健康・飼育【猫】

猫の誤飲・食欲はあるし吐かないけど受診した話【猫じゃらしの催吐処置】

猫のとらじ(雑種4歳)は小さい頃からヘアゴムや紐状の物、布製のオモチャの一部などを飲み込みがち。

これまでに飲み込んで吐き出したりウンチから出てきたものは、

  • ヘアゴム
  • 輪ゴム
  • リボン
  • 猫じゃらしの一部
  • 犬のバンダナ

など…。

犬のバンダナって長辺が20cmくらいの三角形の布です。
これをどうして食べようと思ったのか本当に謎。

どれも大事に至ることはなかったのですが、その度に受診してレントゲンを撮り、「これかなぁ…?」とボンヤリ写る影を確認した翌日に吐いたりウンチから出てきたり。

ということが一時期頻繁に起こっていました。

とらじが食べるものは大抵人間の子供(当時園児~小学校低学年)が散らかしたり落とした一瞬の隙に食べられてしまっていたので、

今度ヘアゴムを床に放ってあったら髪を切る

と宣言。

宣言したにも関わらずある日とらじがヘアゴムを吐き…。
子供達は数年間オカッパでした。

小中学生になった子供はオカッパが嫌になり、ヘアゴムは1人1本(なくしたら見つかるまではいずり回って探す&とらじが食べたらオカッパ)という条件付きで所有しています。

他にも図工で使う材料や工作で出たゴミ、猫のおもちゃなどとらじが食べそうなものの放置は禁止。
猫のおもちゃは必ず所定の引き出しにしまうことという決まりもあります。

他のルールは緩々の我が家でも、とらじの誤飲に関しては本当に厳しく管理しているにも関わらず今回とらじが数年ぶりに誤飲。

今回は猫じゃらしの誤飲で特にひどい症状はなかったものの催吐処置を行ったお話です。

猫の誤飲の原因と検査・処置

原因は完全に私の気の緩み。
2匹の老犬介護が終わってしまい、突然のコロナ休みに翻弄され、何だかもう疲れ果てて具合悪くなって寝ていたら怪しい気配がしてリビングに戻ると、

猫じゃらしの先端がありませんね。

過去の行いからして犯人はとらじでしょう。
猫じゃらしを放ってあったのは、少しだけ開いていた引き出しを全開にして一番のお気に入りだったこの猫じゃらしを取り出した同居猫テツ子でしょう。

そしてこの程度のサイズならそのうち吐くかウンチに混ざって出てくると思われます。

というわけでその日から毎回とらじのウンチをほじることにしました。

すると翌日、テツ子が突然の嘔吐。

…まさかテツ子が食べた?

容疑者が2匹になりました。

2匹をそれぞれ振ってみたけど音は聞こえない…。
聴診器を当ててお腹を叩いてみたけど聞こえない…。

ちょうど担当の先生がお休みなことと、猫じゃらしを食べた疑惑から1週間後はとらじの腎臓の定期検診の日なのでそれまで様子をよく観察し続けることにしました。

ウンチからは一向に出てきません。
テツ子が翌日に吐いた以外は2匹とも嘔吐もなく、食欲も元気もある。

何事もなく1週間が過ぎ、2匹を病院に連れて行きました。

先生
2匹ともレントゲンを撮りましょうか。

という先生の提案に、

容疑が濃いのはとらじなので、とらじのレントゲンを撮って何も異常がなかったらテツ子をお願いします。

と依頼。

とらじの胃袋に可愛い鈴が。

ついでに腎臓の結石も写っていました。

内視鏡で取るのが確実とのことでしたが、これまでもこのサイズなら吐いたことと、麻酔の腎臓への影響を考えてまずは催吐処置をお願いしました。

全く吐かなかった場合はそのまま麻酔をかけて内視鏡で取るとのことでとらじは一時お預け。

2時間後、「とらじ君が吐き出しました」と連絡をいただき、病院へ直行。

先生
ものすごく上手にポーーン!と吐き出しました

と先生ニコニコ。

腎臓の血液検査を予定していたので朝から絶食していましたが、帰宅後はすぐに一食分を食べて体調を崩すことなくのんびり寝ています。

現物をいただいてきました。
同じ商品と比較。

このボアの中に直径8mmほどの鈴がひとつ入っています。

これはもう戒めとして永久保存しておきます。
これをまた食べたら元も子もないですが…。

猫の誤飲の処置にかかった費用

今回の検査・処置にかかった費用は、

  • レントゲン¥2,500
  • 催吐処置¥15,000
  • 点滴¥2,800

およそ2万円。

ちなみに元保護猫のとらじの譲渡諸費用は5,000円。

ゲボ1回4とらじ。

万が一吐けなかったら腎臓の悪いとらじに麻酔のリスクがかかります。
万が一腸で詰まったり穴が開いたらリスクがある上に命にも関わります。

そして費用も4とらじどころではなかったでしょう。
どんなに貧乏になろうとも出し惜しみません。まさにプライスレス。
しかし何とらじを積もうとも、とらじの体には確実に大きな負担が残ります。

どんなに好きでも飼える数には限界がある

私はこの1年で愛犬2匹を亡くし、

犬が足りないなぁ…
もう犬は飼わないとか言ってたけどやっぱり飼いたいなぁ…

なんてボンヤリと考えていました。

目の前に自分の欲よりも大事な存在がいるにも関わらず。

腎臓の悪いとらじ(ペット保険は断られた)にはこれから先、何とらじもかかるでしょう。
ペット保険に加入している健康なテツ子だっていつ何があるか分からない。

喉元過ぎれば熱さ忘れると言うけれど、

「これからまた飼ったとして、チヨたみと同じだけの世話を終生責任持ってする自信は、経済的にも体力的にもない」

介護中に何度も思った事を忘れてはいけないなと改めて思いました。

今いる子達が安全に快適に健康に生き抜けるように、私は今ある責任を全うすべきなのだと、こんな出来事がないと分からないなんて情けないなぁ…とちょっと泣いた出来事でした。

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