たみ(パピヨン15歳)の腎不全を治療する中で、犬のご飯の重要性を嫌というほど実感している今日この頃。
我が家の長老犬パピヨン16歳のチヨは10年以上手作り食を続けていてとても元気プリプリですが、年齢も年齢ですし、もうちょっとご飯の内容を気をつけてあげようかなと思い始めました。
腎不全は食が細くなりがちで、どうしても食べない時はやむを得ず手作り食を与える事もあります。
人間の腎臓病の勉強もして、個人的に編み出したたみ専用腎臓食はなかなかの出来。
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犬の腎不全の手作り食のレシピ(完全自己流)改良
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それと比べると、チヨのご飯はこのままで良いのかな?と思うようになりました。
それにたみは基本的に腎臓の処方食なので、サプリが古くなって無駄になるのももったいない。
というわけで、この度チヨのご飯も見直すことにしました。
食いつきは上々。体調はもともとわりと元気なので変化はありません。変化がないことが何より。
老犬の手作りご飯
最新のご飯の材料は、
- ベースフード(ベジトゥーボウル)
- 肉(主に鶏もも肉)
- 低たんぱく米
- オイル(オメガ3オイル)
- サプリ
- カルシウム
以上。
これを全部混ぜて与えます。

ベースフード
手作りご飯といっても毎食全てを手作りするのはちょっと大変…というわけで、私はベースフードを利用しています。
色々試した中で、メインで使っているのはベジトゥーボウル。
ベジトゥーボウルはお湯に浸して数分待てばそのまま与えられるようになっていますが、チヨは昔から消化能力がいまいちなので一度茹でこぼし、更に10分ほど茹でたものを使っています。
まとめて茹でて、タッパーで保存。
2日くらいで使いきります。
この方法で、野菜がそのままウンチで出てくることがなくなりました。
ベジトゥーボウルは野菜の他にビタミン類も入っているのが嬉しいですね。
私は茹でこぼしているのでどれだけ残っているかは謎ですが…。
サプリ・オイル
オメガ3オイルが老犬の健康維持にとても良いとかかりつけの獣医さんから聞いたので、チヨのご飯にも使っています。
サプリメント類はその時の体調や疾患に合わせて決めています。
最新のご飯情報は以下の記事をご覧ください。
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カルシウム
犬の手作り食では、カルシウムとリンの比率がとても重要。
卵殻カルシウムを手作りして添加しています。
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低たんぱく米
ベースフードと肉だけで必要なカロリーを摂取しようとすると、どうしてもたんぱく質の量が増えてしまいます。
チヨは腎臓の数値が悪いわけではないのでそれでも良いのかもしれませんが、老犬というだけでリスクはあると思っています。
カロリーを摂取するために、たんぱく質に代わるものといえば炭水化物。
ドッグフードにもよくお米が入っていますが、普通のお米にはたんぱく質も含まれています。
おまけに肉や卵と比べると消化の悪いたんぱく質(アミノ酸スコアが低い)。
という理由から、腎不全の手作り食に普通のお米を使うのはなぁ…と思って探したのが、腎臓病の人用の低たんぱく米。
これをチヨの手作りご飯にも混ぜています。
1合をかなり柔らかめに炊いて、2日分ずつラップに包んで冷凍保存。
以上の材料で16歳チヨの健康を維持しています。
専門的な勉強をしたわけではないけれど、私になりにチヨの体調を見ながら作っているご飯。
16歳の今も元気なのは、チヨに合っているのかな?と思います♪