オーガニック素材のみを使用したドイツの腎臓・泌尿器系に問題を抱えている犬用療法食「ビオピュア(BIOPUR)ニーレン・エアクランクンゲン」のご紹介です。

私の知る限り最もお高いウェットフード。
一缶400gと大きめの缶ではありますが、それにしても高い。
高いですが、高いだけの事はあります。
まるで手作り食のような香りと品質。
腎臓食ですがたんぱく質・脂質・リン・カリウムなど腎臓に負担をかける成分だけでなく脂質も低いので、逆に一体どこで栄養とってんだ?と不思議に思ってしまうような療法食。
膵炎やその他脂質を出来るだけ控えたい疾患を持っている子でも安心ですね。
原材料や成分は販売店のHPをご確認ください。
ビオピュア(BIOPUR)ニーレン・エアクランクンゲンレビュー
どどーんと大きな缶詰、ビオピュア ニーレン・エアクランクンゲン。

なんと1缶1300円以上します。
食べきれない分は冷凍しましょうね。もったいないから。
これを開けて食べなかったら…と毎度のことながら恐る恐る開缶。

おっ!今までの缶詰フードにはない感じ。
野菜と鶏肉を煮込んで作った手作りフードに近いですね。
香りも強くなく、犬としてはどうか分かりませんが、これまで試したフードの中で人間が食べるとしたらこれがダントツで美味しそう。
すごく柔らかいので歯がない老犬にも食べやすそうです。
では、実食…。

パクーーーッ!
食べた―!
って毎回最初は食べるんですけど。
なかなか美味しそうで、この後も味見とお腹に慣れさせるためにスプーン3杯ほどお皿に入れてあげた分も平らげました。
腎臓を患っていない同居犬チヨも羨ましそうだったので分けてあげたらものすごい食いつき。
高いご飯はすごく美味しいみたいです。
原材料は、
Bioライス 、Bio鶏肉 、Bioニンジン 、Bio鶏レバー 、Bioサンフラワーオイル

Bioとは、EU有機農業規則で厳しく定められたオーガニックの国家認定証で、この基準を満たさずにBioを名乗ると罰則の対象になるのだとか。
野菜、肉・卵、加工品それぞれに規定が設けられ、その全てを満たさなければなりません。
安心安全な素材を使っているからこそのお高いフードなんですね。
給餌量は2kg:100g、5kg:200gとのことなので、理想体重3kgちょっとのたみ(今は痩せちゃって2kg台ですが…)は間をとって150g。
どんなに高級でも美味しそうでも多分すぐに飽きて食べなくなるので、処方食のドライフードと混ぜたり手作り食のかさ増しに使ってみようかなと思います。
とってもお高くて安心安全な腎臓用療法食「ビオピュア(BIOPUR)ニーレン・エアクランクンゲン」のご紹介でした。
