うちのうずらのぶんじは2015年春生まれ。
家で孵化させて、ヌクヌクと病気ひとつせず大きくなりました。
うずらって懐くの?とよく聞かれます。
確かによく懐くけど、インコや文鳥などの懐き方とは違うので、何とも答えに困ります。
今回はそんなぶんじの懐き方(?)をご紹介しようかなと思います。
これからうずらを飼おうと考えている方の参考になれば幸いです。
うずらと人間のコミュニケーション

手乗りインコや手乗り文鳥は本当によく人に慣れて、犬や猫と同じように「お母さん!お母さん!」と懐いてきますが、うずらの懐き方は少し違います。

うずらが人間に寄ってくる時は、餌が出てくるマシーンか何かと勘違いしているとか、「おっ!メスうずら発見!」「何だお前!敵か!!」などと他のうずらと勘違いしているとか、暖を取る目的とか。
そんな感じのように思えます。
ズボンの裾から入ってきたり、懐に入ってきたり、可愛いぶんじ。

あとは何となく気になったから突きに来た…みたいなことも。
オスうずらが↓こうやって服や腕に噛みついてバサバサしてきたり、

靴下をはいた足に掴まってきた時は、すごく懐かれていると思いますが、実際はメスうずらと勘違いしている事がほとんど。

興奮しすぎてオス特有の白い泡を出されてしまうと、我がうずらながら、うわぁ…と思います。
うずら的には色々思惑があるかもしれませんが、↓こうして足にくっついて歩く姿はとっても可愛いです。
それに部屋を歩いていたら突然思いついたようにこちらに駆け寄ってきて顔色を窺い、また向こうに行っちゃったり。
共に暮らせば暮らすほど魅力が湧いて出てくるような生き物です。
うずらと他の動物のコミュニケーション

我が家にはうずらの他にセキセイインコ、犬、猫がいます。
猫的にうずらは狩りの対象なので、直接会わせることは一切していません。

犬とうずらはとてもいい関係です。
インコとうずらの関係
生まれた時から一緒に暮らしている犬とはとても良好な関係。
ちなみにセキセイインコのヘチマちゃんはぶんじのことがすごく気になる様ですが、ぶんじはヘチマちゃんが苦手。
近寄ると追い返されてしまいます。
ヘチマちゃんはそーっと近づいてみることにしました。
ぶんじパニック!
賢いぶんじはその後インコとは極力関わらないように気を付けているようです。
うずらを懐かせる方法
ぶんじは家で生まれて毎日せっせと世話をしているので懐いて当然ですが、周りのうずら仲間の話を聞くと、大人のうずらもちゃんと懐くとの事です。
懐かせるポイントは美味しいものをあげること。
うずらはミルワームやコオロギなどの虫が大好き。
家でもミルワームを飼っていて、1日2,3匹与えています。


このミルワームを手から与えることで、人間の手=美味しいものをもらえる!と学習し、まずは恐怖心がなくなり、根気よく続けることで懐いてくれるでしょう。
コオロギは手からあげてもいいし、ケージの中に2,3匹放すと楽しそうに狩りをします。
ミルワームはそのまま与えるとお腹の中を噛まれてしまうので、頭を落として与えることをおすすめします。
私は100均で買った眉毛カット用の小さいハサミを使っています。
ミルワーム・ヨーロッパイエコオロギの管理に関しては以下の記事を参考にして下さい。


頭を落としたり、そもそも生きてる虫が苦手…とか、管理が大変という場合は、「鳥さんの食事 昆虫食サポート ミルワームソフト」がおすすめ。
妙なニオイもなく薄くて柔らかいジャーキーみたいな感じです。

もし懐かなかったとしても見ているだけで可愛いうずら。
見て下さいこの後姿、たまりません。
ぶんじの日常から、うずらの魅力が伝わったら嬉しいです。
ちなみに私はうずらの安易な孵化には大反対。
うずらの特性や必要な飼育環境などをよく調べ、家族や近隣の理解を得てから飼育を検討してください。