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犬の後ろ足がふらつく&ひきずるので診察を受けてきました【老犬のヘルニア】

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チヨ(パピヨン16歳)、後ろ足が弱ってきたと気付いたのは半年くらい前。
アンチノールを初めてみたり、グルコサミンやコンドロイチンを与えてみたりしましたが、ここ1,2週間でますます後ろ足がおぼつかなくなってきました。

単純に老化による筋力の低下や関節炎だと思って様子を見ていたのですが、それならそれでもうちょっと治療法があるのではないかと、詳しい獣医さんの診察を受けてきました。

診察の結果、「関節炎も多少あるかもしれないけれど、根本的な原因はヘルニアの一種で慢性的な神経症状ではないか」とのことでした。
関節が原因ではないのでアンチノールもグルコサミンもコンドロイチンも効かないらしい。

そこで私がとったチヨちゃんの後ろ足対策をご紹介します。

目次

老犬の後ろ足の麻痺とその対策

左の後ろ足をまっすぐ伸ばしたままなので、頻繁によろけたり尻もちをつくというのがチヨの主な症状。

寝る時もまっすぐ。

私は膝に問題があって曲げられないのかとか、筋力が極端に落ちたのかとか、もともと緩い膝の関節がおかしくなったのかと思っていました。

しかし実際は背骨から左右に伸びる神経の左側が少し麻痺していて、自分の足が今どこにあるのかが分かっていないのだとか。
獣医さんが行った様々なテストでも足の甲を床につけた時に元に戻す反射がありませんでした。

「例えばこれが若い犬の急性のヘルニアだった場合、針や消炎剤、レーザーなどの治療も選択肢としてありますが、老犬の場合下手に手を出さない方がかえって長生き出来るというのも正直なところ」とのこと。
これには私も納得。

後ろ足の麻痺には専用のサポーターやコルセットもあるけれど、パピヨンの様な小型犬への使用はなかなか難しいとのこと。

獣医さんは、↓この様に足を自分で曲げられない子のために膝の辺りと胴のベルトをバネで繋ぐ形の器具もあると教えてくれました。

チヨの転倒防止のため、つい2,3日前に洋服に持ち手を取り付けた私。

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…これ(バネ)も服につけよう。

子供のお古のセーターを三角に切り、カバーオールの裾を少し持ち上げる形でお腹の部分に縫い付けました。

なかなか良い。

でもチヨの膝の位置からすると、もうちょっと大胆に縫えば良かったです。
少しずつ改良しましょう。

獣医さんも「このくらい小さい子なら無理に装置をつけるよりもお母さんが作った取っ手がすごく良いと思います!」と褒めてくれました。

↓更に改良しました。

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症状が進むと足の甲を常に引きずってしまい、こすれて剥けてくる事もあるそうなので、麻痺している足だけ靴下を履かせるのも効果的だそうです。
チヨは普通のニットの靴下ですが、獣医さんはポウズというゴム製の靴下がサイズが合えばおすすめと言っていました。

老犬生活は大変ですが、試行錯誤のし甲斐がありますね。

その後作った後ろ足補助ハーネス↓

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