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アクアテラリウムの陸地の土台の作り方。土嚢&底面フィルターで【小型水槽】

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ビバリウムでアマガエルを飼育しているのですが、レイアウトにやや不満があったことと、水替えが面倒臭くなってきたのでアクアテラリウムに変更しました。

使用している水槽やライトなどの機材については以下の記事にまとめてあります。

今回作るアクアテラリウム水槽のレイアウトは、

  • 水替え不要の浅瀬の水辺
  • 樹上カエルが余裕を持って暮らせる陸地

この2点に注意しながら作ってみました。

普通の水槽で浅瀬を作る場合は↓こんな感じに陸地の土台に水中フィルターを埋め込む方法が簡単かつ濾過力もあって良いです。

しかし今回使用する水槽はGEXのグラステラリウム3045

前面が観音開きになっていてレイアウトや世話がしやすく爬虫類の飼育には最適なのですが、この水槽に水を張るとしたら水深は6~7cm程度が限度になります。

水を張るだけなら良いですが、そこに濾過装置を入れるとなるとなかなか大変。
それに最初の写真の水槽は流れのある川に住むカジカガエルを飼育していた時のもので、樹上性のカエルであるアマガエルは水分補給と産卵の時以外、水辺や水流を必要としません。
このアマガエル達を採集したのは田んぼなので、出来る事なら田んぼみたいな沼地を作りたいところ。

しかし小型水槽内で沼地となるとあまり現実的ではないので、アマガエルが生息していた田んぼの近くにあった小さな浅瀬の水路をイメージして作りました。

それが↓こちら。

なかなかよく出来ました!

が、水漏れしました…。実践するなら、水を入れることを想定して作られた水槽を用意しましょう。

それでは(水漏れしない水槽での)アクアテラリウムの作り方や使用した機材などを詳しくご紹介していきます♪

今回一番の悩みは陸地の土台をどうしようかという点。
私なりのレイアウトの方法も合わせてご紹介します。

目次

アクアテラリウムの土台とレイアウトの方法

今回は新規の立ち上げではなく、カエルを虫かごに避難させた状態でのリセットでした。
早くしてあげないと!と時間との闘いだったため、肝心の土台の写真はなし…。
代わりに私特製ヨレヨレのイラストとともに解説していきます。

私は底面ろ過が一番好きなので、今回も底面フィルターを採用しました。
浅瀬の水辺で、フィルターと水深を合わせて7cm以内に収めないといけないのが大きな課題。

そこで使用したのが、水作スペースパワーフィットプラスパワーヘッドセットと、ボトムフィルターミニ
これを水辺部分の底面に埋め込みました。

そして問題の陸地部分の土台は、リング状の濾材をネットに入れ、土嚢のように積み上げ、その上にロカマットを敷いてみました。

↑こんな感じ。

ビバリウムで使用した時の写真ですが、ネットに入れた濾材は↓こんな感じです。

今のところ水辺には生体を入れていませんが、いずれ何かを入れた時に土嚢の隙間から生体が入り込んだり、フィルターの隙間などにカエルが挟まらないように、隙間という隙間にちぎったロカマットをグイグイ詰め込んでいます。

ボトムフィルターミニは2枚入りなので、同じように水辺をL字レイアウトにしたいなら2セット購入すると良いですね。

この土台の上から水辺には砂利を敷き、陸地には植物を植えるための土を乗せていきます。

砂利はお好みですが、私は細かい砂利が好きなので今回はチャームさんで売っている湧水の砂スモールを使いました。

このサイズの砂利を底面フィルターにそのまま載ると吸い込まれて水中ポンプが壊れるので、底面フィルターも土嚢と同じロカマットでグルグル巻きにしてあります。

陸地部分の土はビバリウムに入れていた、赤玉土と腐葉土を混ぜたもの。
ネットよりも100均の園芸コーナーで買うとお得かも。

滝も作れる

今回私はアマガエルの環境第一に考えてなるべく水流を作らないようにスペースパワーフィットプラスのシャワーパイプをガラス面に向けてあります。

水槽に入れる生態やレイアウトによってはこのシャワーパイプにエアチューブを差し込み、好きな場所から排水させれば滝や川の流れも再現出来ます。

アクアテラリウムに使った苔・植物

今回使用した植物は、100均のハイドロカルチャーコーナーに売っているガジュマルやナギの木など。
ビバリウムで使っていたものを移植しただけです。

苔はこれまでいくつか使ってみた結果、植物を育てるのが大の苦手な私でも枯らすことなく維持出来ているホソバオキナゴケ一択。

赤玉土が露出している部分全部に敷き詰めたいので、追加注文しました。

そんなこんなで完成したアマガエル用アクアテラリウム水槽はこちら↓

いいですねー
カエル映ってないしこの水槽はその後水漏れしましたけど。

とても小さな浅瀬ですが、オタマジャクシを捕まえたら水辺で飼ってそのまま上陸しても安心だし、ドジョウくらいなら飼育出来るかな?
あとは苔を増やしたら最高の仕上がりになりそうです♪

今回ご紹介した機材や植物はチャームさんで一通り手に入れられます。
到着が早く梱包も丁寧。何年も利用しています。

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