犬の腎不全の治療・日常生活編【フード・サプリ・健康維持の方法】

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毎日何だかんだ気になる点はありますが、腎不全と診断されてから2年近くたみ(パピヨン15歳、腎不全治療中)の元気を維持しているお世話についてまとめます。

と、その前にちょっと余談ですが…。
私の子供(人間)が小さい頃、やや重度の食物アレルギーでした。
その時にお世話になっていたアレルギー専門医の先生が
「僕は専門家だけど、週に1回しかこの子を診ない。お母さんは24時間一緒にいて、ご飯を作って、食べさせるでしょ?だから主治医は僕じゃなくてお母さん。」
と言いました。

治療=食事療法が中心となる腎臓病も同じだと思います。

何が正解なのかは良い結果・悪い結果を見てみないと分からないし、腎不全と診断されたら、治すのではなく進行を遅らせるしか方法はありません。
特に高齢で慢性腎不全となると、ある意味老化現象ともいえるでしょう。

私に何が出来るのかは分からないけれど、少しでも穏やかな日々を過ごさせてあげるために、後悔しないように、毎日の生活を悶々と考えながら過ごしています。

それでは、私とたみちゃんの二人三脚の一日をご紹介します。
食事やサプリ、薬についてはあくまでも参考程度に、変更する際はかかりつけの獣医さんにご相談ください。

たみちゃんの一日

たみは腎不全と診断されてちょうど1年4ヶ月目の夏、「夏を越せないかもしれない」と言われるほどに体調を崩しました。

犬の腎不全。末期ですか?と思わず聞いた状態から回復の巻。

2017.08.11

そこから驚異の復活を遂げ、体重も増加傾向。
現在は週に2回、皮下輸液を行っています。

朝起きるのは、5時半~7時(飼い主が起きたら起きるので日によって違う)、朝ご飯を食べたら寝て、時々起きては飼い主に水を飲まされ、夜は夕飯を食べたらウトウトしてますが、8歳次女と一緒に寝たい様で、熟睡するのは22時頃から。

ご飯の内容(朝&夜)

これがたみちゃんの朝ご飯。

中身は療法食(アニモンダニーレン)、レンジアレン(リン吸着剤)、キドナ(腎臓用流動食)、カリナール2(消化管内の毒素を低減)、ペットチニック(貧血予防)、オメガ3オイル(亜麻仁油など)。

たみは歯が一本もなく自力で食事を摂りづらいので、これらをミルサーでドロドロにしてシリンジで与えています。

犬の流動食の作り方。ミキサーでドロドロにしてシリンジで与える方法。

2017.09.20

腎機能が低下して食欲がなくなった時や老犬の強制給餌にも使える方法です。
お皿から食べなくなり、スプーンや手からも食べなくなって痩せてしまいましたが、この方法に切り替えてからは体重がぐんぐん増えていきました。

「食べる」という行為は生きる力にも結び付くと思いますので、自力で食べられる子はお皿からどんどん食べさせてあげてください。
たみも食事は確実に食べさせたいのでシリンジで与えますが、おやつ代わりのドライフード(デイリースタイル腎臓サポート)やボーロ(アニウェルすっきりボーロ)などは直接手から与えて食べさせています。

ご飯を全部食べ終わったら、水を10mlと朝のみ処方薬(フォルテコール)を飲ませます。

腎臓用の処方食・療法食は意外とたくさんの種類があって、動物病院でもらったサンプルを試してダメだったから諦めるのはまだ早い!
たみの場合、療法食を片っ端から試した結果、メインのフードはアニモンダに落ち着きました。
ただ、アニモンダはごくたまに異物のようなものが入っていたり、これは小型犬(老犬)には噛みきれない…という部位が入っていることもあります。
たみはアニモンダが一番好きで数値も安定しているので与え続けていますが、気になる場合は他の腎臓食を検討した方が良いかもしれません。

以下の記事にこれまでに試した腎臓用処方食・療法食をまとめてあります。

犬の腎臓病(腎不全)の食事を色々お試し中…【腎臓サポート・ヒルズk/d・アニモンダなど】

2016.07.14

一日の水分補給とキドナの活用

朝ご飯の後は散歩に行ったり家でのんびりお昼寝をしたり。

  • 朝ご飯の後に10ml
  • 10時に水を10ml
  • 12時に水20ml&キドナ大さじ1
  • 14時~15時に水10ml
  • 17時~18時の夕食(朝と同じ内容)後に10ml
  • 20時頃、水を10ml
  • 寝る前(21時~22時頃)、水を10ml

以上をシリンジで与えます。
私も忙しいので毎日完璧には出来ませんが…。

たみは自力ではほとんど水が飲めないのと確実に飲ませたいのでシリンジで与えていますが、自分で飲める子はいつでも新鮮な水を飲めるようにしておくと良いですね。

何が良いのか良く分かりませんが、我が家はヘルスウォーターボウルのMサイズを使っています。

シリンジはワンラック注入器。
これには本当に助けられています。命の恩シリンジ。

以上がたみに毎日与えている食べ物と、生活のリズム。
腎不全と診断された時点でこれが出来ていたら、もしかしたら夏に体調が悪化する事もなかったかも…と思ったりして。

その他のサプリ類

お財布問題や手間などから常用はしていませんが、これまでに試した腎不全に良さそうな商品もご紹介します。

水素水

腎不全について検索していると必ず出てくる水素水。
私も試しました。でも今は普通の水道水です。

犬の水素水が腎臓に良いらしいので買ってみた

2017.07.21

ネフガード

腸管の老廃物を吸着させるための活性炭サプリ、ネフガード。
常備していて時々飲ませていますが、ネフガードは薬やサプリの成分も吸着してしまうので、投薬からは時間をおいて与える必要があります。

この「時間を置く」というのがやっかいで、私はしょっちゅう忘れてしまい…というわけで思い出したら与えています。

たんぽぽ茶

レビューが好評なタンポポ茶も試してみました。(今は普通の水のみ)。
これは続けたかったのですが、お高い!

犬に必要な水分量について

朝から寝るまでにシリンジで飲ませる水は約80ml。

犬に必要な水分量は、色々な計算方法がありますが、分かりやすいのは体重1kgあたり20〜90ml。(参考:埼玉県獣医師会
3kgのたみの場合、60~270ml。

フードから摂る水分もあるので、脱水予防のためにシリンジで与える量は1日で50~100ml前後を目標にしています。
+週に2回の皮下輸液(1回125cc)。


以上、たみちゃんの1日をご紹介しました。
ご飯とお散歩以外は基本的にいつもウトウトしています。

まだ働いてくれている腎臓とうまく付き合いながら長生きしてほしいので私も頑張りますよ。