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犬の角膜潰瘍の症状と治療の記録【目薬で完治するまでの期間など】
パピヨンのチヨ(16歳)、半年ほど前に黒目に白い点を発見。
診察の結果、角膜潰瘍か角膜ジスロトフィーか…ということで、目薬による治療を行ったところ改善が見られたので「目薬で治るということは角膜潰瘍」という診断が下されました。
あれから半年。
左目の潰瘍があった部分には白い痕が少し残りましたが、ほぼ落ち着き、毎日消炎剤とヒアルロン酸を点眼して悪化しないように維持しています。
視力には問題はなさそうです。
ホッと一安心していたのですが、1ヶ月程前に今度は反対の右目に同じような白い点を発見…。
分かりづらいと思いますが、緑の丸の中心にある白いモヤッとした箇所です。
こっちもか~と思いつつ、ヒアルロン酸を朝晩点眼していたのですが、どうやら回数が少なかったみたいで症状が悪化…。
ちょっと本格的に治療を開始したので、記録をまとめていきます。
犬の角膜潰瘍の症状
上の写真の白い点を発見したすぐ後から、右目だけ涙目になることが多くなりました。
時には涙をポロリと流すことも。
いかにも炎症を起こしていそうな汚い目やにが出ることはなかったのですが、いつもショボショボした感じ。
点眼の回数を少し増やして様子を見たところ涙目は治まってきましたが、潰瘍自体は微妙に悪化しているような。
分かりますか?緑の丸の方は角膜にクレーターの様なくぼみが出来ています。
ピンクの丸の方は、前回の角膜潰瘍の痕。
潰瘍が悪化すると角膜に穴が開いてしまったり失明することもあるので、早い段階で治してしまいたいところです。
角膜潰瘍の原因
角膜潰瘍の原因は外傷や逆さまつ毛など外部刺激が多いそうなのですが、チヨは後ろ足がヨレヨレなので歩く時はいつも人間が補助しています。
目を傷つけるシチュエーションなんて無いんだけどなぁ…。
と思っていたら、
目を半開きで寝る子は乾燥して出来ることもあります
と獣医さんが教えてくれました。
あ…。
角膜潰瘍の治療
角膜潰瘍の治療は、とにかく頻回の目薬。
今回はごく初期に見つけたので朝晩だけ点眼をしていましたが、それが全然足りなかったようで悪化してしまいました。
というわけで1日最低5~6回の点眼が義務付けられました。
使用する目薬は前回の治療でも使ったヒアルロン酸ナトリウム点眼液の0.3%の濃度のもの。
チヨちゃんの点眼は毎回↓こんな感じなので大変ですが…
まぁがんばります(笑)
頻回の点眼を続けても改善しないor悪化する場合は、採血をして自分の血液から目薬を作る「自己血清点眼」という方法を取るそうです。
角膜潰瘍は完治するかどうか
今回も潰瘍自体が治っても、上の写真の左目(ピンクの丸)の様に白く痕が残ると獣医さんが教えてくれました。
また、表面が治ったと思っても内側には炎症が残っていることがあるので点眼は自己判断でやめないように。
乾燥予防のため治った後もヒアルロン酸の点眼は続けた方が良いとのこと。
ちなみに左目はいくら点眼してもなかなか治らない状態が続いたのですが、ある日汚い黄色い目やにがドロッと出てきて、その日を境に白い痕は残っているものの完治した様な気がします。
残っていた膿が出てきたのかな?
新しく出来た右目の角膜潰瘍も点眼を続けるうちに白っぽい痕は残ったものの潰瘍は完治。
※チヨはその後も元気に過ごし、18歳で亡くなるまで悪化することはありませんでした。