老犬生活

老犬介護と子育ての両立。私の気持ちと子供の気持ち。

2019年4月2日

今、私の生活の中心は老犬介護。

特に要介護度が一番高いたみに関しては、あらぬ方向に首を捻じ曲げてひっくり返ったり、安全対策など無意味な勢いでどこまでも転がっていくので、大げさでもなくほんの数秒目を離した隙に何が起こるか分からず、付きっきりな状態です。

ご飯も流動食。お水も飲ませてもらわないと自分では飲めない。
オムツが少し汚れたらパニックになるので一日に何度も交換して、人間用のオムツに尻尾の穴をあけて…。

私はそれが苦ではありません。
夜通し暴れて鳴かれて…という時は心配ではありますが。

だけど私は飼い主である以外に、人間の子供のお母さん。
中学生になる長女はともかく、まだ小学生の次女にとっては今まで私と過ごした時間のほとんどを老犬介護に充てられ、動物が好きだから嫌な顔はしないけれど、どこか甘え足りない様な、そんな様子が見受けられます。

今日も次女の遊びを一度断りました。
次女は泣いて怒って、私も疲れて、↓こんなことを呟いて…。

おまけに目が覚めてバタバタしているたみの体勢を少し整えて

ほら、たみちゃんはいいから遊びに行くよ

なんて言ったりして…。

結局次女が泣いて暴れたので遊びには行かず、私はやっと寝たたみを布団に連れて行ってからご飯を作り始めると、不貞腐れた顔で転がっていた次女が再びわんわん泣きながら、

次女
母ちゃんはたみちゃんの事をすればいいんだよ!

と言いにきました。

たみちゃんも大事だけど、次女ちゃんも大事だから遊んであげられないのは悪いなと思ってるよ
次女
次女ちゃんの遊びなんて命に関わらないんだからどうでもいいんだよ
そんな事言ってたらたみちゃんのことばっかりで次女ちゃんに何もしてあげられないじゃない
次女
そうじゃない!
たみちゃんは自分でご飯も食べられない、水も飲めない。
一人で何も出来ないんだよ!
『たみちゃんはいいから』なんてどうして言うの!

・・・

次女が泣いて怒った理由はそこだったの…。

私は多分、今までの様に手が回りきらない、至らない親としての焦りがあります。
仕事だってしないといけない。
どんどん汚くなる家を綺麗にしないといけない。
子供が夜更かししていてもだらしない生活をしていても注意する余裕すらない。
学校の用事もある。

色んな焦りが知らず知らずのうちに溜まって、次女が一番聞きたくない言葉として出てしまったのかもしれません。
それにいくら介護に協力的で動物が好きだからといって、次女がそこまで考えているとも思っていませんでした。
自分の希望が通らない事への苛立ちで泣いているのだろうと思っていました。

言いたいことを全部言って泣いて泣いてすっきりした顔の次女に

じゃあ私、思いっきりたみちゃんのお世話をさせていただきますよ

と言うと、

次女
次女ちゃんの方がたみちゃんを思いっきり可愛がらせていただきますよ

と、ニヤリ。

正直、私がたみの世話をしてる間にテレビばっかり見てないで最低限自分のやるべき事くらい自分でやってくれていたら次女と遊ぶ時間くらい余裕で作れるけど、まぁそこは置いといて、次女の優しい気持ちに触れ、色々と煮詰まっていたところでこうしてぶつかれて良かったかもしれません。

親としてもっと子供との時間を作りたいという気持ちはあります。
けれどもしかしたら私が次女のために老犬介護を妥協したら、それは次女の傷として残るかもしれません。
そんな目の前の一番弱い命を全力で助けたい気持ちと、親としてこのままで良いのかという焦り。
これは老犬介護が続く限り消える事はないでしょう。

まだ9歳の子供なので時には最優先にしてやらないといけない事も多くあるのは事実。
その都度冷静に話し合える関係でいられたらと思いました。
甘えたい気持ちや介護のために我慢している部分は確実にあるでしょうしね。

次女の将来の夢は獣医さん。
きっと本当に良い獣医さんになると思います。

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