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老犬の健康診断は半年に一度が良いって。健診受けてきました【費用と内容】

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病院が終わってお疲れの様子…。

年に一度は犬の健康診断を受けましょうって言われるけど、それって老犬も同じですか?年一回で良いのかな?

と獣医さんに聞いたところ、

獣医さん

一般的にシニアを呼ばれる7歳以降、特にチヨさん(16歳)たみちゃん(15歳)くらいの高齢の場合は半年に一度の健診をおすすめします。

とのことでした。

たみは腎不全の治療で毎月血液検査を受けていますが、計測する数値はBUNとクレアチニン、電解質のみ。
健康診断では、腎臓だけでなく全身のチェックが出来るので、思わぬ疾患を早期発見出来ます。

たみの腎不全も、SDMAという当時スタートしたばかりの血液検査で早期発見、早期治療が出来ました。

今は腎臓の治療に気をとられがちですが、この年齢なので他に疾患が見つかってもおかしくありません。
この年齢で体力を使う治療を行う事は出来ませんが、早めに見つければちょっとした治療で済みますし、腎臓の様な治らない病気も進行を遅らせたり症状を緩和させることが出来ます。

私の願いは「穏やかに寿命を全うさせてあげたい」に尽きます。

というわけで、半期に一度の健康診断を受けてきました。

目次

老犬の健康診断

今回の健康診断の内容は、

  • 触診
  • 血液検査(外注)
  • エコー

希望すれば尿検査なども受けられます。
病院によっては健康診断のプランが用意されていることもありますね。

まずは血液検査。
これで全身の状態をチェックします。

が、「血液検査で全ての病気が分かるかといえば、そんなことはない。むしろ血液検査では分からなかったのに!ということの方が多い。」と獣医さんが言っていました。

そのため、血液検査の結果を受けて、更に身体にエコーを当てて診断をします。
エコーで見る部位は血液検査で少し気になる数値が見つかった箇所や過去の疾患、最近気になる症状などを相談して見ていきます。

健康診断の結果

まずは先に検査を受けたたみの結果から。

血液検査では、やはり腎臓の数値は基準値を外れて横ばいですが、治療により状態は保てています。

もともと高めで一時期投薬治療をしていた肝臓の数値(ALT)は基準値18~93のところ98。
検査機器によって基準値が違うそうで、今回の外注先の基準値は上限が93ですが、院内の検査の場合上限が125。
なので多少外れていたかといって、基準値はあくまでも基準なのでエコーや症状などを見て判断する事が大事だそうです。

次にエコー検査では、腎臓は普通の健康な犬と比べると嚢胞が見えて汚い。
でも血液はちゃんと通っているので、残りの機能している腎臓を大事にしていくのが重要。

肝臓はちょっと線状のものが見えたりするので、もしかするとこれが数値に影響しているかもしれないけれど、今投薬をするとか治療をする必要はない。
要経過観察。とのことでした。

腎臓は悪いけど、他は特に大きな異常はなく優秀でした!
腎不全だってある意味老化現象だと思っています。
だってもう15歳ですから。

これからも大事に大事にしていきたいと思います。

16歳、素晴らしい検査結果と胆泥症

次にチヨの検査結果。

「正直言って、この年齢でこの結果は信じられない」と獣医さんが驚くほど全てが正常値。
食事によって上下する数値(中性脂肪など)は高かったり低かったりしますが、特に問題ないとのこと。

続いてエコー検査。
膀胱ポリープ、腎臓の嚢胞、胆泥が指摘されましたが、これは前回、前々回とほぼ状態は変わらず。
その他の臓器にも異常は見られませんでした。

腎臓の嚢胞は左に数個。
SDMAの数値は基準値なので、嚢胞があっても腎機能はまだ大丈夫。処方食の必要もない。

胆泥に関しては今すぐ投薬(ウルソなど)は必要ないものの、今後の注意事項として胆泥症について教えてもらいました。
食べ物が胃から十二指腸を通過した時、胆嚢から胆汁が送り出される。
その胆汁が字の如く泥の様な状態で溜まってしまうのが胆泥症。
それとは別に胆嚢粘液嚢腫という病気があり、それは胆汁が泥ではなくゼリー状に固まってしまい、悪化すると胆嚢から十二指腸に繋がる胆管が詰まってしまう。
そして最悪、胆嚢破裂という状態になり、手術が必要になるとのことでした。

チヨの場合は今すぐにどうこうという状態ではありませんが、少し気を付けていきたいなと思い、年も年なのでこれからはたみの点滴通院のついでに月一で診察を受ける事にしました。

犬の健康診断の費用

さてさて今回の気になるお値段は?

血液検査:7,500円
超音波画像診断検査:3,000円

たみの場合他に再診料やいつも行っている皮下補液の価格もプラスされます。
健康診断だけの合計は約1万円。

ちょっとお高いですが、私はこの健康診断を予防接種やフィラリア予防と同様、健康な犬に受けさせる最低限の医療だと考えて、日々せっせと働きます(笑)

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