老犬生活

愛犬が自宅で亡くなった時にしたこと【ケア・手続き・お別れの品など】

2019年6月4日

大好きなたみちゃんが亡くなり、明日はもう初七日です。

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思い出してはウルウルしている毎日ですが、記憶が新しいうちに私がたみを看取ってから今までにしたこと、しておいて良かったことなどをまとめておこうと思います。

この数ヶ月、たみの最期を頭のどこかで考え始めた頃、お友達の訃報を心から悲しむと同時に言いようのない不安にかられる日々でした。
死んでしまった後の事なんて知りたくない、調べたくもなかったけれど、ある程度の事は調べてみたり。
死後の処置や手続きなど、実際に知っておいて良かったと思うことがたくさんありました。

ですがやっぱり知りたくない、見たくないもの。

素人の私がした事なのでこれが正しいのかは分かりませんが、私なりに満足の行く形で見送る事が出来たので、いざという時にこの記事を読んで一通りの事を分かってもらえたらいいなと思い、参考までにご紹介します。

私自身、たみが亡くなった後にツイッター(@kedamachan426)の先輩達から教えていただいて助かった情報もすごくたくさんあったから。
今度は私がお土産を残しておこうと思います。

自宅での看取り

たみは自宅で看取りました。
午後受診予定だったので病院に亡くなった旨を連絡すると、連れてくれば綺麗にしてくれて箱もあるとのことでしたが、たみはもう病院にはいきたくないだろうな…と思い、自宅で自分で処置することにしました。

まずした事は、しつこいくらいの死亡の確認。
今思えばどう考えても亡くなってるんですが、「本当に?本当に?」って聴診器を当てて体中を確認しました。
聴診器は介護・看病で少しの変化に気付けたらと思って購入したものですが、こんな形で役立つとは…。

私の性格上、これがなかったらもしかしたら「やっぱり動かなかっただけで生きてたかも…」と思い続けてたかもしれません。
あれだけ調べたのにまだちょっと思ってるので…。

この時点でかかりつけの病院に連絡を取り、指示を仰いでも良いと思います。
かかりつけの病院では亡くなってから連れて来られる子もいるし、獣医師による死亡確認を確実にしてもらうことも可能。
死亡後の処置もプロの手できちんとしてくれています。

私の場合は、もう亡くなってるんだなと諦めたら「たみちゃんを綺麗な状態で見送りたい」という気持ちが強く出てきたので、泣くのはそこそこにひとまず淡々と死亡後の処置(エンゼルケア)を行いました。

5月末、暑くも寒くもない陽気の日に2日間安置しましたが、綺麗なままで送ることが出来ました。

犬のエンゼルケア

まずはペットシーツの上に「たみちゃんのために」と前日に買った(泣)きれいなタオルを敷き、その上にたみを寝かせました。
寝かせる向きはどちらでも良いと思いますが、たみはいつも左を下にして寝ていたのでいつも通りに。

肛門を見ると既に弛緩が始まっていたので、綿を詰める事に。

  • 肛門
  • 鼻の穴

たみの場合はこの3か所に自宅点滴で使用していたカット綿を詰めました。
鼻の穴は極細の綿棒で押し込みましたが、なければ爪楊枝などでも良いと思います。
綿は火葬までに一度も交換せずに綺麗なままでした。

綿を詰めた後は全身をブラッシングして整えました。
抜け毛は全部取ってあります。

死後硬直は2時間ほどで徐々に始まりました。
私はまだ体に温もりが残っている間に四肢を体に寄せるように曲げておきました。

たみは歯がなくて常にベロを長く横から出していたのでこのままにしようか迷いましたが、しまっておきました。

目が開いたままだったので、上まぶたと下まぶたを親指と人差し指で挟むように閉じました。
閉じても開いてくるので、気付いた時に何度も閉じます。
半日くらい続けていたら閉じたままになりました。

その後は腐敗をとにかく防がなければいけないので、体を冷やします。
同じ部屋に同居老犬チヨがいるので室温はあまり下げられない状況でしたが、24度くらいまで下げてチヨには冬の服を着せておきました。

ドライアイスは専門業者や葬儀屋さんに頼めば用意してくれる事もありますが、保冷剤で2日間維持出来ました。
15cm×7cm程度の中くらいの大きさの保冷剤をお腹の下と頭の下にひとつずつ、四肢で抱かせるような形でもうひとつ、ケーキ屋さんでつけてもらった小さめの保冷剤をお腹の上に乗せ、クーラーバッグに入れる大きめの保冷剤を2つ体の周りに置いて、その上から毛布をかけて冷気を逃がさないようにしました。
交換用の保冷剤を冷凍庫に入れておき、数時間おきに溶けたら交換しました。
保冷剤は薄手のタオルに包んで使用しました。

安置している間にしておいて良かった事

すぐに火葬せず中一日は家で安置したので、その間に気が済むまでブラッシングしたり、爪を切っておいたり、足の裏の毛をカットしたり、出来る限りのお手入れをしました。

その他にしておいて良かったのは、肉球の型をとっておいたこと。
水彩絵の具を足に塗って、画用紙に肉球スタンプをとり、足はまた綺麗に拭きました。

そしたら次女が↓こんな素敵な絵を(泣)

我が家が依頼した葬儀屋さんも火葬前に無料で色紙に肉球スタンプを取ってくれたのですが、これはこれで写真を貼ったりしてすごく良い記念になりそうです。
私は片足しかとらなかったからこうしてきちんと残してくれて嬉しかったです。

また、出来るだけそのままの姿で送りたいという気持ちもありましたが、毛を切っておいて良かったです。
尻尾の内側の目立たない箇所、耳の毛の一部、胸毛の一部、ブラッシングでとれたアンダーコートなど。

爪は焼いても多少残りますが、やっぱり生身の時の爪とは違います。
切って残しておいて良かったなと思います。

葬儀屋さんへの依頼と火葬の準備

たみが亡くなったのは木曜日。
土曜日に家族揃って送りたいと思い、近隣のペット火葬業者をネットで調べました。

候補となったのは3箇所

  • 以前から知っていたペット霊園の火葬サービス
  • 個人の火葬サービス(立会火葬・個別返骨火葬・合同火葬から選べる)
  • 移動火葬車による火葬

どれもネットの口コミは良さそう。

そこでサービスが良さそうで、ドライアイスも持ってきてくれるという移動火葬車に予約をしました。
ドライアイスはすぐに持ってきてもらえるのかと思ったら翌朝とのこと。

保冷剤でたみちゃんを冷やしながら一晩考えました。

  • この調子なら保冷剤だけで土曜日までいけそう
  • 移動火葬車で良いのだろうか…

自宅は住宅街で駐車場も普通車一台分しかないので、移動火葬車の場合は自宅でお別れしてたみだけ別の場所に移動して火葬→戻ってきて収骨という流れになるとのこと。

次女の「知らない人に預けたくない。ちゃんと見ていたい。」という希望もあります。
それは私も同じ。

朝、移動火葬車サービスに電話をして、火葬できる場所まで車で一緒に行くことは出来ないかと聞いてみました。

  • 会社の駐車場は普通の月極駐車場なので出来ない
  • 公道での火葬は出来ない
  • 音や煙が出るので住宅街では出来ない
  • まれに音を聞いて堪えられなくなる人もいる

とのこと。

どうしてもずっと一緒にということなら希望には添えないので他の業者を当たってみたらどうかとのことだったので、申し訳ないけれどキャンセルをして、完全立ち合い火葬が可能な業者に予約を入れました。

火葬場と移動火葬車、それぞれにメリットがあると思いますが、我が家の場合は火葬場での立会火葬にして良かったと思います。

火葬する時に一緒に入れたもの

火葬の際、何を持たせてあげたら良いのかと悩みました。
そこでツイッターで相談したら、たくさんの経験談を教えていただき、助かりました。

最終的に私達がたみに持たせたのは、

  • A4普通紙にレイアウトしてプリントした家族と同居犬との写真(たみへの一言と、住所・電話番号を書いておきました)と、次女が描いた絵を筒状に丸めてマスキングテープで留めたもの
  • お弁当(紙コップをカットして作ったお皿におにぎりと卵焼き、庭で採れたイチゴ、17歳の誕生日だったので「17」と書いた紙で作った旗)
  • 若い頃遊んでいた布製のおもちゃ
  • 次女が画用紙で作った天使の羽と輪、ハートの矢、誕生日なのでティアラ
  • 次女が折り紙で作った携帯電話
  • 市販のおやつ
  • お花
  • 私がいつもたみを世話する時に着ていた部屋着のお腹側の一部を切ったものを火葬の際にたみの枕として使用(背中側にはたみがつけたご飯のシミがあるので綿でも入れて私の枕にしようかと…)

以上です。

携帯電話は持たせて良かったなと思います。

完全に私の気持ちの問題ですが、かけてきてくれるかなって。

手紙と電話とぬいぐるみは両手で抱えるように持たせました。
花はハサミも持って行き、その場で茎を切って花の部分だけ入れました。

葬儀屋さんに聞いたところ、服のボタンくらいなら大丈夫とのことでしたが、たみは体が小さいので火葬は45分で終了。
結果、一緒に入れた紙類の燃えカスも結構あったので、短時間で火葬が終わる場合は燃え残りも多いのかな?と思いました。

収骨の時

火葬後は家族で収骨もしました。

骨は出来る限り拾って骨壺に入れましたが、ほんの細かな骨と一緒に入れたものの灰はなかなか拾いきれず、希望がなければ処分するとのことだったので別の袋に入れてもらって持ち帰りました。

ちょうどいい瓶を購入し、その遺灰はそこに。

袋はたみの歩行器に使っていた布の余りで作りました。

遺骨はカビが生えるとツイッターで教えていただいたので、初七日の時にシリカゲルを入れる予定で買ってあります。

初七日の日に入れたこのシリカゲルは、その後月命日に交換するようにしています。青い粒が赤くなったら交換のサインなのですが、毎月一回の交換時にはいつも赤紫くらいになっているのでそれなりに吸湿しているようです。

ペット用の仏具について

私は特に信仰がなく、父方と夫は仏教だけど母方は神式で、今までどちらかというと神式の方が馴染みがあったけれど火葬場ではお線香をあげたし…という状況ですが、たみちゃんとの繋がりを持ちたい一心でペット仏壇仏具のディアペットさんでお線香やおりんなどを注文しました。

たみちゃーーーーん!!!とおりんを連打して次女にたしなめられる37歳、まだまだ泣いてばかりです。

私がたみに用意した仏具は以下の記事に詳しく掲載しました。

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お寄せいただいた体験談

ツイッターやブログの問い合わせフォームから愛犬を見送った際の体験談をたくさんいただきました。
とても参考になるお話ばかりなので、合わせてご覧ください。

亡くなった後のケアについて

ずっとお風呂に入れてなかったことを思い出し、湯かんしました。毛がフワフワになってブラッシングもすんなりできてよかったな~と思いました。

私はドライシャンプーしました。

トリマーさんが家に来てくれて、毛を綺麗にカットしてくれました(その毛をもらいました)人でいうところのお化粧をした感じかな。一緒に暮らしていた猫にサヨナラすることを言って聞かせて、会わせました

病院で亡くなった子は綺麗にシャンプーをして箱に入れて下さる所が多いみたいです。
もし斎場の都合で何日もお家に安置する場合はプラなどの衣装ケースがいいそうです。
獣医さんはドライアイスより保冷剤の方がいいと言ってました。
ホームセンターにエンジェル用の物も売ってます。
迷ったら動物病院や葬儀屋さんに聞くのがいいでしょう。

火葬までの過ごし方

娘が息子(遠方で一人暮らし)にiPadのFaceTimeで、亡骸を息子に見せながら思い出を姉弟で時々泣きながら話しているところを後ろからビデオで撮影しました。

家族それぞれが旅立つ愛犬の為に天然石数種類を選び人間と愛犬のサイズ違いで同じブレスレット、ブローチを創作
創作している時間は、ただただ悲しい…のではなく愛犬とともにいられるような気持ちになれていたような気がします…
創作活動をしていたこともあり自分なりに考えてのお別れ時間でした…

愛犬用は火葬時に一緒にいれてもらい、崩れてはいましたが残った石は骨壺とともに手元にあります。
旅立つ時「一人じゃないよ、見守っているよ…」と伝わっていたらいいな、と、今でも考えます…
人間用のは外出の際にしています。
家に天然石やビーズ関係が多くあるので出来たことかもしれません…

葬儀について

召されてから一週間、人の葬儀屋さんにドライアイスを売ってもらい公営の焼き場(人もある)で焼いてもらいました。そこは人と同じようにお骨を扱ってくれて穏やかな気持ちになれました。最後のお見送りはその後の自分のためにも妥協しないほうがいいなって思いましたよ。

実家の子が旅立った時は、愛犬と暮らしている牧師先生にお葬儀をしていただきました。式次第の用紙も人間と同じように作って下さり、賛美歌も歌いました。
その時間が一つ心を落ち着ける時間でした。お寺さんでも、お経をあげてくださるところもあります。

移動火葬でしたが、お骨が灰色だった…など悲しみの声もありましたので、事務的応対ではなく悲しみの感情に寄り添ってくださるところを選んだ方がいいのかな、と個人的には思いました。

気持ちに一区切りつけるためにも私も葬儀屋さんを妥協しなくて良かったと思っています。

我が家では小型犬3頭を見送りました
子供達は犬のお気に入りだったヌイグルミや好物の小さい物を折り紙で作り持たせました
火葬後、家族が各自持っていられるように小さなジッパーバッグを数枚持って行きました

お骨をいれるものは用意しといたほうがいいなと思いました。誰しもみんな寿命はきます。用意する=死を待ってるでなく、いつか必要になる新しいベッドを買っとくぐらいの気持ちで冷静なときに用意するのがいいのではと思いました。

骨壺を入れる袋は私の場合は火葬場で用意されていたので、予約の際にどのようなサービスがあるのかをよく確認しておくと良いかもしれませんね。

移動火葬ですが車がないお家の人にとっては助かると思うのですが、トラブルも聞きます。
葬儀屋選びは動物病院やトリミングをお願いしている所とかお散歩でのワン友さんの口コミがいいかも

移動火葬車をお願いしました。時期的なもの、時間的なもの(夕方の4時半頃でした)うちが田舎地域で、人通りも車通りも少ない道だから可能だったのかもしれませんが、良くお散歩に連れて行っていた公園脇の路上でお骨にしていただきました。家族3人だけで立会い、その場でお見送りしました。車での火葬でしたので、持たせたものは、オヤツ、手紙、お花のみ。服や金属がついたものは持たせられませんでした。ずっと寝かせていた毛布も入れられませんでした。
娘が別居していたので、分骨用に小さな骨壷もお願いしていました。収骨は自宅で行いました。
遺灰は家族分のネックレスに入れ、それぞれが持っています。

路上での立会火葬、自宅での収骨が可能なら最初に予約した移動火葬車にそのままお願いしていたかもしれません。
どのような流れで行うのかを問い合わせの際によく聞いておくことが大事ですね。

葬儀が終わった後

近年は愛犬が他界したことで喪中ハガキとされる方も増えているとのこと。その専用のサイトもありました。

17年撮りだめた写真を活用出来ないか?と...
そこでデータを全てSDカードに移し お骨の隣にデジタルフォトフレームを置いて一日中流しっ放しにしています。
コレが案外 家族の気持ちを癒してくれていますm(__)m

大変事務的な事。役所の担当課に「死亡届」を提出。でも対応も事務的

自治体によっては死亡届は電話連絡でも可能とのご意見もいただきました。
私の在住の市では窓口もしくは郵送で手続きをすることになっているようです。
鑑札を返しなさいとは書いてないからもらっておいていいのかな。

お仏壇は何寸まで納められると記述されていますが、色々とお供えしたりするとゴチャゴチャしてしまうので、大きめのもののほうがいいかもしれません。

たくさんの体験談ありがとうございました。
この記事がもしもの時のお役に立てたら幸いです。

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