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猫の腎臓の数値・治療記録【慢性腎臓病・腎結石の血液検査*2024】

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腎結石が原因の慢性腎臓病と診断された猫のとらじの治療と検査の記録2024年分をまとめていきます。

腎臓病が発覚した2019年~2021年の治療と検査の記録は以下の記事にまとめてあります。
猫の腎臓の数値の記録【慢性腎臓病・腎結石の血液検査*2019~2020】
猫の腎臓の数値の記録【慢性腎臓病・腎結石の血液検査*2021】
猫の腎臓の数値の記録【慢性腎臓病・腎結石の血液検査*2022】
猫の腎臓の数値の記録【慢性腎臓病・腎結石の血液検査*2023】

治療や家庭でのケアの詳細は以下の記事にまとめてあります。

猫の血尿の原因は腎結石・腎臓病でした…【これまでの経過から発覚まで】
猫の腎結石&腎不全の治療とケアの記録【とらじ4歳♂随時更新】

*とらじの基本のご飯は流動食です*

目次

猫の腎臓の血液検査の記録2024

2024年1月からの血液検査・治療の記録を随時追記していきます。

2024.1.15

昨年から腎結石が見えなくなり数値も落ち着いてきたので、当初毎月だった検診の間隔を少しずつ空けていて、今回は年末年始を挟んだため4ヶ月ぶりの検診。

体調は特に変わらず、週1の点滴も決まった曜日にするのではなく様子を見ながら。
吐いた日は少し早めたり、元気そうなら10日くらい空けたり、本人から「そろそろ…」と申し出ることも。

最後に全身の血液検査を受けたのが昨年の5月。
そろそろまた受けようかと相談したところ、健康診断キャンペーンなるものをやっていて各種検査がセットで5000円引きと。

捻くれた私は日頃そういうのには流されず必要な検査だけを…なんて言うのだが、もう8歳のおじさんのとらじにそろそろ受けさせたかった心筋バイオマーカーも、普段している超音波検査と尿検査、今回受けたい全身の血液検査もセットになっているので悔しいけれど健康診断キャンペーンに乗っかることにした。
同居猫テツ子と違ってとらじは無保険だし。

そこまで気になるところがない今健康診断を受けるのは、今後体調に異変があった時の比較にもなるから。
今8歳のとらじに何もなかったとしても、例えば健康な状態でも血液検査のこの項目は元々高めに出るとか、レントゲンのこの影は何年も前からあったとか、今後生きていくための資料になる。
費用はまあまあ高いが、4歳で慢性腎臓病・腎結石と診断されたとらじがここまで元気に生きてこられた節目として受けたかった。

今回受けた検査は

  • 一般身体検査
  • 血球検査
  • 血液生化学検査
  • 尿検査
  • 心筋バイオマーカー検査
  • レントゲン検査(胸部・腹部)
  • エコー検査(腹部)

健康診断の結果

  • レントゲン、エコーの結果は見られる範囲の全ての臓器関節問題なし。
  • 腎萎縮してる側の尿管にモヤッと何かが見えるので、過去の尿管結石の痕かな?といった感じ。
  • 機能してる方の腎臓の石はなくなってる。膀胱も綺麗。
  • 消化管の一部筋層が厚めの腸があるものの、嘔吐下痢などの症状がなければ経過観察で大丈夫。
  • 心拍数210回/分、呼吸数が緊張で56回/分だったので、自宅で寝ている時などに計って30回/分なら大丈夫。

尿検査は異常なし。
たんぱくが±だったので、今後プラスになるようならUPCを測りましょうとのこと。

血液検査の結果は

  • 今回外注なので院内で測るものとは基準値が若干違い、外注の時はクレアチニンがいつも少し高めに出るので特別問題なし。ヨボヨボのお年寄りと違って筋肉もあるのでその影響も。
  • SDMAは12で、前回昨年の4月に測った時に13だったので異常なし。
  • 片腎が完全に機能していないと数値がもっと高く出るので、委縮している左腎もちょっと働いていると思われる。
  • 歯の炎症があると上がりがちなグロブリンも3.2(基準値2.8~5)で異常なし。
  • 脂質が多めの腎臓食を長く食べているのでその影響が心配だったけど、トリグリセライドも86(基準値25~110)と異常なし。
  • 貧血もなし。
  • 今回初めて測った心筋バイオマーカーも26(基準値100以下)で異常なし。
    心臓に関しては今後心雑音が出るなど変化があればその時に心エコーや血液検査で調べれば良いとのこと。
  • 数値的には皮下点滴も必要ないくらいだが、1週間~10日に1回100mlなら心臓への負担も考えなくて良いし、点滴をすれば本人が元気になることと嫌がっていないなら様子を見ながら継続。
  • 全体的に見てとても良い状態。
項目今回前回
Cre(0.8-2.1)2.42.1
(参考:2023年4月外注検査2.4・院内検査2.1
BUN(15-33)2922
リン(2.8-6.9)3.04.4
カルシウム(8.3-10.7)10.49.4
ナトリウム(146-159)155167
カリウム(3.2-5.4)4.13.9
クロール(113-124)122116
SDMA(0-14)1213(2023年4月)
トリグリセライド(25-110)86131(2023年4月)
103(2023年5月・院内基準値10-100)
今回は院外の検査結果なので、基準値・結果が普段の院内の結果と若干違います。
前回の数値はSDMA・トリグリセライド以外は2023年9月に測った院内の検査結果。

次回は4ヶ月後に腎臓の数値のチェックと超音波検査の予定。
全身の検査は半年~1年ごとに。

歯茎の炎症について

ここ1年くらい状態は保ちつつも気になっている歯茎の赤みについて。

右下の犬歯のすぐ後ろの歯の歯茎が特に赤く腫れぼったいので相談したところ、歯の周囲に若干炎症が見られるものの、今私がしてるケアとサプリで良いとのこと。
手術は現状では不要。
「ここが赤くて…」とめくって見せたら普段より赤くなくて腫れが引いていたので、交互に使っている歯磨き後のサプリをローテーションしたところなのでとらじにはそっちの方が合ってるのかもしれない。
歯が腫れた歯茎に完全に埋もれていることもあったので…。

サプリはデンタルバイオとペロワンで、先週からデンタルバイオに変えたところ。
ペロワンに変えた時もこっちの方がいいかも?と思った記憶があるので、どちらかが良いというよりはローテーションの頻度を上げた方が良いのかもしれない。

アクアデントも良いそうで、今歯磨きに使っている電解水がもうすぐなくなるので次はアクアデントを混ぜた水で歯磨きをしてみようと思う(とらじは全く水を飲まないので、「飲み水に混ぜて」という歯磨き用品で歯を磨いてる)。

着色料いらないよなぁ…と思ってしまうので、良さそうだったら次はまた歯磨きは電解水(トーラスボーダン)に戻して、エリスリトール単体で使ってみても良いかもと思ったり。

歯肉炎に良いとされる脂肪酸サプリもあるものの、リバウンド症状が出ることも多いので、老い先短い子の対処療法などには使うけどとらじには使いたくないとのこと。
インターベリーは高いので私が今のところ躊躇してる。

歯のケアについては語り出すと止まらないので以下の記事で。

今年もとらじが元気いっぱい楽しく過ごせますように。

お薬メモ
  • フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
  • ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
  • ソルラクト(週1回100mlずつ)
  • ラクツロース(朝夕0.3mlずつ)
サプリメント

数ヶ月に1回血液検査・超音波検査・尿検査を受けています。
サプリメントや療法食の変更は私が同居犬たみの治療経験から最適を思われるものをチョイスしていますが、主治医に必ず相談の上で始めています。
もしこの治療記録を参考にされる場合はかかりつけの病院の先生の指示を仰ぐようにしてください。

とらじがこれからもずっと元気で楽しい毎日を過ごせますように。

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