健康・飼育【猫】

猫の足が不自由だけど、平和に暮らしている話【障害のある猫との暮らし】

我が家猫、とらじは後ろ足が不自由です。

生後2ヶ月頃、里親団体に保護されて、我が家に来ました。
保護された時点で後ろ足をびっこひいて歩いていたので、先天的ORごく小さい時に事故に遭ったか強い外部刺激があった可能性が高いとのこと。
保護していた方が連れて行った病院では、骨盤が神経に当たっているのかもしれないとの診断だったそうです。

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とらじの足はどうしたもんかと調べていた時期もあり、馬尾症候群という疾患がとらじの状態とよく似ていることに気付きましたが、我が家のかかりつけの獣医さんは

獣医さん
とらじちゃんの個性として、この足と、便秘と、血尿と、うまく付き合っていきましょう!

という診断(?)です。

私としてはいずれは手術が必要かとも考えていましたが、多少の介助があれば日常生活に支障はないので、治るとも限らない手術のリスクよりもこのままの方が良いと判断しました。

とらじは後ろ足が不自由な分、前足がとても力強いです。前足だけで走ることも出来ます。
階段の上り下り(下りはほとんど落ちてるけど)も出来て、排泄も問題ありません(便秘だし、特発性膀胱炎だし、慌てていると足が持ち上がらなくて上半身だけトイレ→全部外に出すこともあるけど)。

また、とらじは単純に「足が悪い」猫ではなく、幼い頃からの特発性膀胱炎に始まり、腎結石、慢性腎不全とトラブル続き。
療法食の給餌と水分摂取のため、腎臓病発覚後は食事の介助も加わりました。

日常生活はどうにか自力で出来ているのか出来ていないのか…という状態ですが、やっぱり人の手を借りないとなかなか大変な面もあるので、障害のある猫とらじのお世話についてまとめました。

健康面

排泄はトイレで出来るのですが、溜まった感覚が鈍いのかギリギリまで溜め込んで漏らしてしまったり、トイレのふちを乗り越えられずに漏らしてしまったり、重度の便秘になって苦しんだり…。

とらじ自身の排泄のタイミングを待っているとどうしても体調に問題が出てしまうので、1日を通してとらじの下の世話をしています。

まずはオシッコ問題

とらじは膀胱パツンパツンになっていてもまだボーっとしていることも多いので、1日に何度か膀胱を触って溜まり具合をチェック。
トイレに連れて行ってオシッコをさせます。
排尿自体は自分で出来るものの、トイレの中で転んだり、途中で立ち上がりお尻を上げてそこら中に飛ばすので排尿中はとらじの体を支えてあげます。

また、嫌な事があるとすぐにオシッコを漏らす(攻撃?)ので、病院に行く時は必ずオムツを着用しています。
以前オムツなしで超音波検査を受けたところ、先生がオシッコまみれに…。

オムツは今はお空にいる同居犬たみちゃんの形見「人間用のムーニー」に穴を開けたものを使っています。

犬のおむつを人間用で代用する場合の選び方【各メーカー比較・尻尾穴など】

通院の時しか使わないので、ムーニーがなくなったら「猫用マナーウェア」にしようかと思ってます。

次にウンチ問題

とらじは頑固な便秘です。
小さい頃にひどい便秘で苦しみ、療法食(ロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維)を与えたところ改善したものの、今度は特発性膀胱炎に…。
そして2019年秋以降は腎臓病が発覚したため療法食は腎臓と腎結石に配慮されたもののみ。

便秘は腎臓にも悪影響なので、便秘対策としては時々「ラキサトーン」を与える以外は、ほぼ毎日~1日おきにお腹のマッサージ&ひどい時は自宅で摘便をしています。

とらじの便秘がどれだけすごいかって

茶色いところ全部うんこ(ピンクの点は腎結石)。

毎回摘便するのは負担になるので、外からほぐしてほぐしてある程度肛門方面に誘導してからトイレに連れて行くと自分で排泄してくれます。

そんなとらじの愛用のトイレは、「デオトイレ快適ワイド
他にもいくつか試しましたが、これが一番。

デオトイレ快適ワイドを購入したのでレビュー♪【足の不自由な猫にも快適!】

歩行補助

とらじは普通の猫と比べるとちょっと変わった感じではありますが、後ろ足をぴょこぴょこさせながら自分で歩けます。

障害物があると時々引っかかるけど、助けてあげれば大丈夫!

ちょっとだけ高いところに自分で登れた時は🐱僕すごいでしょう!誇らしげ。

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後ろ足は基本的にいい加減な感じ。

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とらじが自力でヨイショと上れるのはこのくらいが限界。
たまに足場を利用してもう少し上を目指していますが、この状態で困っています。

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だから高いところに乗せてもらうととても嬉しそうにします。

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ケージで生活していた頃は、ご飯を床に置くと同居犬猫が食べてしまうので、ケージの2段目。2段目でも食べられてるけど(笑)
これでもとらじは自分では飛び乗れないので毎回呼ばれて抱っこで乗せます。
トイレの前にはレンガや箱を置いて踏み台を作ってありました。

12479467_583290461820972_174678234_nとらじは一緒に保護された兄弟猫は保護直後に里親さんが見つかり、その後我が家に来るまでの2ヶ月ほどの間は犬の美容院で預かられていました。
そして我が家には犬が2匹。

物心ついてから自分以外の猫を知らずに育ったので、とらじの1年後に拾ってきた猫(テツ子)の普通の猫らしい動きを見て、いちいちカルチャーショックを受ける様子がとても可愛かったのが印象的です。

お手ができます

ご飯を食べたい時、トイレに入れない時、漏らした時、外を見たい時、キャットタワーに上りたい時、耳が痒いのに掻けない時、ウンチをしたい時、とらじはお願いをしに来ます。
どうしても人の手が必要なのが分かっているのか、意思の疎通がとてもよく出来るし、本当に素直で穏やか。

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「※ハンデがあることに理解のある方のみご相談ください」
と書いてあったとらじ。

性格も個性も何から何まで上等の猫です。

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