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老犬ってかわいい。手がかかるようになってつくづく思う今日この頃…の巻。

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老犬ってかわいいなと最近すごく思います。

我が家の犬(パピヨン)は15歳と16歳。

動物病院の待合室や散歩途中、年上の犬と会う機会が随分と減り、代わりに「15歳と16歳!すごい!」「あやかりたいわ~!」「15歳目指してがんばってるの」と、声をかけていただく事が増えました。

15歳のたみは現在腎不全の治療中で、週に2回病院へ点滴に通っています。
歯が1本もないので長い舌が横から出ているため食事が摂りづらく、腎臓病の食事療法と同時に食事の介助が必要です。

投稿が見つかりません。

 

16歳のチヨは年のわりに元気いっぱい。
ですが、気管虚脱膀胱に出来た謎のポリープの経過観察中。
若い頃から誤嚥しやすいため、10年以上手作り食。
後ろ足が少し弱くなってきたので、段差は抱っこが必要です。

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若い頃を比べ、2匹とも手がかかるようになりました。耳も聞こえません。
年を重ねて白髪が増え、見た目も少しおばあちゃんぽくなりましたが、何だか可愛くてたまりません。

人間は3歳までに一生分の親孝行をすると言いますが、犬は一生を通して全力で親孝行をしてくれているなと。
一緒にいる月日が長くなればなるほど可愛さが増してくる。

今日はそんなかわいいばあちゃん達の生活について語ろうかと思います。

目次

老犬との生活

チヨもたみも生活に手助けは必要ですが、まだまだ元気に自分の足で歩き、食事もしています。
本当に介護が必要になったらきっと大変なのだろうなと思いますが、以前よりも手がかかるようになった今、2匹との距離がこれまで以上に近いものになりました。

シリンジでの食事

↑これはたみのご飯。

10ccのシリンジ2本に、ミルサーでドロドロにしたウェットフードを準備します。
一食につき70g食べるので、何度も詰め直し、計8本分。
もう少しカロリーを摂らせるために高カロリーの腎臓病用流動食(キドナ)に腎臓病用のサプリ等を添加して更にもう1本。
最後にお口直しに水を1本。

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毎食10本分、シリンジでご飯を与えています。
大きいシリンジに変えてみたこともありますが、10ccで一区切りがたみにはちょうどいいみたい。
そりゃ、延々と口に流し込まれ続けたら辛いですよね。
手間はかかりますが、このやり方が一番。

最初はすごく嫌がりましたが、今はこれが自分のご飯と認識した様で、ご飯の時間になると「さぁ、私を羽交い絞めにしてください」とこちらにお尻を向けて定位置(なぜか廊下)で待機しています。

栄養補給したあとのたみちゃんは…

ガソリン満タンです(笑)

脱水症状にならないように、ご飯の時間の他に1日に数回シリンジで水分補給をしています。

たみは自分で全く食べられないわけでもないので、リハビリがてらおやつ代わりにドライフードを与えています。

まずベロを整える→ご飯を見せる→拒否→左の頬袋に押し込む→食べる→おいしい!→自分でも食べてみる

といった感じに。

一時期腎不全が悪化し、夏を越せないかもしれない…という状況になりましたが、強制給餌&給水・皮下輸液を続けて見事復活!

いつまでも元気に笑っていてもらうために、毎日楽しみながら生活の工夫を続けています。

手作りご飯

↑こっちはチヨの手作りご飯。
喉に詰まらせないように、栄養が偏らないように考えました。

チヨは結石が出来やすい犬でしたが、手作り食で10年以上維持出来ているので、身体に合っていたのかなと思います。

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チヨは一時期偏食になり、どうにもこうにも食べなくなってしまったのですが、最近は食欲全開。

たみのシリンジすら羨ましくて…

シリンジに正面からがっつく子、初めて見ました。

耳が聞こえない

2匹とも14歳になると耳がほとんど聞こえなくなりました。

ごくたまに何かを落とした大きな音や子供の叫びが聞こえる様で、反応することはありますが、日常の声や音はほぼ聞こえていない様子。

それでも意思の疎通はばっちり。
呼ぶ時は手招きをすれば来ます。
誘導する時は指をさせばそちらを向いて、私の顔を見て、次の行動を確認します。もう一度指をさしたら進みます。

そんなしつけをした覚えはないので、15,6年という月日と共に過ごし、自然と身に付いているのでしょう。
老犬ならではの素晴らしさ。

私は在宅で仕事をしているので人間の子供の用事がない限りはいつも家で動物達の様子を見ていられます。
表向きは人間の子供を預けずに仕事と育児と家事を両立しているお母さんを装っていますが、実際は8割方動物のため。

1mmも疑う事なく、いつも私をこうして待っていてくれる子達のために、後悔しないように、飼い主として出来る限りの事をしてあげたいなと考えています。

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