腎臓病治療記録・情報– category –
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猫の血尿の原因は腎結石・腎臓病でした…【これまでの経過から発覚まで】
保護猫で、生後2,3ヶ月くらいの頃に家に迎えたとらじ。 家族になってすぐにひどい便秘で病院通いが始まりました。便秘自体は胃腸を動かす薬や療法食(ロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維)で改善したのですが、療法食に切り替えて少ししてから血尿を... -
腎不全と診断されて3年経ちました。治療と症状、これまでの経過など
2016年4月に腎不全と診断され、治療中の愛犬たみ(パピヨン16歳)。 脳疾患や認知症など老化と共に他の疾患を抱えるようになりましたが、腎臓の調子は大きく崩すことなく、慢性腎不全と診断されてから丸3年が経ちました。 治療2年目を迎えたちょうど1年前... -
腎臓病の犬と腎性貧血。ペットチニックが良いとされるワケ。
慢性腎臓病と診断されて3年。 1年半ほど前には、 たみちゃんもいずれ腎性貧血になります と、当時の担当の先生から予告されています。 実際、周りの腎臓病仲間も治療を進める中で貧血の治療をしたりサプリメントを飲むことが増えてきました。 たみもいつな... -
犬用の血圧計を購入しました【腎性高血圧の治療】
慢性腎不全の進行に伴い、様々な合併症を発症します。 その一つが、高血圧。 腎臓病の多くの犬にたんぱく尿の改善を目的に処方されるフォルテコールも血圧を下げる作用のある薬ですが、たみはフォルテコールだけでは下がらず、ノルバスクという降圧剤も服... -
リン吸着剤の種類と使い分け【犬猫の腎臓病(腎不全)治療】
腎臓病が進行すると、血中のリンが上昇します。 治療の中で定期的に血液検査を受け、BUNやクレアチニンの数値に一喜一憂してしまいがちですが、リンの数値が上がってきたと指摘されたらまた新たな対策を考えなければなりません。 リンが上昇すると何がどう... -
SDMA、犬の数値の変動と腎不全の症状について
2016年春に尿検査と血液検査で初期の腎不全と診断され、治療を開始しました。 その後サービスが開始したばかりのSDMAという検査で確定診断を受け、その後も半年に一度SDMAを計測しています。 SDMAについては検査機関のサイトにとても詳しく書いてあります... -
犬の腎不全と部分発作と心臓と甲状腺の治療
腎不全治療中のたみは1年半ほど前から部分発作を起こすようになりました。 発作の頻度はまちまち。2,3か月空く事もあれば、2週間しか空かない事もありました。しかし1ヶ月前、毎日、しかも1日に何度も起こすようになり、これまで頓服として使っていたレベ... -
犬の点滴を自宅でする時は加圧バッグがあると捗ります
皮下点滴とは、通常の静脈への点滴と違い、皮下点滴は犬の皮膚と筋肉の間に出来る空間に輸液を溜める方法。 腎臓病で頻回の点滴が必要になった時、自宅での皮下点滴を勧められる事があります。 病院によって方法が少し異なりますが、シリンジではなく輸液... -
犬が腎不全と診断された飼い主さんへ【知っておいてほしいこと】
腎臓の数値が高いですね BUN、クレアチニンが高いので腎臓病(腎不全)です あと1ヶ月生きられるかどうか… 犬が腎臓病(腎不全)と診断されたものの、そんなこと突然言われても…な状態の飼い主さんへ。 「腎臓病」「腎不全」と言われてもどうしたら良いの... -
犬の腎臓病(腎不全)の血液検査の数値と治療の経過【治療1年目~3年目の旅立ちまで】
この記事は、13歳の終わりに慢性腎臓病と診断され、尿毒症や激しい発作などの腎臓病特有の辛い症状に苦しむことなく、16歳11ヶ月29日で穏やかに老衰で旅立った愛犬たみの血液検査と治療の記録です。 沈黙の臓器(症状が出る頃には相当悪化している)と呼ば... -
犬の高血圧の薬「ノルバスク(アムロジピン・アムロジン)」始めました【腎不全治療】
腎不全治療2年目に突入したたみ。 慢性腎臓病の合併症のひとつが「高血圧」 先月から診察の際に血圧測定が加わりました。 犬の血圧測定って、人間の血圧測定の時に腕に巻くバンドのミニサイズを尻尾に巻いて測ります。 そのミニサイズが可愛くて可愛くて。... -
腎不全とリンとカルシウム、ビタミンDの関係【腎性二次性上皮小体機能亢進症】
慢性腎臓病治療中のたみ。治療2年目に入り、最近リンの数値が上がってきました(基準値上限6.8のところ、6.7)。 そして治療2年10ヶ月目の2019年1月末現在、リンの数値は今までで一番高い7.1。リンを減らす方法は詳しくは後述しますが、市販のサプリや活性... -
犬の腎臓病。長生きのために奮闘した記録【治療3年~】
腎臓病治療中のたみ(パピヨン16歳)、犬が腎臓病と診断されると余命数ヶ月と言われる中、治療開始から2年9ヶ月経った今も頑張っています。 たみが腎臓病と診断された時、当時の担当の獣医さんは 犬の腎臓病は予後が悪いから と既に諦めモード。 処方食の... -
犬の皮下気腫。皮下点滴に空気が入ったら…?の巻
週2日、腎臓病治療中のたみ(パピヨン15歳)を連れて病院に通っています。目的は、皮下輸液。 8月に急激に症状が悪化した時から、脱水を予防するために点滴で水分を補っています。当初は自宅で点滴をする予定でしたが、たみの場合2人がかりでしっかりと保... -
犬の皮下点滴に失敗!諦めて通院することにした話
腎臓病治療中のたみ(パピヨン15歳)。先日はぐっと数値が悪くなり、どうなるかと思いましたが、ここ2,3日はとても元気。 処方食はきちんと食べるし、水もちゃんと飲む(水はシリンジで追加で飲ませてる)。何故だかここにきて調子が良くて、このところ目... -
犬の腎不全。末期ですか?と思わず聞いた状態から回復の巻。
腎不全(慢性腎臓病)と診断され、治療を始めて1年4ヶ月のたみ(パピヨン15歳)。 ここ数ヶ月で検査の度にBUNが上がり続け、ついには130以上の測定不能(詳しい検査結果は162でした)となりました。ここまで来ると全く食欲はないし、全身に力が入らない…。...