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犬の飼育や老犬介護に役立つ本おすすめ一覧
犬の飼育や闘病、老犬介護をする上で、ある程度の基礎知識や情報があるにこしたことはありません。
私は獣医さんとの連携はもちろん論文や他の飼い主さんとの交流、時にはネット上の情報も利用しますが、咄嗟の時にさっと読める本も家に置いてあります。
私はネット界の人間なので正直検索した方が早いしデマ情報もある程度は見分けられますが、やっぱり手に取れる場所に本があるといざという時に安心。
それに確実な情報が載っています。
というわけで今回は家にある中でこれはためになったなと思うものを今回ご紹介していきます。
犬の飼育におすすめの本
まずは犬の病気やいざという時に役立つ本を2冊。
「イラストでみる犬の病気」は、かかりつけの動物病院にも置いてありました。
新しい疾患が見つかった時などは獣医さんがこの本を広げて説明してくれることもあります。
「イラストでみる犬の応急手当」は、緊急時の対処についてついてフローチャート形式で解説してあり、その場で飼い主がすぐにすべきこと、病院に運ぶ目安が一目で分かります。
若干古い記述もありますが、十分参考になります。
どちらもイラストが丁寧で分かりやすく、家に置いておきたい本。
詳しいレビューは以下の記事にまとめました。
詳細レビューイラストでみる犬の応急手当レビュー【飼い主が犬にしてやれること】
あとは家には犬以外に色々な生き物がいるので、犬猫だけでなく小動物も幅広くカバーしている「イヌ・ネコ 家庭動物の医学大百科」も。
本だと4000円ちょっとしますが、iPhone・iPadアプリ版は半額くらい。
犬の食事の本
チヨは若い頃半手作り食でしたがそこまで内容はこだわっていなかったし、それ以外は基本的にドッグフードしか与えないのであまり多くの本は読んでいませんが、たみが腎臓病になった時に本を参考にしました。
「犬と猫の栄養学」は腎臓病の時の食事作りの基礎についてもチラっと載っています。
介護中にそんなもりもり勉強する暇はないと思いますが、基礎の基礎からガッツリ学びたいならペット栄養管理士のテキスト「ペット栄養管理学テキストブック 」に詳しく載っていますが、本格介護中に読むのは厳しいかな…。
「腎臓病の人のための食品成分表」は腎臓病の「人」のための食品成分表。
もちろん違いはありますが犬も人も同じ哺乳類なので、犬が病気になった時は人の同じ病気についても調べます。
特に食餌療法が治療のカギとなる腎臓病では、この食品成分表が役立ちました。
老犬介護におすすめの本
老犬介護に関する本も。
介護が必要になってから慌てて買ってもよし、出来る事ならシニア期に入ってから読んで認知症の兆候などの知識を頭に入れておくと日々変化する老犬のために早め早めの適切な対処が出来るかなと思います。
おすすめ1冊目は「イヌの老いじたく」
獣医さん目線で老犬がかかりやすい疾患や日常のケアなど分かりやすく解説してあります。
私は介護の末に老衰で看取ったたみの介護中、この本をずっとそばに置いておきました。
詳しいレビューは以下の記事にまとめました。
詳細レビュー「イヌの老いじたく」はシニア期に突入したら是非読んでほしい一冊です
2冊目は「老犬生活 完全ガイド」
介護が必要になった高齢犬の日常のケアについて写真付きで分かりやすく載っています。
床ずれや食事の介助など介護の基本がこの一冊で何となく分かるのではないかなと思います。
実際に老犬介護をしてみると、本に載っている内容をそのまま実践してもうまくいかないことが多いので、要介護度が上がる度にその子に合った創意工夫が必要です。
市販の介護グッズがしっくりこないのなら作ってみるとか、ベビー用品などを代用するとか、「犬の介護」という概念を一度取っ払って「この子を快適に過ごさせるためにはどうしたらいいか」という思いで視野を広げて考えてみることが大切だなと思っています。
そのための基本情報として「イヌの老いじたく」「老犬生活 完全ガイド」に書かれている情報を知っておくと、より効率よく動ける気がします。
介護を更に極めたい方は「高齢犬・高齢猫の「本当に困った! 」が解決 対応策がわかるハイシニアケア」「犬と猫の老齢介護エキスパートブック」などの専門書でしっかり勉強してみるのも良いかなと思います(私はどちらも未読です…)。
我が家で実践している老犬介護については、このブログ内の老犬介護のページも参考にしてみてください。
それから地味におすすめしたいのが私が子供の頃大好きだった「犬の生活」という絵本のシリーズ。
とっても可愛いので介護中の癒しに♪
以上、犬の飼育に関する本のご紹介でした!