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SDMAで犬の腎不全(腎臓病)を早期発見する事の大切さ

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犬が慢性腎臓病と診断されると、平均的な余命はステージ2で14.78ヶ月、ステージ3で11.14ヶ月、ステージ4で1.98ヶ月と言われています。

我が家の愛犬たみは13歳の時に初期の腎臓病と診断され、現在16歳。
獣医さんも驚きの長期間にわたり維持しています。

たみにあった日常のケアを始めたこと、定期的に受けていた尿検査で尿蛋白が出ていることが早めに分かったこと、そして当時サービスが開始されたばかりのSDMAという検査により初期段階で見つけられたことがすごく大きかったと思います。

SDMA検査は通常の血液検査と同様、採血をして外部の機関に検査を依頼するだけなので、犬への負担は特に大きくはありません。

春先のフィラリア検査の際に一緒に全身の数値を調べて健康診断を行う病院が多いと思います。
そのついでに調べるだけで自覚症状がない段階で腎臓病を早期発見出来るので、かかりつけの病院でSDMAを調べられるなら絶対に調べておくべきです。

目次

SDMAとは

腎臓の機能が低下すると、タンパク尿が出たり、血液中のBUNクレアチニンという数値が上昇します。
しかし、BUNやクレアチニンの数値に変化が見られるのは、既に腎機能の75%を失った段階

一方SDMAは、BUN・クレアチニンの値が上昇するより前に、腎機能の40%を失った段階で早期発見出来る画期的な検査です。
SDMAについて

SDMAの基準値は0~14μg/dL

腎臓病が進行すると、SDMAの数値も上昇していきます。
たみはこれといって腎臓病の症状は出ていませんが、SDMAの数値は27→39→42→65と上昇を続け、確実に進行しています。

進行しているにも関わらず維持出来ているのはやはり早期発見、早期治療の賜物でしょう。

犬が腎臓病と診断されたら

腎臓病の治療は病院での点滴や投薬の治療以外に、家庭での食事・水分補給などのケアがものすごく重要です。

自覚症状がまだないor軽い状態で腎機能の低下を発見できたのなら、あとは家庭でどれだけのケアが出来るかにかかっているといっても過言ではありません。

食べたがらないご飯を無理に食べさせるよりも食べたいものを食べさせてあげたいという愛情もすごく大切です。
特に治療よりも緩和を重視すべき段階であれば尚更。

でももし現時点でまだ頑張れるだけの体力があり、腎臓用のご飯をこの先ずっと食べさせてでも穏やかに少しでも長く生きていてほしいという飼い主さんの意思があるのなら、処方食を食べないから普通のご飯を与えるよりも、市販の腎臓ケア用療法食を試したり、本犬が嫌がらないのであればシリンジでの給餌も選択肢として考えてみて下さい。

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