2ヶ月ほど前から、10歳の長女が




と猫に問いかけていました。
また何か変な事言ってるなと相手にしてなかったのですが、



と私にもしつこく言ってくるように…。
長女ちゃん、一体何だい?と聞くと、



と。
で、よく見たら本当に顎の下に黒いブツブツ。
とりあえず長女ちゃんゴメン。
テツ子は道端で拾ってまだ1ヶ月半。
ノミダニ駆除はしたものの、この黒いカサブタみたいなカスみたいなものはもしかしてノミの糞!?
と思い、濡らしたコットンに乗せてみました。
ノミの糞なら血が溶け出して赤く滲むはず。
ノミの糞じゃないということでとりあえず安心したけど、これは一体何なのだ?と調べたら、どうやら猫ニキビというものらしい。
ニキビってもっと赤くてブツブツのイメージですが、猫ニキビは黒いカサブタが剥がれて毛に絡まったみたいな感じ。
猫ニキビの原因
真っ白フワフワがチャームポイントのとらじの顎の下は毛が少し薄くなり、地肌はほんのり赤みがかっています。離れて見ると何だか黒ずんでいて、よく見ると黒いカサブタのようなものがたくさん。
三毛猫のテツ子も同じ症状です。
猫ニキビの原因として考えられるのは、体質やアレルギー、汚れ、細菌感染など色々みたい。
同時に発症したということは、共通する原因があるはず。
長女曰く、



とのことなので思い当たるのはフードの変更。
元々とらじは特発性膀胱炎の再発防止のため処方食(ヒルズc/d)を食べていますが、テツ子が家にきてからはテツ子のご飯を食べてしまうこともありました。
そのテツ子のご飯を違うメーカーのものに変更したのがちょうど2週間くらい前。
フード以外の原因になるとしたら、細菌感染か、汚れか…。
猫ニキビ退治
とりあえず今ある黒いカサブタのようなものをとってしまおう!ということで、使ったのはノミとり櫛。
昔拾った猫のために買ったものが家にあったのでちょうど良かった。ノミとり櫛がなければ歯ブラシでも良さそう。
顎の下を強くこすり過ぎないくらいの力で梳かします。
まぁでもあんまり取れないので歯ブラシに変更。
歯ブラシの方がよく取れました。
目立つカサブタが取れたら、消毒。
ネットで調べたらイソジン(消毒液)やヒビテンが使えるらしく、ちょうどテツ子の傷につけていたヒビテンが家にあったので、コットンに浸して患部につけました。
(その後獣医さんに質問したら、やはりヒビテンで消毒すれば良いとのことでした)
これで一応取れるは取れるのですが、治りはしません。
それどころかすぐに増えて、おまけにとらじの唇にはホクロの様な大きなボスニキビが出来ました。
次亜塩素酸水登場
下唇の薄い皮膚の下に黒い大きなニキビができました。
人間でいうところの鼻の角栓の様な感じ。
顎の毛は徐々に薄くなり、小さなニキビも治りません。
どうしたものかと悩み、試してみたのは次亜塩素酸水。
※ハイタ―などの漂白剤とは別物なので注意!
次亜塩素酸ナトリウムをペットにも安心して使えるように開発されたカンファペットという次亜塩素酸水スプレーを使用しました。
成分は全て人間の食品加工に使われるもの。
その除菌効果は確かなもので、味の素、キッコーマン、アサヒビール、日本赤十字社など、500社以上の企業に導入されているそうです。
ちょうどとらじが口開けて寝ていたので、カンファペットを染み込ませたコットンで拭いてみることにしました。
少し拭いただけで小さい猫ニキビがコットンに付着します。
歯ブラシでガシガシこすらないととれなかったのに。
そしてボスニキビ…
とれたー!ボスニキビとれたーーー!!
取る前に写真撮れば良かった…。↑上の写真の矢印の先にポツッと見えるのがボスニキビ跡です。
今までいくら拭いても絞り出そうとしてもとれなかったのに、カンファペットを使ったら大小様々なニキビがすっきりとれました。
イソジンよりもヒビテンよりも蒸しタオルよりもすっきり!
カンファペットは消臭効果も大したものなので、犬猫トイレの掃除にも大活躍。
私は猫ニキビ退治と犬猫のトイレ回りにしか使っていませんが、他にも色々な用途に使えるそうです。
テツ子の猫ニキビ対策
とらじは特発性膀胱炎&結石予防のためフードの変更を気軽に出来ません。
基本的には泌尿器系に配慮された処方食・療法食。
テツ子はいくつかのフードをローテーションで食べさせているのですが、その中で突然猫ニキビに効果を発揮したのがハッピーキャットというややお高いフード。
最近ちょっと太り気味のテツ子にダイエット食を!と思い、試したフードです。
ダイエット食ということで脂質が抑えられているので、それが猫ニキビの改善に一役買ったのかもしれません。
テツ子ちゃん、真っ白きれいになりました。
ハッピーキャットの詳しいレビューは以下の記事をご覧ください。

