酸スコアについて

アミノ酸スコアというタンパク質の栄養価を測る指標があります。

アミノ酸スコア100が最も良質のタンパク質。
卵、肉、魚などはアミノ酸スコア100、米や野菜に含まれるタンパク質のアミノ酸スコアは低く良質のタンパク質とは呼べません。

アミノ酸スコアが低いタンパク質を腎臓が消化すると、消化の際に老廃物がたくさん出てしまいます。
逆にアミノ酸スコアが100のタンパク質を腎臓が消化しても、老廃物は出ません。

という理由で、アミノ酸スコアが出来るだけ100に近いタンパク質を適量摂取することで腎臓への負担を軽減することが出来るという図式が生まれます。

というのが私が得た知識。
間違ってるかもしれないので実践の際はよく調べ直して下さい…。

アミノ酸スコアが100の食材を与えれば良いのね!と、思ってしまいがちですが、他にも腎臓に負担をかける成分があります。
それがリン(カリウムなど他にもありますが)。

卵、肉、魚などはアミノ酸スコア100の良質なタンパク質ですが、例えば卵(黄身)には腎臓の負担になる「リン」が多く含まれます。
鶏肉でもモモ肉・ムネ肉は比較的リンが少ないですが、ささみには多く含まれます。

その辺のバランスを徹底的に計算して作られているのが処方食・療法食なのでしょう。
私にはとてもそんな上質なご飯を用意してあげられませんが、今は「食べること」「痩せないこと」を第一に考え、主治医の指示のもとで手作り食と投薬を行っています。

長くなりましたが、Dr.ケアワンの広告を読んだ時、私が個人的に構築した犬の手作り食のバランスとほぼ同意見である事にまず驚きました。

  • 良質なたんぱく質を適量使用(アミノ酸スコアが高い素材)
  • 年齢に合ったタンパク量であるということ
  • 必ずしもグレインフリーが最高とは限らないという考え

そして更にDr.ケアワンの原材料と、普段与えている手作り食の材料がとてもよく似ているという点も、個人的に高評価なポイント。

普段の手作り食には、国産鶏肉と手作りの卵殻カルシウム、オイル、ベースフード(プライムケイズ健康一番)を使用しています。

ベースフード(プライムケイズ健康一番)の原材料は、

オートミール(北海道産)、発芽玄米(九州産)、おから(遺伝子組み換えでない)(熊本産)、小松菜(熊本産)、高菜(熊本産)、コーン(北海道産)、人参(北海道産)、かぼちゃ(北海道産)、ごぼう(九州産)、ごま(九州産)、蓮根(山口産)、紫芋(宮崎産)、きな粉(遺伝子組み換えでない)(北海道産)、ほうれん草(熊本産)、大麦(北海道産)、米ぬか(北海道産)、無臭ニンニク、ふすま(北海道産)、カツオ(鹿児島産)、いわし(長崎産)、ひじき(長崎産)、わかめ(福岡産)、米胚芽(福岡産)、うなぎの骨(宮崎産)、まぐろ肉・骨(静岡産)、植物抽出酵素(北海道産)、ハーブ(ジンジャー・シルバーバイン・ヨブスディアス)、ビール酵母

Dr.ケアワンの原材料は、

鶏肉(鹿児島県産)、玄米(福岡県産)、大麦(熊本県産)、ビール酵母、かつお粉末(鹿児島県産)、黒米・赤米(福岡・香川県産)、むらさき芋(宮崎県産)、卵殻カルシウム、グルコサミン、コンドロイチン、昆布、人参、しいたけ、大根葉、白菜、高菜、パセリ、青じそ、キャベツ、ブロッコリー、ごぼう、かぼちゃ

とてもよく似ていますよね。
これを見た時に、あーこれは良さそうだ!と思い、取り寄せた次第です。

チヨにはちょっと固かったので常食とするには難しかったのですが、様々なシニア用フードが販売されている中でも、Dr.ケアワンは他のワンちゃんにもおすすめしたいフードのひとつとなりました♪

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします