※当サイトでは企業から提供された商品の紹介はしていませんが、実際に購入して使った商品・関連商品の紹介にAmazon・楽天・Yahooショッピング等へのアフィリエイトリンクを貼り、読者様へ一切の負担をかけない形でサイトの維持運営費を捻出しています。ご理解・ご協力のほどよろしくお願い致します。
犬の腎臓病(腎不全)の血液検査の数値と治療の経過【治療1年目~3年目の旅立ちまで】
この記事は、13歳の終わりに慢性腎臓病と診断され、尿毒症や激しい発作などの腎臓病特有の辛い症状に苦しむことなく、16歳11ヶ月29日で穏やかに老衰で旅立った愛犬たみの血液検査と治療の記録です。
沈黙の臓器(症状が出る頃には相当悪化している)と呼ばれる腎臓を管理する上で、血液検査はとても重要な指標となります。
猫と違い、犬の腎臓病の予後は良くなく、一般的には腎臓病と診断されてから数ヶ月~1年程度しか生きられないと説明を受けました。
そんな中でたみが3年以上にわたり数値を維持し落ち着いた生活を送れていたのは、たみが強かったことと体質と性格に合ったケアをしていたからですが、どんなに熱心にケアをしていても、血液検査をせず脱水などのちょっとした変化に気付けなかったらすぐに悪化させてしまいます。
腎臓病になる前から定期的な健康診断と血液検査を受け、当時サービスが開始されたばかりのSDMAという血液検査で初期の段階で見つけられたこともとても大きかったと思います。
腎臓病と診断されてからは定期的(最初は3ヶ月ごと、基本的に毎月1回)に、気になる数値や症状がある場合は更に頻繁に血液検査を受けています。
たみはもう旅立ってしまったのでこの記事が更新されることはありませんが、犬の腎臓病の長期安定維持の参考になればと思い、残しておきます。
当時のTwitterアカウントで投稿していた日常の様子はnoteにまとめています。
犬の腎臓病の血液検査の数値
定期的な血液検査では主に
- BUN(尿素窒素)
- Cre(クレアチニン)
- リン
- カルシウム
- ナトリウム
- カリウム
- クロール
などを調べています。
その他に半年に一度、腎臓以外に疾患がないかどうか全身の血液検査も受け、基準値から外れたものがあればその項目も毎月の検査に追加したり、安定していた頃はBUN、クレアチニン、リンだけのことも。
体調や腎臓病の進行度合いによって貧血などの数値も調べます。
全身の血液検査の際は外部の検査機関に出してSDMAも調べます。
腎臓病の治療開始から1年経った2017年4月のたみの結果は、
BUN(基準値9~30) | 60mg/dL(前回34) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.6mg/dL(前回1.7) |
リン(基準値2.5~6.8) | 3.4mg/dL |
SDMA(基準値0~14) | 27μg/dL |
前回よりBUNが一気に上がってきてしまい、SDMAも相変わらず基準値から外れています。
獣医さんにたみの場合、腎臓病のどの段階にいるのかと質問したところ、初期と中期の間とのことでした。
とはいえ現段階ではクレアチニン・リンの数値が上がっていないので、1日1回の投薬(フォルテコール)と、腎臓食による食事管理がとても重要なのだそうです。
また、フォルテコールは腎臓病で処方される薬ですが、脱水の症状が出た場合は脱水を進めてしまうこともあるので、その場合は中止するとのこと。
リンの数値が上がってきた場合は、リンを抑える薬を使っていきます。
たみも同居犬チヨも看取った今振り返ると、BUN、クレアチニン、リンだけでなくずっと安定していたはずの電解質が乱れ始めてからがとても難しく感じました。
老犬の場合、その時点で本人もだいぶヨボヨボで食べ物をうまく飲み込めない、食欲がない、膵炎などの所見がないにも関わらず下痢などの消化器症状が現れるなど、これまでと違った様子が見られると同時に電解質が乱れている場合には、旅立ちの準備を始めていると思っても良いのではないかなと思ったりもします。
そんな時に飼い主として何が出来るのか、どう過ごさせてあげることが本人のためになるのかを考えることも必要なのかなと思います。
以下は当時の血液検査と定期健診の記録です。
犬の腎臓病の血液検査結果
2017年7月以降の血液検査の結果と治療の記録を追記していきます。
新しい治療や薬、サプリなどを始めた時は、詳細記事もご紹介しますので合わせてご覧ください。
長くなりますが、新しい検査結果は随時記事の一番下に追記していきます。
この記事がずっとずっと長く続きますように♪
2017年7月の血液検査結果
6月1日にたみ15歳になりました。上記の検査(2017年4月)から3ヶ月後の検査結果です。
BUN(基準値9~30) | 95mg/dL(前回60) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.7mg/dL(前回1.6) |
リン(基準値2.5~6.8) | 3.4mg/dL |
前回の検査でも上昇していましたが、BUNがまたもや上がってしまいました…。
2017年8月の血液検査結果
少し元気がない?と不安に思い、担当医がお休みの日でしたが急遽受診して別の先生に診てもらいました。
BUN(基準値9~30) | 162mg/dL(前回95) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 2.2mg/dL(前回1.7) |
最初測った際はBUNが振り切れていて測定不能。
精密な検査機器で調べたところ162でした。
正直言って夏を越せるかどうかの瀬戸際…だそうです。
皮下点滴よりも効果の高い、静脈点滴による治療を2日間行いました。治療費は1日約1万円。
その結果、BUN34、クレアチニン1.3まで改善。これは去年の春頃の数値と同じくらい。
その後は週2回の皮下輸液と、自宅でも積極的に水分を与え、処方食を食べない(食欲がないわけではない)ので強制給餌を開始しました。
強制給餌に使うシリンジは、ワンラック注入器が個人的ベストです。
2017年9月の血液検査結果
最悪の状態から持ち直して1ヶ月、血液検査の結果は…
BUN(基準値9~30) | 46mg/dL(前回34、前々回162) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.6mg/dL(前回1.3、前々回2.2) |
静脈点滴後の数値からは若干上がってはいますが、これは誤差の範囲で「とても良い調子で維持出来ている」とのことです。
2017年10月の血液検査結果
腎臓病の治療を開始して1年半、食欲も元気も今が一番調子が良い様な気がします。
BUN(基準値9~30) | 43mg/dL(前回46) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.6mg/dL(前回1.6) |
検査結果は、BUN43、クレアチニン1.6
たみちゃん上等です♪
週2の皮下輸液は欠かさず続けています。
2017年11月の血液検査結果
犬の健康診断は年に一度と言われていますが、シニア期に突入したら半年に一度は健診を受けましょうとのこと。
今月の血液検査は全身の数値を測りました。
検査結果を受けて、エコーによる検査も。
血液検査結果はほぼ横ばい。
BUN(基準値9~30) | 46mg/dL(前回43) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.5mg/dL(前回1.6) |
リン(基準値2.5~6.8) | 4.5mg/dL(前回3.4) |
SDMA(基準値0~14) | 39μg/dL(前回27) |
ヘマトクリット(基準値38.3~56.5) | 49.8 |
SDMAが半年で27→39に上昇してしまいました。
腎臓がかなり悪いのは確かなので、点滴で維持している状態
とのこと。
腎臓病が進行すると起こる腎貧血を示すヘマトクリットは49.8は基準値内(基準値38.3~56.5)。
今は貧血もなく維持できていますが、いずれたみちゃんも腎貧血になります
とのこと。
猫の腎臓病による腎貧血予防に与えている人が多いらしいので、たみにもペットチニックを与えています。
2017年12月の血液検査結果
体調は落ち着いていて、ご飯もよく食べます。
BUN(基準値9~30) | 48mg/dL(前回46) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.6mg/dL(前回1.5) |
今月の検査結果は、BUN48、クレアチニン1.6。
横ばいですね!点滴と、ご自宅でのご飯のおかげでとても良い状態で維持出来ています。
と獣医さん談。
BUNの数値はここ数ヶ月46~48で維持しているわけですが、夏の静脈点滴直後の数値は34だったんですよね。
横ばいといっても、34から48に上がった事はどう考えれば良いのかと質問したところ、絶食&点滴治療の結果の数値なのでそれと比べて上がったとは考えない方が良いとのことでした。
あ、そうそう。体重に嬉しい変化が♪
たみの適正体重は3.2kg前後。
一気に数値が悪化し体調が悪くなった8月は、2.5kgまで痩せていました。
そこで2.8kgまで戻す事を目標に頑張った結果、現在は2.95kg。
人間に例えたら80歳90歳のおばあちゃんが3ヶ月で5kgも体重を増やした様なものですから。
たみちゃんえらい!目指せ3kg!です。
2018年1月の血液検査結果
2018年最初の血液検査をしてきました。
年末年始は通常週に2回の皮下輸液を1回に減らした週があったり、昨日(1/14)は何度起こしても昼まで寝ていたりと少し気がかりな事もありました。
おそらく頭蓋内疾患であろうと診断された謎の旋回もあったりして…。
結果が出るまではやや不安でしたが、今回も無事横ばい。
BUN(基準値9~30) | 45mg/dL(前回48) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.6mg/dL(前回1.6) |
上等上等。
目標を掲げていた体重はめでたく3kg突破しました。
たみちゃんがんばってます。
2018年2月の血液検査結果
特に変わりなく元気に過ごした1ヶ月、今月の検査結果は…
BUN(基準値9~30) | 47mg/dL(前回45) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.7mg/dL(前回1.6) |
BUN47、クレアチニン1.7でした。
そして体重は3.1kg。
目標だった2.8kgも3kgも突破し、更に3.1kgまで増えてました。
上等さん♪
たみちゃん、来月も元気に過ごしましょう。
2018年3月の血液検査結果
体調は変わりなく元気に過ごした1ヶ月ですが、今月の検査結果は
BUN(基準値9~30) | 51mg/dL(前回47) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.9mg/dL(前回1.7) |
これまでクレアチニンが基準値(0.5~1.8)を超えたのは、昨年の夏に体調を崩した時だけだったので気がかりです。
BUNも40台を維持していたので、獣医さんもどうしたのかな?と。
少なからず腎臓病が進行していると考えて、次に出来る対策は水分補給の方法を変える事。
となると週2回125ccずつ入れている皮下点滴の量を増やすか、回数を増やすか…ということになりますが、現在たみはシリンジで強制給水をしているので、まずは飲ませる水の量を増やしてみて1週間後に再検査をしてみることにしました。
毎日確実には出来ていませんが、これまでは朝食と夕食以外に10mlの水を複数回シリンジで与えてきました。
7時(朝食:ウェットフード75g+水約30ml)、10時、12時、14時、16時、19時(夕食:ウェットフード75g+水約30ml)、21時、23時(深夜に起きたら+1回)
=朝食&夕食で約50ml×2回+10ml×6~7回
給水の回数は日によって少し違うので、大体1日に160~200mlくらいの水分を与えていることになります。
そこで10ml与えている水を15~20mlに増やしたら、1回あたりの量はそこまで多くはならないものの1日の総量はかなり増やせるので、普段よりも気を付けてこの1週間を過ごしてみて、良い結果が出たら継続してみようかなと思います。
心臓の検査
たみは半年ほど前から心雑音を指摘されていました。
小型犬に多い僧帽弁閉鎖不全症というやつですね。
腎臓にも心臓にも効くフォルテコールを服用しているし、現段階では6段階のうち2くらいとのことで聴診だけで経過観察していましたが、心臓・腎臓の治療の目安をなるように現在の心臓の状態を把握しておいた方が良いとのことで心臓の検査をすることになりました。
どうして腎臓の治療をしているのに軽い心臓の雑音を気にするのかというと、腎臓と心臓ってとても深く関係しているから。
人間の情報ですが、国立循環器研究センターサイトにとても詳しく書いてあるので是非読んでみて下さい。
かかりつけの動物病院には月に1回大学病院から専門医が来て診察をしていますが、常勤の獣医さんでエコーが上手な先生に頼めば専門医に頼むよりも安く、すぐに診てもらえるとのことで次回の診察で検査をお願いしました。
今日はレントゲンだけ撮影し、写真を見る限りはそこまで気管を圧迫したり心臓の形がおかしくなってはいないとのこと。
来週は検査続きで大変ですが、良い結果が出るように祈っています。
※心臓の超音波検査は泣いて暴れてオシッコ漏らして中断しました。
レントゲンとチラッと見えた超音波画像、聴診を総合して考えるとそこまでひどくはないそうです。
2018年3月の血液検査結果(2)
前回BUN、クレアチニン共に上昇してしまったたみ。
この10日間、水分量を倍に増やしました。
そして再検査。
BUN(基準値9~30) | 50mg/dL(前回51) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 2.3mg/dL(前回1.9) |
リン(基準値2.5~6.8) | 5.5mg/dL(前回4.5) |
結果は、BUNは1下がっただけで横ばい。
クレアチニンが0.4も上昇してしまいました。
一緒に測ったリンは5.5と正常値(2.5~6.8)でした。
昨年の夏、もうダメかもしれないと言われた時のクレアチニンの数値が2.2です。
それよりも0.1高く…。
たみは「BUNは高いけど、クレアチニンが正常の範囲内だからまだ頑張れてる」と言われていました。
そのクレアチニンが上がってしまうのは本当に嫌なこと。
数値が高いから気になるだけかな?と思ったこの半月ほどのたみの変化は、やはり腎数値の悪化と関係するのかもしれません。
まず、下半身に力が入らない。
同居犬チヨ(ヘルニア)の様に足が麻痺するのではなく、腰から後ろ全体がダル重そうな、おすわりしていてもベッドで寝ていてもズル~っと滑ってしまうようになりました。
実はこれ、昨年の夏も気になっていた症状。
あとは立っていてもだんだん斜めによろけてしまったり、いつもどこかにもたれかかる様な怠そうな感じ。
たみは元々ボンヤリした子なので思い過ごしだと良かったのですが、腎数値と関係しているのかなと改めて思いました。
今後の治療は、週2回だった皮下輸液を週4回に増やして様子を見て、改善しなかったり体調が悪くなるなら何日間か静脈からの点滴(よくなるまで朝から夕方まで日帰り入院)になります。
たみちゃん、週何回でも通うからまだ私と一緒にいてよ…と落ち込む飼い主を引きずり回し、病院帰りに疾走する姿が救いです。
点滴後は明らかに元気いっぱいになるので、心臓との兼ね合いもありますが皮下輸液を増やす事で効果が出ると良いなと思います。
こうやって検査結果に良くない変化があるとついつい手を出しちゃいますよね。
いつもは小馬鹿にしてる水素水、数ヶ月ぶりにまた買ってみました。
数ヶ月前はお皿から水を飲ませて嫌がられたのであまり飲ませられなかったのですが、現在は100%シリンジで給水しているので確実に飲ませられます。
水素水様、どうかよろしくお願いします(手のひら返し)。
2018年4月の血液検査結果
前回の検査から1週間。再び血液検査を行いました。
この1週間は、皮下点滴の回数を増やし、アゾディルというサプリを始めました。
そして半信半疑(ほとんど信じてない)の水素水。
水素水を飲ませたい!というよりも、浄水器を通した普通の水を飲ませるよりもミネラルゼロのペット用純水をと思って楽天で検索したら、水素水が大半を占めていた…というワケ。
これを1日に1パック(+ご飯の水分)必ず飲ませきるという自分へのノルマです。
さてさてどことなく元気がなかった1週間。
心配で仕方がなかったのですが、血液検査の結果は嬉しいものでした。
「奇跡が起きました!」と獣医さんも一緒に喜んでくれました。
BUN(基準値9~30) | 42mg/dL(前回50) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.5mg/dL(前回2.3) |
リン(基準値2.5~6.8) | 6.7mg/dL(前回5.5) |
SDMA(基準値0~14) | 42μg/dL(前回34) |
BUN42、クレアチニン1.5、SDMA42、リン6.7。
BUN、クレアチニンは昨年の秋頃の数値よりも下がっているではないですか。
点滴とサプリ、自宅での強制給水の効果がとても大きかったと思います。
そして獣医さんも私も、「え…まさか水素水?笑」と。
BUNとクレアチニンは食べ物や筋肉量によっても左右されるため、腎臓の数値を測るSDMAも外部に検査を出しました。
その結果は1年前に27、半年前に34、今回42(基準値0~14)と確実に上がってきています。
そして今回はリンも基準値が6.8以下のところ6.7。
これも少し気になるところなので、レンジアレンの量を増やすかカリナール1など他のリン吸着剤にしてみるなど検討が必要。
1,2週間経ったらまた再検査の予定です。
4月に入り、腎臓病と診断されてから丸2年目に突入しました。
色々不安はありますが、まずまず良いスタートを切れて良かったです。
2018年4月の血液検査結果(2)
前回の血液検査から約2週間おいて、再検査を行いました。
腎臓病とは別に頭蓋内疾患が原因と思われる部分発作を起こすようになったたみ。
そのための薬も服用していたので腎臓への影響が気になるところでしたが…。
BUN(基準値9~30) | 40mg/dL(前回42) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.6mg/dL(前回1.5) |
リン(基準値2.5~6.8) | 5.8mg/dL(前回6.7) |
BUNは落ち着き、クレアチニンとリンは正常値内。
血圧は高値ではありますが、まだ様子見。
この2週間はレンジアレンの量を増やしました。
レンジアレンの効果と、アゾディルとの相性が良かったのかもしれないとのことです。
一時はどうなることかと思いましたが、皮下点滴のペースはこのまま(週2回)で維持していけそう。
良かったよかった。
朝ご飯抜きとはいえ、体重が久々の2kg台。
2.95kgだったので、少し気を付けていこうと思います。
2018年4月の血液検査結果(3)
今月3回目の血液検査。
3月の数値上昇・血圧上昇以来、降圧剤の服用を開始し週2回の点滴の際に血圧測定を行っています。
そのため血液検査も頻回に。
さて、今回の血液検査は、
BUN(基準値9~30) | 35mg/dL(前回40) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.5mg/dL(前回1.6) |
リン(基準値2.5~6.8) | 5.6mg/dL(前回5.8) |
体重は朝ご飯抜きで3.0kgという素晴らしい結果になりました。
点滴と頻回の水分補給をしているとはいえ、この数値は2年前に初期の腎臓病と診断された頃と大差ありません。
ふらつきや震えなど、私としては心配な点もいくつかあったここ数日。
もしかしたらこれらは腎臓とは関係なく、以前から指摘されている頭蓋内疾患や、単なる老化現状のひとつなのかもしれません。
一体何がたみに良い作用をもたらしたのかは獣医さんも首をかしげるほどですが、ずっと一緒にいる私の感覚としては、アゾディルが良い仕事してる!
アゾディルはカプセルのまま飲ませないと意味がなく、そのカプセルがなかなか大きいので「どんどん飲ませたいのに与えられる子が限られている」と獣医さんが話していました。
そしてリンの数値は前回の検査と同様レンジアレンの増量が良かったかなと思います。
ゴールデンウィーク前にホッと一安心の検査結果でした。
この調子でケアしていきたいと思います。たみちゃんがんばれ!
2018年5月の血液検査結果
ゴールデンウィーク明け、次女に風邪をうつされて絶不調だった私。
普段頻繁にしているたみへの給水も、気持ち少な目になっていました。
おまけに検査前日は寝落ちして、0時前~6時半は給水なし(普段は深夜もたみが起きていたら2,3回与えています)。
気になる検査結果は、全てやや上昇…。
BUN(基準値9~30) | 40mg/dL(前回35) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.9mg/dL(前回1.6) |
リン(基準値2.5~6.8) | 6.1mg/dL(前回5.6) |
獣医さん曰く、やはり水分量が本当に大きく影響するとのこと。
次回2週間後の検査までに通常の給水量に増やし、病院に行く前も家でたっぷり水を飲ませてどう変化するかを確かめたいと思います。
あと、最近の悩みはレンジアレンを増やした事による軟便。
ウンチのキレが悪くて、たまに踏んづけて歩いてるんですよね…。
掃除ならいくらでもしますが、たみ自身が困ってるのでどうにかしてあげたいなぁ。
毎食ご飯に混ぜているビオフェルミンS細粒が、軟便が下痢にならない程度には頑張ってくれていると感じています。
2018年6月の血液検査結果
たみ、6月1日に16歳の誕生日を迎えました!
写真は寝起きで帽子被らされてボンヤリしてますが(笑)
前回5月末の検査結果はBUN・クレアチニン・リン全てがやや上昇していたので、2週間空けて再検査。
結果、クレアチニンは0.1上昇したものの、BUNとリンは下がりました。
BUN(基準値9~30) | 34mg/dL(前回40) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 2.0mg/dL(前回1.9) |
リン(基準値2.5~6.8) | 5.7mg/dL(前回6.1) |
維持出来ていると言って良いでしょう!
とのこと。
この2週間は水分をたくさん摂らせるように意識して過ごしました。
ちょうど箱買いしていた水素水がなくなり、水素水はとても高いので普通の水道水に戻すかミネラル分が入っていない純水にしようかと考えていたところですが、前回の数値上昇もあって少し心配なので再度水素水を購入しました。
効果があるのかどうかは分かりませんが(笑)
腎臓病と診断されたのは13歳の春。
この年齢(16歳)で腎臓病2年目、こうして維持出来ているのはすごい
と獣医さんに褒めてもらいました。
腎臓病とは別に時々起こる部分発作など心配は尽きませんが、こうしてそこそこ元気に16歳の誕生日をお祝い出来て本当に良かったです。
12歳の誕生日に馬肉を食べさせた直後に急性膵炎になった過去があり、今は腎臓のための食事制限もあるのでお祝いは少しのリンゴ。
嬉しそうに食べていました。
そして最近トイレがあやふやになってきたので、「たみパン(おむつカバー)」をプレゼント。
紙おむつは単価が高く、人間の新生児用はいまいちサイズが合わないので、人間の尿漏れパッドを使えるように専用おむつカバーを作りました。
履かせやすく、履いていても違和感がなさそうで、大成功です♪
2018年6月の血液検査結果(2)
台風が近づいていて、少し肌寒い朝、たみちゃんは朝からボンヤリしていて元気がありません。
ボンヤリしているのはいつもの事なので様子を見て、食前のアゾディルを飲ませ、そろそろ朝ご飯というタイミングでトイレに行きました。
血便出してる…。
少量の下痢と、3分の1くらいの粘液状の血便(鮮血)。
少しお腹の調子を崩した時に出る粘液便といまいち区別がつかず、何となく元気がないし前回クレアチニンが少し上がっていたことも気になり、土曜日の病院に行くことにしました。
検便、触診、直腸検査の結果は特に異状なし。
血圧も変化なし。
心配なので全身の血液検査もしてもらいましたが、腎臓以外に異常値を示すものはなく、腎臓の数値もむしろちょっと良くなっているくらいでホッとしました。
体重は3.15kg。
朝ご飯を抜いて行ったのに朝ご飯を食べた後の体重と同じなので少し増えたかな?
BUN(基準値9~30) | 33mg/dL(前回34) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.9mg/dL(前回2.0) |
リン(基準値2.5~6.8) | 5.6mg/dL(前回5.7) |
ひどい嘔吐下痢が見られた場合は今回調べた項目以外に膵炎の検査なども別途行った方が良いとの事でしたが、以前たみが急性膵炎になった時とは明らかに症状が違うので、膵炎の可能性はなさそう。
思いあたるのは、レンジアレンを増やした事による軟便。
軟便を繰り返すうちに炎症を起こしたのかなぁ…。
リンの数値は落ち着いてきたので、レンジアレンを規定量まで戻して、それでも改善されなかったらカリナール1など他のリン吸着剤の使用を検討しても良いかなと獣医さんと相談してきました。
今回はひとまずお腹を治すために下痢止めの「ディアバスター」と、抗生剤「メトロニダゾール」を処方していただきました。
落ち着くといいなぁ。
2018年7月の血液検査結果
レンジアレンを1日1包(1食につき1/2包)に増量していたのを、規定量の1日1/2包(1食につき1/4包)に戻し、下痢はすっかり落ち着きました。
体調はふらつきや認知症の症状は出ているものの、嘔吐下痢などはありません。
1ヶ月ぶりの血液検査結果は以下の通りです。
BUN(基準値9~30) | 39mg/dL(前回33) |
Cre(基準値0.5~1.8) | 1.8mg/dL(前回1.9) |
リン(基準値2.5~6.8) | 6.6mg/dL(前回5.6) |
BUNは若干上がっているもののまぁ横ばい。
クレアチニンは基準値内に下がりました。
しかしリンが上がってる…。
基準値内ではありますが、獣医さんによると、6以下にしておきたいとのこと。
私、きっちり育ててると見せかけてレンジアレンは目分量で与えていたので、毎回計測して1食につき0.08g(1日0.16g)与えて次の検査に臨みたいと思います。この先も安定して過ごせますように。
その他に前回の検査以降新たに試みているのは、オメガ3脂肪酸。
2018年8月の血液検査結果
何となく漠然とした不安を抱えた1ヶ月。
気になる症状は認知症or部分発作のふらつき以外は時々起こる軟便程度でしたが、どうもそわそわ落ち着かなかった。
悪化してからちょうど1年だからかな…。
3.2kgまで戻っていた体重が先月辺りから3.1kgに満たない事があったり、今日は朝食抜きであったにも関わらず2.8~2.9kg。
少し気になります。
あとは時々軟便だったり下痢気味だったり。
基本的には普通のウンチをしますが、緩い事もしばしば。
血圧も、降圧剤を飲ませて160台を維持していたのが、今日は180台になっていました。
普段よりも少し興奮していたからかもしれないので、また次回以降も頻繁に計測していきます。
そんな8月の検査結果は以下の通り。
- BUN(基準値9~30):46mg/dL(前回39)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.5mg/dL(前回1.8)
- リン(基準値2.5~6.8):6.8mg/dL(前回6.6)
- ALT(基準値10~125):146U/L(前回(2ヶ月前)97)
- ALKP(基準値23~212):452mg/dL(前回(2ヶ月前)279)
クレアチニンが下がり、BUNがやや上昇(46は今までもあったので、誤差の範囲内として様子見)。
6以下に下げておきたいリンが上がりました。
念のためにと以前治療していた肝臓の数値も計測した結果、ALTが段階で言うと中程度の数値を見せたので、エコー検査も行いました。
エコーで見る限り腫瘍は認められないものの、年齢相応なのか、肝臓の異常なのか、全体的に浮腫んでいて形が悪いそうです。
一緒に見てくれた腎臓も小さく、形がいびつで嚢胞もあり、「よく頑張ってるな」と思う状態とのこと。
肝臓が悪くなると体重減少や下痢などの症状が出るので、肝臓の治療をすればもしかしたら改善するかもしれません。
エコーが嫌過ぎてオシッコ漏らして下痢しちゃったので今日のところは下痢止め(ディアバスター)を飲ませますが、明日から肝臓の薬も始めます。
肝臓の薬はウルソと植物から出来たサプリメント「リバフィット」の2種類。
どちらも腎臓への負担はないそうです。
リバフィットはサプリなのでネットでも購入出来ますね。
肝臓の治療に関しては長期化しそうであれば別の記事にまとめようかと思います。
腎臓の治療中に肝臓も…というパターンもあるかと思いますので、参考になれば幸いです。
ひとまず1ヶ月肝臓の薬とサプリを続けてみて様子を見ていきます。
2018年9月の血液検査結果
今月のたみちゃんはフラフラヨボヨボ…。
あてもなくフラフラと歩き回ったり、隙間に挟まったり…と思ったら後ろ足が全然立たなくなってしまってこのまま歩けなくなるの?と心配になった翌日には明け方までスタスタと歩き回ったり。
明らかに認知症ですが、でも腎臓が悪くて弱っているとしたら…と、先月に続き今月も漠然と不安な1ヶ月でした。
一度だけ吐いたのも気になります。
食後2時間経過して、水を30ml飲ませたのと、飲ませた水が普段の水素水ではなく赤ちゃん用の純水だったのでお腹がびっくりしただけだと思いたいです。
体重も先月と同様、2.8~2.9kg。
老化により消化吸収能力が落ちているのか、肝機能低下の影響か、腎臓か。
なんともかんとも。
さて9月の検査結果は以下の通り。
- BUN(基準値9~30):40mg/dL(前回46)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.7mg/dL(前回1.5)
- リン(基準値2.5~6.8):6.2mg/dL(前回6.8)
- ALT(基準値10~125):135U/L(前回(2ヶ月前)146)
- ALKP(基準値23~212):398mg/dL(前回(2ヶ月前)452)
- AST(基準値0~50):64U/L(初測定)
- GGT(基準値0~11):15U/L(初測定)
- TBIL(基準値0~0.9):0.4mg/dL(初測定)
- NH3(基準値0~98):18μmol/L(初測定)
腎数値は横ばいで安定。
良かったよかった。
肝臓の数値も1ヶ月薬を続けた結果、少し下がりました。
今回空腹時にアンモニア(NH3)を計測したので、次回食後にもう一度測るそうです。
肝臓の薬(ウルソ)とサプリ(リバフィット)は継続します。
これまでもずっと心雑音を指摘されてきましたが、今回は普段よりもはっきりと雑音が聞こえたそうです。
といっても6段階中の2程度とのことですが、心疾患は腎臓病の治療の妨げになりがちなので、心臓さんにはどうにか細々と頑張っていただきたいです。
高血圧の影響はあるかもしれませんが、ヨボヨボと腎臓は切り離して考えて良いとのこと。
グルグルと歩き回ってしまうのは、耳ではなく脳の神経疾患。
今までは部屋の中を大きくグルグルと歩き回っていたのに、最近は下の動画の様に小回りをするようになりました。
「大回りは脳疾患、小回りは耳の疾患(前庭疾患)」を以前説明を受けたので、「小回りになりました!」と相談したのですが、前庭疾患の小回りはこんなものではなく、これはまだ大回りの範疇で、認知症&脳疾患なのだそうです。
たみはオメガ3脂肪酸のサプリも飲んでいるし、麻酔下での検査や治療は選択肢にないので、様子を見ていこうと思います。
こんな事を言うのは何ですが、予後が良くないとされる犬の腎臓病を治療する中で、認知症の心配をするほどまで長く頑張ってこられていることは、とても幸せだなと思います。
認知症のたみはもうすっかりたみちゃんの世界の住人です。
たみちゃんの世界はきっとすごく平和で穏やか。
これからもホンワカのんびりと過ごしてほしいと思っています。
2018年10月の血液検査結果
今月の検査の直前、たみが前庭疾患と診断されました。
これまでの部分発作とは少し様子が違い、眼振もあり、ちょうど診察の時に発作が起きたので診てもらえました。
そしてここしばらくは同居犬チヨに手がかかり続け、たみに飲ませる水の量も減ってしまい、体調の変化はあまりありませんが、やや不安…。
体重も1,2ヶ月でジワジワ減り始め、3.1kgまで増えていたのが今は2.8~2.9kg。
心雑音が増えると体が頑張るようになるのでそれだけエネルギーを消費するとのことですが、もう一つ原因として考えているのがキドナをやめたこと。
これまでカロリー補給のために腎臓サポートにキドナを混ぜて与えていましたが、安定しているのでキドナはもういいかな?とやめたのが1ヶ月半程前のこと。
もしかしてそのせいかもしれないので、再びキドナを朝夕の食事に大さじ1.5杯程混ぜ始めました。
さて、そんなたみちゃんの10月の検査結果は以下の通り。
- BUN(基準値9~30):44mg/dL(前回40)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.8mg/dL(前回1.7)
- リン(基準値2.5~6.8):-mg/dL(前回6.8)
- ALT(基準値10~125):86U/L(前回135)
- ALKP(基準値23~212):258mg/dL(前回398)
- AST(基準値0~50):-U/L(前回64)
- GGT(基準値0~11):8U/L(前回15)
腎数値は横ばい。
肝臓の数値は一気に改善しました。
腎臓、肝臓に関しては引き続き現在の治療を継続していきます。
今一番の課題は前庭疾患かな…。
どうか穏やかにまだしばらく私と一緒にいてほしいです。
2018年11月の血液検査結果
今回の採血はこれまでにない程の抵抗を見せたたみ。
元気な証拠かな?
前庭疾患は完全ではないけれど落ち着いたので処方された酔い止めは飲ませていません。
先月からキドナを再開したものの、体重は増えない…。
もうちょっと蓄えがあればいいのになと思います。
私の肉ならいくらでも分けるのに。
11月の検査結果は以下の通り。
- BUN(基準値9~30):44mg/dL(前回44)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.8mg/dL(前回1.8)
- リン(基準値2.5~6.8):6.5mg/dL(前回(2ヶ月前)6.8)
- ALT(基準値10~125):75U/L(前回86)
- ALKP(基準値23~212):252mg/dL(前回258)
- GGT(基準値0~11):6U/L(前回8)
腎数値は横ばい。
肝臓の数値は先月に続き、改善しているので、引き続き現在の治療を継続していきます。
リンがまだ高いので、レンジアレンを増やすかな…といったところ。
朝起きてすぐは生まれたての小鹿みたいに足はヨレヨレヨタヨタのヨボヨボだし、ガタガタと震える事もあって心配でしたが、腎臓が悪くなったわけではないようで一安心。
来月も元気に過ごせますように♪
2018年12月の血液検査結果
今月は2回血液検査を受けました。
月の初めに1回目。
部分発作が頻発し夜間診療に駆け込んだり、発作止めのレベチラセタムを常用するようになった事もあり不安がいっぱい。
ちょうど前回の全身の血液検査から半年経ったので、今回は外部の機関に依頼して全身の数値を調べました。
結果は、
- BUN(基準値9~30):59mg/dL(前回44)
- Cre(基準値0.5~1.8):2.3mg/dL(前回1.8)
- リン(基準値2.5~6.8):6.5mg/dL(前回6.5)
- カリウム(基準値3.9~5.8):6mmol/L
- SDMA(基準値0~14):65μg/dL(前回42)
- ALT(基準値10~125):64U/L(前回75)
- ALKP(基準値23~212):195mg/dL(前回258)
- AST(基準値0~50):53U/L(前回(3ヶ月前)64)
- GGT(基準値0~11):8U/L(前回6)
BUNが去年の夏からの1年4ヶ月のうちで一番高い…。
クレアチニンも高いし、SDMAも確実に上がり続けています。
検査結果を前に、あぁこれはいよいよ…という空気が漂いました。
3月に一度、BUN50、クレアチニン2.3になり、獣医さんも私も身構えた事があります。
その時は点滴を週2→週3に増やし、アゾディルを開始する事で30台~40台まで下げてこれまで維持してきました。
今まではそうやって新しいアイテムを増やしたり薬を変えたりと次の治療の選択肢があったから良かったけど、もうないよ…。
体重も、やっと3kgまで増やしたのにジワジワと減り続け、2.5kgになってしまいました。
おまけにカリウムも基準値より上に。
獣医さんの提案で、心臓への負担は正直賭けの部分もあるし、輸液によって脳圧が上がり脳への影響もないとは言い切れないものの、今一番大事にしたいのは腎臓とのことで、皮下点滴を週2回→週3回。
1回の輸液量を125ml→150mlに増やし、年内最後の診察の日に再度血液検査をすることになりました。
家で飲ませる水の量も気持ち増やすことにしたので、また水素水をどかっと購入。
カリウムが高いのはまだそこまで気にすることはないとのこと。
犬の腎臓病では低カリウムと高カリウム、どちらにもなる可能性があり、低い時はカリウムを飲ませたりするけれど、多少高いからといって高カリウムによる症状が出る事はあまりないとのこと。
でも念のためカリウムが添加されているキドナはやめてみて、体重増加のためお昼に腎臓サポートリキッドを飲ませる事にしました。
そして迎えた年内最後の血液検査。
もう、悪い事とか期待とか何も考えずに…とモジモジ待っていたら、待合室で隣に座った人が話しかけてくれて老犬介護の話題で盛り上がっている間に検査結果が出ました。
- BUN(基準値9~30):37mg/dL(前回59)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.8mg/dL(前回2.3)
- リン(基準値2.5~6.8):6.0mg/dL(前回6.5)
- カリウム(基準値3.9~5.8):6mmol/L(前回6)
下がってるーーー!!!!
と、獣医さん。
今回数値が下がったのは点滴を増やしたのが一番大きかったと思いますが、もしかしたらネフガードをお昼に1粒与えていた効果もあったかもしれません。
今までもネフガードを与えよう!と試みたものの、他のサプリや薬との兼ね合いでなかなかうまく続けられず三日坊主になることが数回…。
今回は真面目に毎日お昼に1粒飲ませていました。
今後も続けてみようと思います。
年末年始は一般の診療はお休みになるので、たみは1回だけ点滴に行きます。
数値が上がってからは週1,2日おきの点滴だったのが、年末年始は3日空く事になるので、その分家での給水を丁寧に。
痩せてるしヨボヨボだし、全体的な衰えはこのところすごく感じます。
だけどたみちゃん再度復活!
よかった。
今後は体調の様子を見ながら点滴の量や回数を調整していくことになりました。
2019年1月の血液検査結果
2週間にわたり週に3回の点滴を受け、先週から週2回に戻して1週間後の今日、血液検査を受けました。
たみはこのところヨボヨボ度がひどく、検査前日もまともに立てないほど。
12月初めの数値もあり、さすがに色々と覚悟をした夜でした。
後ろ足に力が入らないのは本当に嫌だなと。
そんな不安を抱えて受けた2019年最初の血液検査結果は↓こちら
- BUN(基準値9~30):23mg/dL(前回37)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.4mg/dL(前回1.8)
- リン(基準値2.5~6.8):6.6mg/dL(前回6.0)
- カリウム(基準値3.9~5.8):5.7mmol/L(前回6)
!!!
まさかの正常値…。
と、先生。
本当に。
確証は全くありませんが、私個人の感覚としては病院で輸液量を増やしたこと以外では
- お昼に与え始めたネフガード
- 朝夕のご飯に混ぜ始めたベジタブルエンザイム
- 頻回の給水(10時から23時頃まで約2時間おきに20mlずつ、23時から明け方まで徘徊の合間に1~2時間おきに10mlずつ)
これらの影響もあり、今回の結果に結びついたのかもしれないと何となく思います。
ベジタブルエンザイムは同居犬チヨの消化の助けにと思って始めたものですが、パッケージに書いてある「たんぱく質と脂肪の消化のため」というワードが気になって気になって、遂にたみのご飯にも混ぜ始めました。
薬に関しては、昨夜からのひどいふらつきの原因を出来るだけ排除するために、部分発作の予防として常用しているレベチラセタムを休薬。
血圧がまた上がってきたので、レベチラセタム休薬後にノルバスクを増量。
増量後に血圧測定をして、効果が出ていたら増量後の量で継続。
もしノルバスクでも効果がない場合はもう少し考えなければならない。
腎臓にはレニンアンジオテンシン系という血圧を上昇させる仕組みがあり、それを抑えるためにACE阻害剤(たみの場合はフォルテコール)を飲ませているわけだけど、更に別の薬(多分、アンジオテンシン受容体拮抗薬)を追加するとか、フォルテコールを増量するとか…それが今後の課題とのこと。
私がふと不安に思って前回の診察で相談した甲状腺の数値は今回採血したものを外部に送って次回結果が出ます。
腎数値はすごく下がったので必要ないかな?とのことでしたが、同じ検査機関なので参考としてSDMAも調べてもらうことにしました。
獣医さんから
と嬉しいコメントもいただきました。
点滴は12月初めの数値上昇以前の125mlから増やし、160mlを週2回続けていきます。
たみが受け入れそうであれば、心臓の専門医の診察を受けて今の心臓の状態も見ていこうかなという話になっています。
本当に良かった。
この調子で落ち着いていくといいな。
2019年1月の血液検査結果(2)
前回の血液検査から12日後の1月25日、たみ突然の嘔吐。
たみは滅多に吐きません。
腎臓が悪くなってから吐いたのはこれで2回目くらい。
今回は気持ち悪かろうと飲ませた水まで吐きました。こんなの数年前の急性膵炎の時以来。
腎臓食はたんぱく質でカロリーを摂れない分を脂質で補っているため、膵炎を併発しやすい病気。
既往のあるたみはいつも用心して腎臓食を食べさせながらも消化酵素を併用してみたりと多少工夫はしていますがちょっと心配なので急遽受診しました。
血液検査の結果、膵炎を疑うような数値は上がっていないので大丈夫だろうとのこと。
しかし前回基準値内まで下がっていた腎臓の値が絶食下ではないにしろ少し上昇しているのが気になりました。
↓今回の結果
- BUN(基準値9~30):39mg/dL(前回23)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.6mg/dL(前回1.4)
- リン(基準値2.5~6.8):7mg/dL(前回6.6)
- カリウム(基準値3.9~5.8):5.8mmol/L(前回5.7)
嘔吐に関しては軽い胃炎とのことでファモチジンを服用して落ち着きました。
しかし腎臓の上昇、特にリンの上昇が気になります。
というわけで1月31日、絶食下で再検査。
- BUN(基準値9~30):43mg/dL(前回39)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.6mg/dL(前回1.6)
- リン(基準値2.5~6.8):7.7mg/dL(前回7)
- カリウム(基準値3.9~5.8):5.8mmol/L(前回5.8)
前回は吐いたとはいえ朝食を食べていたからかと思いましたが、今回もまたBUNの若干の上昇、そしてリンがこれまでにない値に上昇。
これは少し治療を考えなければならないという事になりました。
高リンの治療については以下の記事を再編集しました。
新しいリン吸着剤「ホスレノール」を1週間使った後、再検査です。
どうか良い作用をしてくれますように。
2019年2月の血液検査結果
新しいリン吸着剤「ホスレノール」を使用して1週間経ったので血液検査を受けました。
- BUN(基準値9~30):41mg/dL(前回43)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.8mg/dL(前回1.6)
- リン(基準値2.5~6.8):7.1mg/dL(前回7.7)
- カリウム(基準値3.9~5.8):5.5mmol/L(前回5.8)
リン、0.6減った。
これは効果があったといえるのか、誤差の範囲か…。
ただ、初めての使用ということでホスレノールを規定量の半分に満たないくらいしか与えていなかったので、これから更に増やして様子を見ることになりました。
BUNクレアチニンは現状維持。
気になっていたカリウムはしっかり基準値に収まりました。良かった。
今後カリウムが過度に上がってきた場合はフォルテコールを休薬するかもしれないとのこと。
大きく悪化してなくて良かった。
次回はまた1週間ホスレノールを服用して再検査です。
2019年2月の血液検査結果(2)
体重換算よりも控え目にしていたホスレノールの量を1.6倍に増やして1週間経ちました。
前回0.6しか下がっていなかったことと、他の腎臓の数値ももう少しどうにかならないものかと考え、サプリや給餌方法も再検討した1週間です。
色々考えて実行したのは以下の4点。
- 同居犬に与えていてすごく良かったので、ここ2ヶ月ほどたみにも試しに与えていた粉末のDHA/EPAサプリを中止
- 体重を増やしたくて規定量より多めに与えていたご飯を規定量ぴったりに戻す(ご飯の量を増やしても全然太らないので)
- オメガ3オイルを増やす
- ホスレノールの副作用で便秘気味になるので、増量すると下痢気味になるレンジアレンを1日1袋→1日2袋に増やした(副作用と副作用でちょうど良くなった)
オメガ3オイルは以前から使っているウルトラオメガ3。
1週間なのでこれがどう作用したのかは分かりませんが、以下の検査結果が出ました。
- BUN(基準値9~30):42mg/dL(前回41)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.4mg/dL(前回1.8)
- リン(基準値2.5~6.8):6.8mg/dL(前回7.1)
- カリウム(基準値3.9~5.8):5.5mmol/L(前回5.5)
- ナトリウム(基準値144~160):143mmol/L(前回150)
- クロール(基準値109~122):107mmol/L(前回109)
BUNとカリウムは横ばい、クレアチニンが大幅に下がり、リンも前回に引き続き下がりました。
クレアチニンが下がったのはもしかしたら筋肉量が減っただけかもしれませんが、全体的に横ばい~改善傾向なので良かったです。
これまでもずっと測っていたものの異常がなかったので記載していなかったナトリウム・クロールが基準値より低くなり、これは水分を多く摂取した時に同時に下がりがちな数値とのこと。
脱水が懸念される腎臓病ですが、現状では逆に全然脱水ではないということで一安心。
昨年12月に数値が上がってから量を増やしていた点滴を次回から少し減らして、他の数値が上がってこないかなど様子を見ることになりました。
このところ神経症状がひどく一体どこが悪いのかよく分からない状態が続いていたので、今回の比較的安定した良い数値は安心材料のひとつになりました。
昨年の2月は3kgだった体重は昨年末から減り続け、今は2.4kg。
これをどうにかしてあげたいです。
神経症状に関してはたみが過剰反応してしまう発作止め(レベチラセタム・コンセーブ)を休薬して、別の薬を検討する事になりました。
正直あっちもこっちもガタがきているおばあさんですが、穏やかな日々を少しでも長く送れたら良いなと思うばかりです。
2019年3月の血液検査結果
昨年末あたりからどんどん体重が減少しています。
昨年は3kg前後で安定していたのに、年末からジワジワ減り始め、一度2.6kgで停滞した後、再び減って先月から2.3kgになってしまいました。
腎臓食は規定量よりも少し多いくらいを食べてるし、嘔吐下痢もない。
さすがに腎臓肝臓以外に悪いところがあるのではないかと気になり、今月は全身の血液検査をしてもらいました。
結果は↓こちら
- BUN(基準値9~30):44mg/dL(前回42)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.9mg/dL(前回1.4)
- リン(基準値2.5~6.8):7mg/dL(前回6.8)
- カリウム(基準値3.9~5.8):5.5mmol/L(前回5.5)
- SDMA(基準値0~14):65μg/dL(前回65)
- ALT(基準値10~125):78U/L(前回64)
- ALKP(基準値23~212):238mg/dL(前回195)
- AST(基準値0~50):71U/L(前回53)
- GGT(基準値0~11):13.8U/L(前回8)
BUNクレアチニンはほぼ横ばい。
クレアチニンに関しては体重(筋肉)が減っているのでそこまで目安にはならないかもしれない。
前回少し低かったナトリウムとクロールは補液量を少し減らして正常値に戻りました。
BUNが高くないので脱水でもなくそれなりにちょうどいい感じ。
SDMAはやや下がった(といっても病院でダントツ1位)。
カリウムは基準値内で維持。
リンはまた上がったので、次回の処方ではまた少しホスレノールを増量する方向で。
レンジアレンも併用していきます。
肝臓に関しては少しずつ弱っているものの、現在飲んでいるウルソとリバフィット以外に肝臓の薬を使うかと言うとそこまでではない。
ALKPが高値ではあるものの、この数値ではまだごく軽度の異常。300~400に上がったらやや軽度の異常といった程度。
肝臓サポートなどの処方食を混ぜてみるかというと、腎臓の事を考えるとそれは選択肢にはない。
というわけで肝臓は様子見。
で、痩せていく原因は消化器官などの年齢的な衰えと、数値は維持しているものの腎臓肝臓の衰え、もしかしたら脳疾患も影響しているかもしれないし、夜中の徘徊も関係しているかもしれない。
現状で分かる範囲では積極的に行う治療はなく、頑張って維持していきましょうということでした。
一言でいうと老化ってことでしょう。
と、たみちゃん先生ニッコリ。
そして
とのこと。
それは私も薄々気付いてます。
神経症状に関しては、先月レベチラセタムとコンセーブを休薬した途端眼振と部分発作が起きたので、レベチラセタムを再開。
薬の副作用なのか神経症状なのか分からないくらい常にヨレヨレなので、1/2包しか与えていなかったレベチラセタムを1日2回1包しっかり飲ませています。
本来は1日3回飲ませる薬なので、前回の投薬から8時間空けて発作が起きた時は1日3回にすることも可能。
その他に神経の高ぶりを抑えるためにガバペンを試してみましたが、半量でヨレヨレになってしまったので中止。
ガバペンとメクリジンはひどい眼振が起こった時の頓服として使うことになりました。
激しい眼振は気圧に左右されることも多く突然起こりますが、緩やかな眼振は常に続いていて、そのせいでうまく歩けないのだろうとのことでした。
色々あって大変ですが、さすがにどこか悪くなっているだろうとある程度覚悟していた検査結果はそこまで悪くはなかったので一安心。
来月の血液検査の際に半年ぶりに超音波検査も行う予定です。
2019年4月の血液検査結果
今月の検査日は絶食下とはいえ、遂に2kgになってしまいました。
相変わらずご飯は規定量を食べて嘔吐下痢もなし。
脳疾患の進行であまりにも興奮状態が続くので、ガバペンを再開しました。
適量を探り探り調整して、処方された量の2/3程度に抑えることで適度な睡眠を取れるようになりました。
寝ている間は本当に泥のように寝るし、起きている間は興奮しているのだけれど…。
それでも興奮状態の時間が減った事はすごく良かったと思います。
ただ、寝ている時間が増えて水分摂取量が減ったのがどう影響するか。
それに全体的にヨレヨレ。
そして今月の検査結果は↓こちら
- BUN(基準値9~30):54mg/dL(前回44)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.8mg/dL(前回1.9)
- リン(基準値2.5~6.8):7.2mg/dL(前回7)
- カリウム(基準値3.9~5.8):6.2mmol/L(前回5.5)
BUN、リン、カリウムが上昇。
クレアチニンは筋肉が少ないのでもはや大した参考にはならないそうで、電解質の乱れから腎機能の状態を推測するとのこと。
そして今回、カリウムが再び上昇したということで電解質が乱れている。
カリウムの処理が出来なくなってきているということは腎機能が低下している。
カリウムの上昇は腎臓ではなく心臓に悪影響を及ぼすので避けたい。
次の検査でも基準値よりも高い場合はフォルテコールをやめてみるかもしれません。
そうするとフォルテコールを切ったことによる心臓への影響が気がかりですが…。
BUNとリンは水分を摂取することで薄まって数値が下がる傾向にあるので、次回の検査まではガバペンで寝ていても時々起こして水を飲ませて水分摂取量との関係を探ってみようと思います。
また、これまでたみは病院をさほど嫌がらず、待ち時間が2時間近くなっても抱っこで寝て待っていたので、気分転換も兼ねて週2回の点滴通院を約2年続けてきました。
しかし最近のたみは脳疾患の進行で一度興奮状態に陥ると自制が効かずパニックからのパニックみたいになってしまいます。
特に今は狂犬病やフィラリア予防で病院が非常に混む時期なので、今までと同じ朝一に行っても終わるのが昼過ぎという日もざら。
ということで、自宅点滴に切り替える事にしました。
何事も無ければ隔週で定期検診。
頻繁に診察してもらえる安心感を失う事は私にとっては非常に不安ではありますが、通院の負担を減らす事がたみのためになると思って決意しました。
点滴は既に完全にマスターしているので、今日の診察の際にセットを貰ってきました。
あとはたみちゃんが寝た隙にささっと打たせていただくだけ。
血圧測定も自宅できちんとしていきたいと思います。
これからもたみの速度でゆるゆると穏やかに過ごしてほしいです。
2019年4月の血液検査結果(2)
次女にアデノウイルスを移され、ヨレヨレの私。
寝込んでいる間もせっせとお世話を致しました。
そんな中での今月2回目の検査結果は↓こちら
- BUN(基準値9~30):33mg/dL(前回54)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.4mg/dL(前回1.8)
- リン(基準値2.5~6.8):5.9mg/dL(前回7.2)
- カリウム(基準値3.9~5.8):5mmol/L(前回6.2)
とっても良い!
点滴を家ですることになり、週3回に増やしたからか、とても良い数値でした。
2019年5月の血液検査結果
週3回100mlずつの点滴は継続しています。
最近のたみは認知症や神経症状などの進行でヨボヨボ感が増し、もう全体的にヨボヨボヨボヨボしています。
起きていると興奮してしまうので薬で眠っている時間も増え、3食のご飯はかかさず与えていますが、水分補給がこれまでのようには出来ないのが現状…。
そして気になるのが歯ぐきの色。
どうも白っぽいんですね。
更にこれは別の記事にまとめますが、目の炎症も心配。
更に更に鼻水も出るようになって、こっちも心配。
色々心配なたみちゃんです。
そして今回は心臓専門医の先生にレントゲンと超音波検査もしてもらいました。
これまではたみが嫌がるのであまり詳しい検査を出来ずにいたので、おそらく軽度~中程度の僧帽弁閉鎖不全症だろうと想定していましたが、雑音があり、僧帽弁・大動脈弁ともに逆流はあるものの想定していたほどは悪くないとのこと。
心臓のために輸液量を極端に減らす必要は現時点ではない。
心臓の様子を見ると、若干の脱水があるのではないかとのこと。
腎臓の今月の検査結果は↓こちら
- BUN(基準値9~30):51mg/dL(前回33)
- Cre(基準値0.5~1.8):1.1mg/dL(前回1.4)
- リン(基準値2.5~6.8):8.8mg/dL(前回5.9)
- カリウム(基準値3.9~5.8):4.6mmol/L(前回5)
- Na(基準値144~160):143mmol/L(前回143)
- Cl(基準値109~122):104mmol/L(前回105)
- HCT(基準値37.3~61.7):23.9%(前回35.9%)
クレアチニンは下がっていますがおそらくどんどん痩せているため。
一時期心配していたカリウムは基準値内で安定。
やはり水分量の影響か、BUNとリンが上昇しています。
そしてNaとClがこのところずっと基準値より低く、そろそろ電解質が安定しなくなってきたかな…とのこと。
単純に言えば塩が足りていない状態。
かといって塩分は心臓には良くないので、いつも皮下点滴に使用しているリンゲル液に生理食塩水を半々に混ぜてみることになりました。
口からの水分摂取量が減り、BUN・リンが上昇していることから、点滴は週3回100ml→毎日100mlに変更。
毎日の点滴は皮膚の負担にもなるので、点滴の針が21G→23Gに変更(細くなりました)。
貧血はやはり進行していました。
造血剤の仕様の目安は20%を切ってからとのことなので、瀬戸際ですがどうにか持ちこたえたい…。
1週間後に貧血の検査のみ行います。
血液検査で頻繁に採血することも今のたみにはちょっと辛いので、ハムスターみたいな小さな生き物で行うほんの2,3滴の血液で貧血の数値を調べてくれるとのこと。
歩行器無しでは歩けなくなってしまったし、起きている時間はヒーヒー鳴いてるし、目の炎症も、水を飲ませるとミルク飲み人形みたいに水が内臓を通過する音が聞こえたり、老いてきているなというのを肌で感じます。
なるべく負担のないように、苦しまないように、のんびり過ごしてほしいです。
たみは最後の検査の2週間後に老衰で旅立ちました。
貧血や腎数値の若干の上昇もありましたが、獣医さん曰く老衰により消化器の働きが弱くなったことが影響したもので、腎臓だけならまだまだ頑張れただろうとのことでした。
また、たみは1年半ほど前から脳疾患も患っていて、人間で言うとアルツハイマーの様な状態でした。
その事も大きく関係したのではないかとのことです。
というわけでたみの闘病からは腎臓病の経過を最後の最後まで知るという事は出来ませんが、慢性腎臓病でも穏やかに寿命を全うするためのヒントは得られるのではないかと思います。
これからもっと犬の腎臓病治療が進み、どの子でも長期安定維持が出来るようになることを願っています。