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犬&猫の治療費が高いのでペット保険が必要か考えた結果、貯金する事にした

我が家の高齢犬パピヨンのチヨは謎の膀胱ポリープと気管虚脱、たみは腎不全の治療で定期的に動物病院に通院しています。
ペット保険には入っていないので、医療費は全額負担。
たみの腎不全は初期段階の頃は3ヶ月毎の通院でしたが、現在(2018年4月)は週に2日通うようになりました。
毎回の支払いはもちろん全額負担。
2018年4月現在、今年の医療費は既に20万円を超えました…。
基本の医療費だけで20万円です。
その他に同居猫とらじに抱きつかれて足をひねった時はレントゲンと診察で5,000円。
数年前に膵炎になった時は点滴のために朝~夕方まで入院×5日間で毎日6,000円。
腎臓の数値が悪化して点滴入院した時は1万円×3日間。
それプラス狂犬病予防とフィラリア予防があります(ワクチンは高齢のため、昨年から受けていません)。
ペット保険に入っておけば良かったと心底思っています。
これなら元が取れたはず…。
しかしこの年齢では入れる保険もありません。
ということで犬の保険は考えていないのですが、我が家にはまだ若い猫が2匹いるので、猫の保険を検討しました。
5,000円&タダの猫の初期費用
1匹目の猫のとらじは5,000円で里親団体から引き取り、2匹目の猫のテツ子は道で拾いました。
とらじは家に迎えた直後からひどい便秘と血尿で、約半年間通院を続けました。
どちらも原因がはっきりとしなかったため各種検査と投薬などを行い、その治療費は20万円近く。
その他に生後半年頃に混合ワクチンと去勢手術を受けています。
テツ子は今のところ比較的健康ですが、拾ってすぐに受診した時の健康診断と怪我の治療で約3万円、ワクチンが5,000円、避妊手術で3万円、とらじと遊んでいて階段から落ちて少し心配だったので受診した時に約4,000円。
タダで拾いましたが、家にきて2ヶ月で医療費だけで約7万円かかりました。
幸いとらじの便秘は多くの保険で加入できないとされている巨大結腸症ではなかったので、治療が終わり次第入ろうかなと思っていたところに血尿…。
血尿もひとまず落ち着き、去勢手術もワクチンも終え、テツ子を迎え、ちょっと本気で保険について考え始めました。
とりあえずペット保険の資料請求
チヨたみが若い頃は、ペット保険といえばアニコム一択だったような気がするのですが、今はすごくたくさんの保険会社がペット保険を取り扱っているようです。
ちなみにかかりつけの動物病院は、アニコムの窓口清算が出来なくなり(窓口では全額支払い→各自アニコムに請求)、アイペット加入の人は窓口清算(窓口で負担額のみ支払い)ができるようになったと貼り紙がしてあります。
大人の事情でしょうか。
そんなわけでペット保険の資料を請求してみました。
色々調べるのは面倒だったので一括請求で。
※資料の一括請求はここで頼みました
そしてドサッと届いた資料を見比べたのですが、私勘違いをしていました。
保険料の仕組み
人間の保険と同じ感覚で、加入した時点の年齢に応じた掛け金で固定&保険加入後にかかった疾患の治療は対象となっている病気ならば確実にカバーしてくれると思っていたのですが、そうでもなさそう。
もちろん保険によっては料金設定が〇歳~〇歳はいくらとなっていたり、全年齢固定のところもありますが、毎年保険料が上がる保険が多いのです。
0歳の月額保険料が2500円の場合、0歳で加入すれば何歳になっても2500円なのだと思っていました。
でも0歳は2500円、2歳は2800円という風に何歳で加入したとしても契約を継続していても毎年料金がかわるなら早くから入るメリットはあまりないなぁ…。
慢性疾患への対応
猫は腎臓・泌尿器系の慢性疾患にかかる事が多いから保険に入っておいた方がいいかなと思ったのも検討した理由のひとつ。
ですがよく調べてみたら、同じ疾患の治療に利用できる回数に上限が設けられている保険も多かったりして…。
そして更にその年に慢性疾患で保険を利用出来たとしても翌年はその疾患は対象外になったり、契約更新ができないという話も。
それじゃあなぁ…。
実際の治療費と保険料を比べてみた
猫達はまだそれほど動物病院での治療をしていないので、犬の場合で考えてみました。
例えば50%補償・保険料が月々2,500円の保険に加入した場合。
たみの腎不全の治療は3ヶ月ごとに15,000円かかります。
3ヶ月=年間4回なので上限を20回としても大丈夫。
1回の限度額を12,000円としても、15,000円の50%なので7,500円なので大丈夫。
年間合計6万円の50%の3万円を補償してもらえるということになります。
ちなみに年間の保険料は2,500円×12ヶ月分=30,000円
あら?
…これ以外の怪我や突発的な体調不良などで受診したら損にはならないかな?
ただ腎臓や泌尿器系のトラブルが起こるのは高齢になってからがほとんど。
高齢になると保険料も上がります。
例えばアイペットの50%補償のプランだと8歳の猫の月々の保険料は3,700円。
それに加入したその年にたまたま病気になって保険を利用する機会があれば加入して良かった!と思えそうですが、そうは限りません。
別に保険って得するためにあるものじゃないので当然ですけど。
入院・手術特化型保険
そこで考えたのが通院は全額自己負担、入院や手術をした時にのみ適用されるプラン。
通院にも使えるプランよりも保険料は安くなっています。
例えば、猫1歳の月々の保険料を750円とすると、年払いで8,780円。
2歳:9,740円(月840円)、3歳:10,710円(月920円)、4歳:11,550円(月990円)、5歳:12,650円(月1,090円)。
仮に5歳で入院・手術で20万円かかったとしたら、アイペットの場合だと90%補償されるので、自己負担は2万円で済みます。
1歳~5歳までに支払った保険料は、53,420円。
単純計算で、このケースの場合だと12万6580円を保険でまかなえます。
外猫でもない限り5歳で20万円もかかる手術をする確率はとても低いと思いますが…。
さて、ペット保険どうするか
これまで犬2匹を飼っていて、大きな手術は膀胱結石で開腹手術をした時の6万円が最高額。
実際に癌などで高額な治療費が必要になるのは高齢になってからが多い。
慢性疾患の場合に保険を利用しきれるかどうかは分からない。
健康に暮らしていたら猫が動物病院で必要な治療費は混合ワクチンの5,000円(+健康診断)。
だけで、それはそもそも保険適用外。
それなら健康なうちは毎月1万円でも貯金しておいた方が良いのかなという結論に至りました。
「毎月1万円貯金」
これがまた難しい問題ですが、いざ高額な治療が必要になった時に後悔しないためにきちんとしておかないとなとあらためて考える良い機会になりました。
いざという時に備えた貯金が難しいと感じたら、その時にまた保険を検討しようと思っています。
とりあえず参考までにペット保険について詳しく調べてみることをおすすめします。
私は保険スクエアbang!で資料を一括請求しました。
種類や年齢別に保険料が分かるので、サイトを見るだけでも参考になると思います。