健康・飼育【猫】

猫の巨大結腸症の治療と自宅でのケア

我が家に迎えて間もない生後2,3ヶ月の頃から悩まされたとらじ(雑種猫2015年生まれ)の便秘。

日頃の症状に合わせて前回のレントゲン写真や、今回初めて今の担当の先生が触診した結果、巨大結腸症とほぼ診断されました。

とらじの便秘についてはこれまでも度々記事にしてきましたが、今回の診断から腎臓病の治療と並行して巨大結腸症(便秘)のケアも本格的に行っていくことになりました。

今回このような診断を受けるに至った経緯は、2週間ほど前に重度の便秘になりトイレで頑張っても私が手伝っても出てこない上にトイレからヨロヨロと出るなり床にペタッと倒れ込んでしまったり、嘔吐の症状も出てきたため受診したことから始まります。

腎臓病も患っているので便秘によるお腹の張り以外の可能性も心配だったのでまずはレントゲンを撮ったところ見事なうんこ。

茶色い部分が全部うんこ(ピンクの点は腎結石)。

子猫の頃からすぐにこのような状態になってしまうのは、とらじの下半身麻痺の影響もあります。
便意や尿意が鈍く、自分でタイミングを図れないことと、一応自分でトイレに行って排泄は出来るもののふんばりきれない。

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その積み重ねで毎日お手伝いをしていても便秘になってしまいます。

便秘の治療に専念出来たら…と思うのですが、とらじは腎臓病な上に便秘の療法食を食べさせて血尿を出したこともあり、食事療法は困難。

私の手技だけでカバーしきれず、便秘をこじらせたり、腎臓への悪影響も考えると医療の力も借りなければなりません。

とらじの💩は肛門の出口でまっすぐに並ばずにゴチャゴチャとしてしまい(③)、ただでさえ下半身麻痺の影響で踏ん張る力が弱いのに出口渋滞を起こしてしまいがち。
そして渋滞を待つ間に💩の水分がどんどん抜けてガチガチに固くなり、余計出にくくなる(①②)。
という悪循環。

というわけで今回はとらじの便秘に対して

  • 渋滞の最後尾で固くなった①にはラクツロース
  • 出口渋滞を待つ間に固くなって前に進みにくい②にはラキサトーン
  • 渋滞の原因、出口で折り重なるように玉突き事故を起こしている③にはワセリン&摘便

という3つの方法と日頃のお腹マッサージを組み合わせて行うことになりました。

①に対するラクツロースは人間の透析をしている方の便秘にも処方されるので安心かなと思いますが、以前とらじの便秘の治療で飲ませたらお尻にユルユル💩をくっつけたまま寝ている私の枕に乗ってくるという暴挙に出たことがあるので最初は0.5mlから。
また、多量に与えると腎臓のためにせっせと摂らせている水分を💩に取られてしまうので要注意。

②に対するラキサトーンは体には一切吸収されない成分で、💩をコーティングして排便しやすくしてくれます。
腎臓への影響もないとのことでした。
元々は毛玉を吐きがちな同居猫テツ子に処方されたものですが、断固拒否だったのでとらじの便秘に。

③の摘便は手袋にワセリンを塗って肛門に突っ込むという物理的な技。

ラクツロースは毎日少しずつ投与、ラキサトーンと摘便は毎日ではなくても様子を見ながら。

健常な猫ではないとらじには、泌尿器のトラブルと便秘は生まれ持った運命だと受け入れてうまくコントロールしていきたいと思っています。

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