うずらの孵化

うずらの卵の孵化は小学生でも出来る…けれどよく考えてほしい【注意点・届け出】

我が家では、並うずらを飼っています。名前はぶんじ

スーパーで売っている食用の卵から孵りました。

文鳥じゃないけど「ぶんちゃん」と呼びたかったので、性別が分かるまでは「ぶんちゃん」、オスだと分かってからは「ぶんじ」と呼ぶようになりました。

とても可愛いです。本当にかけがえのない存在です。
ペットとしてどうしてあまり人気がないのか不思議なくらい。
鳥飼いたいけど何がいいかな?と考えている人には是非おすすめしたい。

だけど、

うずらの孵化実験をしてみたいな♪と気軽に考えている人には全力でおすすめ出来ない。

そんなうずらです。孵化「実験」って言い方、好きじゃないわ…。

てっとり早く、大人のオスうずらの動画をご覧ください。
これで無理だと思ったらそっとこのページを閉じましょう。

深夜にこの鳴き声を出されても余裕で飼える環境であれば、第一関門突破。

このうずらは並うずらのオスなので、この鳴き声は無理だけどうずらを飼いたい!という場合は成鳥のメスを購入するのが確実です。
卵や雛では性別が分かりません。

さて、うずらを入手するにはいくつかの方法があります。
まずは入手法・卵の孵化、そして注意点についてお話します。

スーパーのうずらの卵から孵化させることについて

うずらの入手先として考えられるのは、以下の方法。

  • ペットショップで購入
  • 養鶉場で分けてもらう
  • 有精卵を購入して人工孵化させる
  • スーパーで売っている食用卵を人工孵化させる(確率は低い&何羽孵るか分からない)

テレビの企画で時々取り上げられていますが、スーパーの食品売り場で売られている卵を温めるとうずらが孵化するとかしないとか。

何を隠そうぶんじも食用の卵を温めて孵化したうずらです。

とても可愛いですが…

本当に孵化させても大丈夫ですか?

孵化をさせる前に、孵化させた後の飼育についてよく考えてみましょう。

成長したうずらの実態について、ご説明します。

うずらの飼育をおすすめできない理由

うずら

卵から育てたうずらは人馴れして本当に可愛いです。
なので敢えて言います。

確実に飼育が出来る環境がないならやめて下さい。

まず、冒頭でお伝えした通りオスは本当に大きな声で鳴きます。
しかも昼夜を問わず、深夜でもふと目が覚めたら叫びます。
窓を閉めていても、外まで聞こえます。

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また、うずらの成長は驚くほど早く、とても小さくて可愛い雛の状態は孵化後1,2週間だけ。

その他にもお伝えしておきたい注意点は山ほどあります。
箇条書きにすると、

  • 1日に1~2回、とんでもなく臭い盲腸便をします。
  • オスは気性が荒く、同じスペースでの複数飼いは難しいと思います。
  • メスは卵を産むのでオスよりも細かな栄養管理が必要です。
  • 餌は粉末状にして、新鮮な青菜を毎日刻んで与えます。
  • おやつに虫を食べます。
  • 驚いたり興奮すると上に高く飛び上がることがあるので、ケージに工夫が必要です。
  • 日光浴をしないと体調を崩してしまいます。
  • 砂浴びをさせるための砂場も用意します。
  • 冬場はヒーターが必要です。
  • 鳥を診てくれる動物病院が近くにないと、体調を崩した時に対処してあげられません。

この時点でちょっと無理かも…?と思ったら、今の環境に合ったペットを探すことをおすすめします。

何羽生まれるか分からない人工孵化を試す場合は、数に見合った飼育環境を用意出来るか冷静に考えて下さい。
30個温めて、30羽飼育出来ますか?

捨てうずらの話

テレビでうずらの孵化が放送された数週間後、近所の公園で捨てうずらが見つかりました。
(数羽は飛び立ってしまい、残った数羽は優しい人が拾って飼ってくれたそうです。)
ヒナは本当に小さくて可愛いから試してみたくなるのは当然ですが、その後のことをよーく考えてください。

可愛い小さな雛ならともかく、並うずらの成鳥の里親を探してもそう簡単には見つかりません。

うずらは一応野鳥でもあるので、最悪自然にかえしちゃえばいいや!
なんて思う人もいるかもしれませんが、自然のうずらを見たことがありますか?

代々養鶉場(うずらの農場)で繁殖してきたうずらは、抱卵の本能すらも薄れたと言われています。
そんなうずらが、元々の生息地でもない街中ではとても生きていけません

お住まいの自治体によっては家畜伝染病予防法に基づく定期報告書の提出が義務付けられています。

私が住む県では、1羽でも飼育していたらその目的(ペット、家禽など)に関わらず提出することになっています。

飼える環境があるなら

何羽孵ってもみんな幸せに暮らせる環境があるなら、きっと良い経験になるでしょう。

お子さんがいるならそれはもう人生を変えるくらいの出来事かもしれません。
我が家の長女(当時小学3年生)は、ぶんじとの出会いで鳥に魅了され、鳥が大好きになりましたから。

しつこいようですが、人工孵化をさせるのなら何も孵るかどうかすら分からない食用の卵を17日間も温めるよりも、確実な有精卵を飼育可能な数だけ購入する(複数個パックの場合は孵化させない分は食べる)のが一番です。

並うずらだけでなく、一回り小さくカラーも豊富な姫うずらの有精卵も売っていますし、わざわざ卵から孵さなくてもうずらの雛・成鳥を購入することも可能です。

うずらは気軽に飼える鳥ではありません。
もしうずらも家族もみんなが幸せになれる環境があるなら、素敵な出会いがあることを願っています。

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