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犬が消化不良で吐く時の症状・フードの変更など。
10年以上手作り食を続けてきたチヨ(パピヨン15歳)ですが、最近ご飯に飽きてきたようで、食欲はあるものの自分のお皿を見た途端、イヤ~な顔をするようになりました。
どうやら同居のたみ(腎不全治療中)の腎臓食が羨ましい模様。
たみはたみでチヨの手作り食が羨ましいと言うのだけれど…。
チヨのご飯は何も私がこだわって手作りしているわけではありません。
5歳の時に結石が出来て、結石用の処方食ではお腹を壊すようになり、それがきっかけだったのか何なのか普通の市販のフードでも下痢をするようになったため、やむを得ず唯一健康維持が出来た手作り食に移行したというわけです。
ちょうど猫を動物病院に連れて行くタイミングだったので、獣医さんにワケを話して胃腸が弱い犬用の処方食をいくつかいただいたり、シニア用のドライフードにも挑戦してみました。
結論を先に申しますと、その結果消化不良を起こしたので元の手作り食に戻したというお話です。
胃腸が弱い犬が試した処方食
動物病院でもらった処方食のサンプルは、
- ロイヤルカナン準療法食犬用ベッツプラン セレクトスキンケア
- ロイヤルカナン準療法食 犬用ベッツプラン スキンケアプラス
- ヒルズ処方食 i/d
- ロイヤルカナン処方食 消化器サポート
- ドクターズケア処方食 ストマックケア
まずはロイヤルカナンの準療法食を試してみて、食べないorお腹に合わないなら処方食をとのことでした。
フードを切り替える時、時間をかけて少しずつ新しいフードに混ぜて…という方法が一般的ですが、処方食の場合はそのような指示がないのは緊急の措置だからなのだろうか。
謎です。
とにかく食べないチヨには緊急事態なので、いただいたサンプルを試しました。
結果、4種類は下痢…。
唯一ドクターズケアだけは他のフードでユルユルになったお腹の調子が戻ったので、チヨには合っていたように思います。
※チヨの場合は最初の何回かは大丈夫でも長期間(1,2週間)続けて与えるうちに下痢をすることもあるので今回のサンプル使用だけでは100%の判断は出来ません。
ほとんどのフードでお腹ユルユルになってしまいましたが、ふやかしたドライフード自体は珍しいのか食いつきはとても良かったです。
というわけで、どのフードもダメだった時はドクターズケアにしようと決めた上で、若い頃から手作り食だったチヨが今まで一度も試したことが無いシニア向けのフードを試してみることにしました。
シニア向けフードで消化不良…
最近は良いフードがたくさん売られているので何が良いかと悩みますね。
とりあえず良さげだけどステマっぽいのは除外してw
楽天のシニア向けフードでレビューが多く、評価が高いフードを取り寄せて与えてみました。
食いつきは上々。
目をキラキラさせて一粒残さず食べました。
食べてすぐに嘔吐
シニア用のドライフードのみを与えて2食目、食べてすぐに嘔吐…。
ただ、吐いたものをすぐに食べようとする仕草も見られたので、慌て過ぎたかな?と思い、指定の給餌量の半分を数粒ずつに分けて与えました。
ご飯が終わってももっと食べたそうにするので、一安心。
と思いきや、明け方4時頃、チヨが吐く音で飛び起きる私…。
食べてから10時間近く経過しているのに、未消化のドライフードを何度も吐きました。
吐いてからはしばらくドンヨリしていましたが、時間も時間なので二度寝して、朝起きたらいつもの元気な顔で「ご飯ちょうだい」と言いました。
悪いものを出してすっきりしたみたい。
犬の消化不良と病気の症状の違い
何か病気が隠れている時の嘔吐と、ただの消化不良では症状が少し違います。
今回の消化不良では、嘔吐のみ。
未消化の吐瀉物を出したら終わりというのが主な症状。
悪いものを出しちゃえばスッキリ!という感じでしょうか。
ちなみに胃腸炎や膵炎の場合は嘔吐・下痢を繰り返すことがほとんど。
チヨがお腹を壊した時は、震えたりお腹痛いポーズ(前足は伏せてお尻を上げる)をとったりすることがありました。
↑伝わらないかもしれないお腹痛いポーズの絵
ちなみに犬のお腹痛いポーズの説明をした時に通っていた病院の獣医は、こういう格好をしてお腹を痛がると説明すると、
「犬が腹痛の時にそんな恰好をするわけがない。それは首が痛いのでしょう。犬は飼い主を見上げるから。レントゲン撮りますか?」
と、何ともいい加減な診断。
この獣医は犬飼ったことないのかな?と疑問に思いました。
今改めて検索してみたら「祈りのポーズ」というネーミングまでつけられるほどメジャーなポーズみたい。
たみが膵炎になった時の症状はまた少し違い、頻回の嘔吐下痢に加え、ウーウーを小さな唸り声をあげながら、うずくまっていました。
結局手作り食に戻す
やっぱりチヨには手作り食が合っているのでしょう。
本人も懲りたのか、数日ぶりに手作り食を与えたらペロリと平らげました。
今後、たみのように食事で病気をコントロールしなければならなくなった場合に一苦労するかもしれませんが、今の食事で問題なく過ごせている以上は現状維持が一番なのかもしれません。
来月はチヨの16歳の誕生日。
元気な16歳を過ごすためにも平凡で変わらないご飯を提供してやろうと思います。
だからチヨちゃん、飽きずに食べて下さい。
※追記
やっぱり手作り食は嫌!と言うので、ドクターズケアを与え始めました。
※追記2
そしたら今度はドクターズケアでも消化不良を起こしました…。
現在は手作り食で元気を取り戻しています^^
追記
何だかんだでチヨは元気に17歳になりました。
現在は手作り食はやめて、ロイヤルカナン消化器サポート(低脂肪)をふやかしたものを下痢もせずガツガツ食べています(笑)