ドッグフードの評価は嘘ばっかりだよ!というお話

投稿日:2018年7月8日 更新日:

ドッグフードを購入する際、何を参考に決めていますか?

  • 獣医さんからのおすすめ
  • トリマーさんからの情報
  • 犬仲間からの情報
  • 店頭で目に止まったもの
  • 店員さんのおすすめ
  • ネットの情報(Amazonや楽天のレビュー、個人ブログの感想・ドッグフード評価サイト

など様々ですが、中でもネットの情報を参考にする方が特に多いのではないかなと思います。

この記事で言いたい事を初めにお伝えしておくと、

  • 私はアフィリエイト目的のドッグフード情報サイトが大嫌い
  • 「アフィリエイト=悪だと決めつけていませんか?」と、大手メーカーのフードをディスってアフィリエイト商品を推す綺麗めなサイトはもっとタチが悪い

少し前まではいかにもなランキングサイトや評価サイトが乱立していたので、ある意味分かりやすく自衛もしやすかったのですが、最近は少し傾向が変わってきました。

個人の犬好きを自称し、アフィリエイト商品だからという理由でせっかくの良質なフードを避けるのは勿体ないと訴えた挙句、大手メーカーの、それも療法食までをもディスってアフィリエイト商品を推すサイトも増えてきました。

私は別に大手メーカーのドッグフード推しではありません。
健康な犬ならば良質で体質にあったご飯をしっかり食べてくれれば良いと思います。
モ〇ワンが合っているならそれでいいし、この〇のごはんが合っているならそれでいい。
原材料にこだわって作られたというおすすめフードの情報を提供する事は間違っていません。

だけど食事療法を必要とする病気になった犬や猫の切羽詰まった飼い主に、「R社のフードには危険な添加物が」とか「大手フードメーカーと動物病院には癒着が」なんて情報を与える事が許せない。

例えば腎不全の犬用に向けた低たんぱく低リンのフードなら他にもたくさんあるのに、大手メーカーの悪の部分を知り、フードについて学び、ひとつひとつのフードを詳しく調べ、犬や猫のためにより良いフードを紹介すると自称する管理人が、大手メーカーのフードをディスり、他メーカーのフードも紹介せずにアフィリエイト商品のみをイチオシとする。
病状に合った大手メーカーの療法食を使うという選択肢を無きものとした罪は重いです。

添加物なんて気にせずにロイカナのリキッドを与えていたら助かった命がそこにはあったかもしれないのに、その機会を奪った罪はとても重いです。

じゃああなたの犬が腎不全になったら、質の悪いロイカナは食べさせないで「クレアチニン、BUNを下げる国産の療法食」と言い切っている獣医師監修の療法食でBUNとクレアチニンを下げて治してあげてくださいねと言いたい。

ドッグフードのランキングってどうやって作ってるの?

初めに断っておきますが、ドッグフードを紹介している全てのサイトがいい加減なものでありません。
しかしこのようなサイトがとても多い現状を飼い主さんは知っておくべきなので、ちょっと解説してみることにしました。

犬好き奥様
うちのわんちゃんに良さそうなドッグフードを知りたいわ♪

犬好き奥様は「ドッグフード おすすめ」「ドッグフード ランキング」などのキーワードで検索してみました。

犬好き奥様
どのサイトでも「わんこちゃんのごはん」の評価が高いわ。
きっととても良いフードなのね♪

「わんこちゃんのごはん」の販売価格は3,000円。

店頭で売っているフードと比べると若干割高ですが、「グレインフリー」で「ヒューマングレード」で「高タンパク」でとても良さそうなフードです。
どのサイトでも高評価ということは、間違いなく上質なフードなのでしょう。

と、純粋に愛犬のためにドッグフード探しをする飼い主は思うでしょう。
そしてとりあえず「わんこちゃんのごはん」を買ってみます。

さて、「わんこちゃんのごはん」は確かに本当に上質なフードなのかもしれません。
しかしどのランキングサイトでも同じように評価されるほど素晴らしいフードなのでしょうか。

サイト管理者側の立場になってみましょう。
「わんこちゃんのごはん」の販売価格は3,000円
自分のサイト経由で1袋売れると、メーカー側から3,000円の報酬が支払われます。

ご自身のブログで楽天アフィリエイトをやったことがある人なら分かると思いますが、自分のサイト経由で商品が売れたとしても報酬はせいぜい売上金の1~3%の楽天ポイントが入るだけ。
「わんこちゃんのごはん」で得られる収益がいかに大きいかがお分かりになると思います。

一見販売会社に利益がないように思われますが、その後継続して3,000円のフードが売れ続ければ良いのでしょう。

サイト管理者からするとフードが1ヶ月に100個売れたら、30万円の報酬を手にすることになります。
こんなうまい話はないですよね。どうにかして売りたいと思います。
それがランキングに反映されているのです。

ランキングサイト・情報サイトのゴールはひとつ

次に今我が家の長老チヨ(パピヨン17歳)がサブ的に食べているドライフード、ハッピードッグの評判が気になるので検索してみます。

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ハッピードッグ 評価

トウモロコシを使ってるからダメですね…

おすすめのドッグフードを見てみる

グレインフリーな「わんこちゃんのごはん」がおすすめ!

あれ?
また出た「わんこちゃんのごはん」

今度はパピヨンにおすすめのドッグフードを調べてみましょう。

パピヨン ドッグフード

高たんぱくでグレインフリー、ヒューマングレードの「わんこちゃんのごはん」がおすすめ!

あれ??

今後はじゃあ…例えば皮膚が弱い犬のご飯を探しましょう。

犬 皮膚疾患 フード

アレルギーを引き起こす穀物を使わず、高たんぱくな「わんこちゃんのごはん」がおすすめ!

あれ???

ドッグフードのランキングサイトなら何となく察して「わんこちゃんのごはんですね、はいはいw」と流せるというかランキングサイト自体を見ませんが、このようにドッグフード関連のキーワード以外にも無理矢理ねじこんでくるのがまたいやらしい。

こういった収益を目的とするサイトでは、まず初めにゴールを設定します。
この場合「わんこちゃんのごはん」ですね。
だからどの記事を真面目に読んでも結局は「わんこちゃんのごはん」にゴール。
実際は収益を得られるドッグフードは数種類あるので収益が高い順に紹介することが多いですが。

ただ、これは報酬を得てサイトを運営している側のモラル問題であり、こうした広告の出し方をしているフードの全てが如何わしいかというと、そうとも言いきれません。

そしてもうひとつ、病気の情報を知りたいのに検索しても検索しても薄っぺらい情報が出てきますよね。
昨年末に人間の医療系のいい加減な情報サイトの存在が問題になってからは、こぞって【獣医師監修】というおまけをタイトルにつけるサイトが増えました(本当に獣医さんに頼んで監修してもらっているのでしょうが)。
ただ、【獣医師監修】のサイトでも治療に関する突っ込んだ内容は書いておらず、サイトによっては情報だけでなく最後は結局「わんこちゃんのごはん」に誘導されることも…。

情報選びは自己責任

犬や猫の病気に関する情報は、ネットのどの情報よりもかかりつけの信頼できる獣医さんから得られるもの。
私は自分の犬が病気になった時、他の飼い主さんのブログに書き綴ってあった闘病記がすごく参考になったので、これからの人のためにもと思い事実を書いていますが、それは私の犬の体験談でしかありません。
100%同じ様にしたところでどの犬にも同じような結果が出るとは思いません。

時々、私のサイトの記事をパクっている犬の情報サイトも見かけます。
私のサイトは過去の記事も出来るだけ最新の内容に更新していますが、パクられた内容は一人歩きするだけ。
それがその道の真実の如く。

情報の取捨選択は自己責任。とても気持ちの悪いネット社会です。
ネットで情報収集するのなら、まず目の前の犬を見ること。ドッグフードの成分を自分で読んで調べること。
その上でネットの情報の中で自分に有益なものを見極めるスキルが必要なのかもしれません。

何が言いたいかと言うと、ドッグフードを選ぶなら小奇麗なランキングサイトより楽天とかAmazonのレビュ―を見た方が良いですよということでした。

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