犬の流動食の作り方。ミキサーでドロドロにしてシリンジで与える方法。

パピヨンのたみ(15歳)は歯が一本もありません。

舌がいつも横から出ていてそのままの形で乾燥してしまうので、時々自分の前足で舌を戻そうとしたり、何度も口をクチャクチャさせて戻したり。
それでもどうにも動かしにくい様で、ご飯をあまり食べなくなってしまいました。

同居犬チヨ(16歳)も同じように歯がありませんが、それほど舌は出ず、自分でちゃんとご飯を食べています。
その違いは、たみのパピヨンにしては長いマズル。
獣医さんが「歯が無いと横から舌が出ちゃう子はいるけど、中でもたみちゃんは一番出てる」というくらいなので、たみのベロは個性派なのかもしれません。

そんなたみなので日常生活はまだ介護が必要な状態ではありませんが、食事は手助けが必要。
どうにか自分で食べるようにと残したらさっと片付けたりスプーンで与えてみたりしましたが、腎臓食自体が嫌なのと、ベロがうまく動かないのとでどうしても一日の規定量を食べる事が出来ず、体重が激減しました。
更に水もなかなかうまく飲めず、脱水により持病の腎不全が悪化してしまった事から、飲食に関してはどんどん手を出そうと決めました。

現在、たみは朝夕の2回食+1日数回の水分補給。
食事は10mlのシリンジ10本分の流動食と水分を与えています。

今日はその作り方(自己流ですが…)のご紹介です。

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犬の流動食の作り方

たみは腎不全治療中のため、食事は腎臓用の処方食。
最近は主にアニモンダニーレンのウェットを食べています。

粒粒が少ないペースト状のウェットフードなら必要ないかもしれませんが、アニモンダはジャガイモの角切りや、たまに肉の塊が入っているので地道に潰すのは面倒くさい…。
しかしちゃんと潰しておかないとシリンジに詰まります。

というわけで私は電動ミルサーで一気にガー!っとドロドロにしています。

使っているミルサーはイワタニの↓これ(の型落ち300DG)。

子供の離乳食、チヨの手作り食、うずらのフード、そしてたみの流動食…このミルサーにはここ数年ものすごくお世話になっています。

シリンジはワンラック注入器。

握りやすく、先端にゴムチューブをつけられるので、万が一嫌がって暴れても歯茎を傷つけません。

ミルサーでウェットフードをドロドロにする

ミルサーにウェットフードを入れます。
たみの場合、アニモンダ2分の1パックが1食分。

ほんの少しだけお湯を足します。
あまり水分を足し過ぎると量がどっと増えて与えるのが大変なので、ほんの少し。

水分が少なすぎると、それはそれで飲み込みづらそうなので少しは足してあげた方が良いです。

たみちゃんお待ちかね。
ミルサーにセットしてガーッとやります。
1,2回、瓶を振り、セットし直すと均一に混ざります。

できあがり↓

シリンジに詰める

出来上がった流動食をシリンジに詰めます。
先端から吸い込めない事もないですが、途中で空気が入りやすいのでポンプを外して上から流し込んだ方が効率が良いです。

食器洗い機の扉の裏側の段差がちょうどいい。
スプーンは小5の長女の粉ミルクについていたもの。10年以上、何かと便利に使ってます。
もっと取っておけば良かった。

シリンジは2本用意しておくと何度もおかわりする手間が省けます。

1本10ml。
手間はかかりますが、10ml飲んで一区切りがたみも私もちょうど良い感じ。

準備が出来る頃、たみちゃんはそろそろと廊下に向かいます。

たみ「さぁ、羽交い絞めにして餌を口に流し込んで下さい!」

初めは嫌がっていましたが、最近はこれが自分の食事と理解した様できちんと待機してご飯を待っています。
おすわりをさせて、後ろから抱きかかえる形で押さえます。

たみの場合、ベロが出ている方の口の脇(頬袋にシリンジの先端を差し込む感じ)から少しずつ注入すると、飲んでくれます。
流動食でも水でも、老犬は誤嚥が怖いので、ゴクンと飲み込む音を確認しながらゆっくりゆっくりとがポイント。

午前のお昼寝中のため、イメージで失礼します。

追加で与えている腎臓用の本物の流動食キドナはわりと味が好きみたいなので、↓このように押さえなくても口のどちら側からでも飲んでくれます。

なるべくなら自力で食べてほしいので流動食を作る前に自分で食べるように勧める様にはしていますが、朝は私もバタバタと忙しいので初めからシリンジに用意してさっさと与えてしまうことも多いです。
毎日のことなので、お互いが疲れない程度に与えやすい方法で続けていけると良いですね。

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