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猫の歯磨きのやり方【歯ブラシ・歯磨き粉・スケーラー・おやつetc我が家流】

我が家の長老犬、チヨ&たみ(16歳&15歳)は歯が一本もありません。
ご飯は基本的に丸飲みなので歯がなくてもそこまで不自由はしないと言われましたが、実際は食べづらそうだし、舌が横から出てきてしまい乾いて痒そうにすることも。

チヨたみの歯がなくなった原因は歯周病。
歯茎が腫れ、ニオイも強烈でした。
きっと痛みもあったでしょう。

10歳の時に受けた麻酔下での歯石取りの際、「高齢なので麻酔をかけるのは最後ということで、期待を持って歯を残すよりもグラグラしている歯は抜いてしまいます」と言われていたのですが、結局抜こうとするまでもなく全部抜けてしまい、歯抜けばあちゃんの出来上がり。

更に年を重ねた今、15歳のたみは腎不全の治療をしています。
歯石が溜まり炎症を起こすと頬に穴が開いたり顔が腫れることもありますし、腎臓への悪影響もあると獣医さんから聞きました。
歯がなくて不便ではあるけれど、雑菌の塊である歯石を気にすることなく腎臓の治療に専念出来ている事はある意味良かったかもしれないと思います。

ですがその前に飼い主としてもっと若い頃から積極的に歯磨きをして歯石予防が出来ていたら、高齢になってもそこそこ綺麗な歯を残してあげられたのではないかなと反省もしています。

今、我が家には若い犬はいませんが、若い猫ならいます。
とらじ(2歳)&テツ子(1歳)。

犬達の反省を踏まえ、猫の歯磨きはガシガシ頑張っています。
今日はこの猫達の歯磨きの様子をご紹介します。

目次

猫の歯磨きの方法

色々試した結果、厳選した歯磨きグッズは、

以上の4つ。

ウェットシートタイプの歯磨きシートはどのメーカーのでも大差ないと思いますが、それ以外の道具は厳選してます。

猫の歯磨きの仕方

猫の歯磨きは頑張ってるとか言っておいて、ちょっと歯磨きをサボったとらじの奥歯…。
私が押さえて次女に撮ってもらったのでブレててすみません。

これをきれいにしていきましょう。
といってもこの通り↓歯磨き中はみんな必死なので、写真はありません。

  1. 歯磨きシートを人差し指に巻き、歯全体を拭く
  2. デンタルモモちゃんをつけた歯ブラシで奥歯の溝(特に下の写真の赤丸部分)を重点的に磨く
  3. 歯ブラシで取りきれなかった歯垢をスケーラーで取る(しつこい汚れがある時のみ)
  4. 歯磨きシートで仕上げ拭き
  5. デンタルモモちゃんを奥歯に垂らす

上の写真の赤丸の部分に汚れが溜まりやすく歯石にもなりやすいので、ここを重点的に磨きます。

↓歯磨き後

溝の汚れをもうちょっと取りたいところですが…奥歯の溝や歯と歯茎の間に溜まった歯垢はすっきり取れました。

 猫の歯ブラシ&歯磨き道具

実際にとらじ&テツ子の歯磨きに使用しているグッズをご紹介します。

歯磨きシート

とらじもテツ子も歯ブラシやスケーラーは嫌いなので長女に保定してもらって私が磨いていますが、歯磨きシートなら保定なしですんなりと磨かせてくれます。

人差し指に巻きつけてゴシゴシ拭く感じ。
今使っているライオンのペットキッス歯みがきシートは変なニオイもしないし、汚れもわりとしっかり取れるので気に入っています。

若い猫の日常のちょっとした汚れなら歯磨きシートとデンタルモモちゃんだけでも大丈夫かな。

歯ブラシ

人間の赤ちゃん用や360度全面にブラシがついた歯ブラシなどなど色々使ってみましたが、小さな猫の奥歯をきちんと磨ける歯ブラシはなかなか見つからず…。

それにペット用ってなんかやたらと高いし…なんて思っていたのですが、やっと見つけた猫にぴったりな歯ブラシは、マインドアップの猫用歯ブラシ

小さなヘッドに少し固めのブラシ。
奥歯の溝に溜まった歯垢や汚れを、嫌がる猫の隙をついてささっと磨けます。

デンタルモモちゃん(液体歯磨き)

犬が若い時(歯があった時)から長年使い続けているのがデンタルモモちゃん。
犬が歯磨きを嫌がって嫌がってどうしようもなかった時、せめてこれだけでも…と使い始めたのがきっかけです。

以前チキンやお魚の味つきの歯磨き粉を使ってみたのですが、「なんだこれ!変な味!」とものすごい嫌がられてからはデンタルモモちゃん一本。

歯ブラシにつけて磨き、歯磨きの仕上げに奥歯に垂らします。

とらじはモモちゃん大好きなので、歯磨き後はご褒美に舐めさせてあげます。
本来歯に塗るものなので、舐めても歯磨き効果はないと思います(笑)

スケーラー

スケーラーは歯ブラシやシートだけで取りきれない汚れが奥歯の溝に溜まっている時だけ使います。

スケーラーで細かい傷をつけてしまうとその後かえって歯石がつきやすいと病院で聞いたので、歯石をガリガリ削る事はしていません。
歯石になる前の歯垢をごっそり取る感じ。

もし今後歯石がついてしまったらガリガリ取るかもしれませんが…。

猫の歯磨きおやつ

とらじは特発性膀胱炎&ストルバイト結晶&便秘という実に猫らしいトラブルを抱えているのであまり積極的には与えていませんが、歯磨きの後は歯磨きおやつも与えています。

猫まっしぐら。

1日に18~24粒与える事で効果が見られるとのことなので、おやつにしては若干量が多いな…といった印象。
とらじは1回の歯磨きの後に5粒程度にしています。

AAFCOの基準をクリアしていて、おやつというよりは総合栄養食に位置付けられているみたいなので特に気にすることはなさそうですけどね。
1粒あたりのカロリーは1.5kcal以下だそうです。

以上が我が家の歯磨きグッズです。

ビオフェルミン(乳酸菌)も歯周病に良いらしいですね。
とらじもテツ子も(ほぼ)毎日歯磨きしているので試していませんが、歯茎が腫れるなどの症状が将来出てきたら試してみたいと思います。

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