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あさりの飼い方。餌・水槽・フィルター・砂利など我が家の場合
あさりを飼い始めました。
何言ってんだこいつ…と思いましたか?
36歳の私、さすがにあさりを飼おうとは思いません。
夕飯のおかずにしようと砂抜きをしていたら、9歳次女が勝手に飼い始めました。
せっかく飼うならきちんと飼いましょうということで環境を整えたところ、なかなか面白い水槽が出来上がりました。
水質もあさりの状態も安定している様子。
「あさりの飼育法」というのははっきりとは確立しておらず、図鑑にもなかなか載っていないので手探り状態。
今回ご紹介する方法で、以前潮干狩りで採ってきたあさりと、あさりに寄生するピンノという小さな蟹を長期間飼育した経験があるので、うまく管理できればこの飼育法で大丈夫だと思います。
↑ピンノ。
あさりを茹でたらたまに中から出てくる小さい蟹です。
あさりの飼い方
あさりの水槽は一見何が入っているのか分からずものすごいつまらなそうですが、なかなか面白いです。
下の動画はあさりではなく同居の(多分)バカ貝ですが…。
面白いでしょ?
これを面白いと思わないなら早めに食べちゃいましょう。
あさりの飼育に最低限必要なものは、
- 海水
- 餌
- 濾過フィルター
- 砂
海水と餌、砂に関しては、海が近くにあるならば直接採集してくるのが一番ですが、それが難しい場合は人工的に作らなければなりません。
我が家は内陸なので、人工海水一択。
GEXの人工海水シーウォーターを購入しました。
あさりは主に植物性プランクトンを餌とするので、海水用の植物性プランクトン「フィトクローム」を用意します。
与える量は付属のスポイトの先から1,2cmくらい。1日1回与えています。
濾過フィルターはお好みのもので良いと思いますが、必ず海水に使用できるものを選びます。
私は比較的安価で使い勝手が良いGEXコーナーパワーフィルターを使っています。
砂を吸い込まない様にフィルターの周りにウールマットを巻いています。
砂は偶然家族が九十九里の方へ用事があるとのことだったので、海岸で採ってきてもらいました。
その際に多分、バカ貝かな?二枚貝と小さなエビや虫などもおまけで捕まえてきてくれたので、水槽にはあさり以外の地味な生物が生息しています。
砂を購入する場合はあさりが潜りやすいように細かいものを選びましょう。
バクテリア付きのものがおすすめ。
潜れる深さになるように水槽のサイズに合わせた量の砂を用意します。
水深はフィルターを稼働させて酸素を供給できるなら、フィルターが隠れるくらい。
酸素量が足りないと酸欠になってしまうのでフィルターが無い場合は、調理前の砂貫と同様あさりが呼吸できるようにそこそこ浅めにした方が良いですが、そもそもフィルターがないとすぐに水質が悪化してそう長くは飼育出来ないので、フィルターは必須です。
砂はあさり的には深ければ深い程嬉しそうですが、水槽では限界があるので、あさりが完全に隠れられるように3,4cm以上は用意してあげたいですね。
上の写真では砂の上にいますが、今は完全に潜って水管だけ見え隠れしています。
スーパーで買ったあさりを飼育する場合など、人工海水のみで水槽を立ち上げる場合はバクテリアも添加しておくと早めに水質が安定します。
私が使っているのは「シマテックPSB水質浄化栄養細菌」。
淡水海水両方に使えるので、メダカや金魚の飼育などにも活用出来るので便利です。
これだけ用意したら、あとは最初の半月~1ヶ月くらいは2,3日に一度水を3分の1くらい交換しながら様子を見ていきます。
水質が安定すると水が澄んでくるので、見ればすぐに分かると思います。
以上、需要があるのかないのか分かりませんが、あさりの飼育方法をお伝えしました♪