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カリナール2を飲ませ始めました【カリナール1・コンボとの違い】

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腎臓病治療中のたみ(パピヨン15歳)。

今年の夏に急激に数値が悪化&体調を崩して静脈点滴を行い、15歳という高齢でありながらも驚異の復活。
その後は週2回の皮下補液と食事療法で元気に過ごしています。

そんなたみちゃんですが、ここ数日軟便が続きました。
単純にお腹の調子を崩したのか、腎臓の調子が悪いのか、他にどこか悪いのかと心配しましたが、ひとつ思い当たる節が…。

乳酸菌JINに含まれる水溶性食物繊維の影響ではないかな?と。

腎臓病の治療において最も肝心なのが食事。
腎臓に負担をかけないようにたんぱく質・リンの制限はもちろんのこと、腸内環境を整えることが腎機能の悪化を防ぐ重要なポイントだと人間の腎臓病に関する文献に書いてありました。
同じ哺乳類ですから、犬もおそらく似たようなものでしょう。

ということで世界最高乳酸菌EF-2001を多く配合したペット用乳酸菌JINを与えて3ヶ月。
とても調子は良いのですが、少しさじ加減を間違えるとウンチが緩くなることもしばしば。
最近は分量を控えめにしてはいたのですが、やっぱりちょっと合わないのかもしれない…と思い始めました。

で、たみちゃんの腸内環境はどうしましょう…と悩んでいたら、動物病院の待合室のテレビでカリナールのCMを目撃。
ちょっと与えてみようかなと早速カリナール2を入手しました。

目次

カリナール1と2の違い

カリナールは、カリナール1(終売)・カリナール2カリナールコンボの3種類が販売されています。

カリナール1はカルシウム由来の成分で、フードから摂取したリンを消化管内で吸着し、腸で吸収させずにウンチと一緒に排泄させるサプリ。
成分は違いますが、今たみの療法食に混ぜて与えているレンジアレンと似た働きをします。

カリナール2は乳酸菌やオリゴ糖のサプリで、腸内環境を整えるサプリメント。

善玉菌がオリゴ糖を餌として増殖する際、腸内にある毒素(腎臓の血液検査で測るBUNなど)を取り込むため、消化管内の毒素を低減させてくれます。
カリナール1と混同しがちですが、カリナール2はリンを吸着しません。。

カリナールコンボはカリナール1と2、両方の働きを持つサプリ。

たみは既にレンジアレンでリンのコントロールをしているので、カリナール2を使ってみることにしました。

カリナール2実食

1日の給与量は、体重2.8kg前後のたみの場合スプーン2杯とのことですが、1.5杯くらいかなと。
1日2食与えているので、カリナール1.5杯を2回に分けてご飯に混ぜ与えます。

中身は黄色がかった粉末で、ちょっと味見してみましたが、若干酸味を感じました。
駄菓子屋さんのボトルに入ってる粉末のラムネみたいな…。

ニオイは私の鼻では全然分かりません。
たみもご飯(ウェットフード)に混ぜた事に気付かず完食。

他の犬猫もご飯に混ぜてしまえば大丈夫じゃないかなと思います。
ドライフードだとちょっと工夫が必要かもしれませんが…。

実際にカリナールを数ヶ月飲ませたところ、お腹の調子も数値も安定していました。
しかし腎臓病治療2年目となると徐々に血液検査の結果が不安定になることも…そこで取り入れたのがカリナール2と同様の働きをするアゾディルという神サプリ。
カリナール2からバトンタッチする形でアゾディルに移行しました。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

たみが老衰で亡くなった後、腎臓病を発症した同居猫とらじにはカリナール2を飲ませて維持しています。
これまで使ってきた感覚では、慢性腎臓病ステージ3前半まではカリナール2、ステージ3後半からアゾディルに移行するのが良いかなと思っています。

以上、腎臓病の治療には欠かせない腸内環境を整えるサプリメント「カリナール2」のご紹介でした。

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