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猫の腎臓の数値の記録【慢性腎臓病・腎結石の血液検査*2019~2020】
腎結石が原因の慢性腎不全と診断された猫のとらじの検査の記録をまとめていきます。
治療や家庭でのケアの詳細は以下の記事にまとめてあります。
この記事には、主にとらじの慢性腎不全(腎臓病)の血液検査の数値と、それに関連する数値・一緒に行った検査の結果などを記録していきます。
以下は正常値だった頃(2018年11月20日・とらじ3歳)の血液検査の結果。これがとらじの基準になります。
- BUN(基準値15~33):25
- クレアチニン(0.8~2.1):1.4
- リン(2.8~6.9):3.4
- SDMA(0~14):8
- カリウム(3.2~5.4):4
- ナトリウム(146~159):152
- クロール(113~124):123
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
猫の腎臓の血液検査の数値
今後行っていく腎臓に関する検査結果は以下の通りです。 同居犬たみの腎臓病検査記録は以下の記事にまとめてあります。
たみと同じように長生きして、読むのが面倒なくらい長い長い記事になりますように。
要所要所で登場するサプリメントに関しては以下の記事も併せてお読みください。
2019.10.26
便秘するとオシッコが出にくくなる程度でこれといった激しい症状はないんだけど、泌尿器系がなんかおかしい!と思い、受診。
とらじはもともと特発性膀胱炎で血尿を出しやすいので尿検査をして、細菌感染は特にないのでいつもの血尿かな?といった診断になりかけたけれど、
いや!絶対何かおかしい!
と血液検査・超音波検査をお願いしたところ、
- 左腎臓萎縮
- 右腎盂に結石
- クレアチニンの上昇
- 膀胱に謎の出来物発見
という異常事態。
ここからとらじの闘病が始まった。
- BUN(基準値15~33):32(前回25)
- クレアチニン(0.8~2.1):2.1(前回1.4)
- リン(2.8~6.9):3.2(前回3.4)
- SDMA(0~14):12(前回8)
- カリウム(3.2~5.4):4(前回4)
- ナトリウム(146~159):152(前回152)
- クロール(113~124):124(前回123)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
これまでとらじは特発性膀胱炎の対策のためにヒルズc/dマルチケアコンフォートを食べさせていたので、ひとまず療法食は変えずに水分摂取量を増やし、私の希望でサプリメント(カリナール2、ウロアクト)を開始。
2019.11.23
ウェットフードを取り入れたり、シリンジでの積極的な水分補給をはじめ、とらじのご機嫌がすこぶる良くなった。 毛質もなんだかウルウルしていて、これまで置き水で自由に飲ませるだけでは水分が足りなかったんだなと反省…。
血液検査の結果は…
- BUN(基準値16~36):28(前回32)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.9(前回2.1)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
大して良くなってないね!
前回は院外の検査だったので数値が多少違うのは仕方ないとのこと。 といってもクレアチニンが院内の機械の基準値よりもだいぶ高いのは確かなこと。
同居犬たみの時はクレアチニンよりもBUNが上がることが多かったので、クレアチニンだけが高いのはどういう意味なのかと尋ねると、
たみちゃんは筋肉量がないのでクレアチニンの値がアテにならない状態。だからSDMAやカリウム、リンの値を参考にすることで腎臓の状態を見ていた
とのことで、とらじのようにクレアチニンだけ上がるのは普通にあるのだとか。
膀胱には相変わらず出来物があり、今回先生は超音波検査と膀胱穿刺検査の時に出来物めがけて針を刺してみたのだとか。 すると一瞬刺さったと思ったらプルンッ!と外れてプカプカ移動していったとのこと。 細胞が取れないかどうかと刺した際に物体から少し出血もしたとのこと。
病院のどの先生も見たことがないタイプだそうで、一番可能性が高いのはこれまでに出血した際の血餅が塊になったのか何なのか…といった感じ。
検査の際に出血しているので、念のため抗生剤(アモキシタブ)が処方。 それから、慢性腎臓病であることは間違いないので腎臓の血流をよくするためのACE阻害剤フォルテコールも開始することに。
腎臓食にするか結石の療法食にするかは悩ましいところだけれど、ひとまず腎臓食にしてみても良いかもしれないとのことで、ヒルズk/d早期アシストとc/dマルチケアコンフォートを半々で与えてみることに。
この検査の後、とらじのオシッコから大量のカスのようなものが出てきた。
↑カスのようなもの
さらにアモキシタブを飲ませた翌日(11/24)嘔吐。 これまでにないほどグッタリしてしまい、11/25急遽受診。
食欲もなく水も飲めていないので皮下点滴とアモキシタブ中止の指示、胃腸薬(スクラルファート、プリンペラン、ファモチジン)が処方され、ひとまず腎臓の治療中止。
調子が戻ったので11/27からフォルテコールとk/d早期アシストを開始。
- フォルテコール1日1/2錠
- アモキシタブ(中止)
- スクラルファート
- プリンペラン
- ファモチジン
2019.12.7
抗生剤の副作用による体調不良が落ち着き、
- フォルテコール1日1/2錠
- c/dマルチケアコンフォート・k/d早期アシストによる食事療法
- シリンジによる給水
- サプリメント(私の判断でウロアクト、カリナール2)
以上のケアを本格的に開始して約10日後の再診。
超音波検査の結果、膀胱にあった謎の物体は消えていた。 カスのようなものを持参したところ、顕微鏡で見ても結石ではなかったし、オキシドールをかけてもシュワシュワしないので血液でもない謎のもの。 おそらく前回の膀胱穿刺で破裂したのか、その後出てきた砂のようなカスが物体の殻で中が謎の液体で…謎だけどまぁ良かった!と、めでたしめでたし。
血液検査結果は、
- BUN(基準値16~36):28(前回28)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.5(前回2.9)
- リン(3.1~7.5):3.7(前回3.2)
- カリウム(3.5~5.8):4.3(前回4)
- ナトリウム(150~165):162(前回152)
- クロール(112~129):126(前回124)
- SDMA(0~14):11(前回12)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
クレアチニン以外は基準値内。その他カリウムなどの電解質も正常。
前回2.9だったクレアチニンは、0.4下がって2.5。 頻回の経口給水により毎日少なくとも100mlは確実に摂取させた結果によるものと思われる。
とらじの2018年11月の血液検査の数値は1.6と正常なので、この1年の間に無症状ながらも右の腎盂内に結石が出来た他に、左の腎臓が萎縮するようなことが起こったのだろうとのこと。
現状でとらじの腎機能は既に75%の機能が失われた状態。
右の腎臓は見た感じは大きさも形も正常ではあるものの、腎臓の出口近く(尿管に尿を送り出す部分)、腎盂に結石がある(腎盂結石)。 これを手術で取り出す場合、腎臓を切り開くか、腎臓近くの尿管を切開して引っ張り出すことになるので、術後の癒着や麻酔のリスクを考えるとあまりおすすめはしたくないとのこと。
↑私のやっつけイラストだけど…赤いのが結石
腎臓の出口に結石が落ちて塞がるような状態になるとオシッコの行き場がなくなり水腎症になってしまうが、結石は移動するので、一時的に出なくなったとしても点滴を流すなどして結石を動かせばどうにかなる可能性もある。
左の腎臓は結石はないが委縮が激しく、これがおそらくこの1年で詰まったり結石による損傷を受けて著しく機能が低下した様子。 現在機能しているかどうかは分からないが、かろうじて頑張っている可能性もある。
というわけでとらじの腎臓は左右ともに崖っぷち。
と先生から話があったけれど、
と話し、試しにこの1週間皮下点滴をして来週また腎数値を見てみることになりました。
というわけで今日から毎日125mlずつ自宅点滴。
投薬は変更せずにフォルテコールを毎日1/2錠。
この辺までの流れは以下の記事にまとめてあります。
猫の血尿の原因は腎結石・腎臓病でした…【これまでの経過から発覚まで】
- フォルテコール1日1/2錠
- ソルラクト
2019.12.14
毎日点滴をして1週間後の血液検査結果はこちら。
- BUN(基準値16~36):24(前回28)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.4(前回2.5)
- リン(3.1~7.5):3.7(前回3.2)
- ナトリウム(150~165):162(前回162)
- カリウム(3.5~5.8):4.4(前回4.3)
- クロール(112~129):125(前回126)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
大して変わってないね!
数値だけ見ると上限ギリギリの正常値だけど、これだけ皮下点滴をしてこの程度ということは、腎臓へのアプローチとしてはそこまでの威力はないとのこと。
というわけで明日からは
- 皮下点滴なし
- 口からの給水
- 療法食(c/dマルチケアコンフォート・k/d早期アシスト)
- サプリメント(カリナール2・ウロアクト・たみの残りのアゾディル)
この方法でケアを続け、1週間後に再診。
- フォルテコール1日1/2錠
2019.12.21
皮下点滴をやめて1週間。 出来るだけ口からの給水を促しながら、初めはシリンジから喜んで飲んでいたのに嫌がられるようになりながら過ごした2週間。
- BUN(基準値16~36):27(前回24)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.6(前回2.5)
- リン(3.1~7.5):3.7(前回3.2)
- カルシウム(7.8~11.3):9.4
- ナトリウム(150~165):164(前回162)
- カリウム(3.5~5.8):4.1(前回4.4)
- クロール(112~129):127(前回125)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
うん、クレアチニン少し上がってる。
フォルテコールの服用を始めた直後にクレアチニンが上昇することがあるそうで、とらじもそれに該当している可能性あり。 休薬ではなく服用を続けて様子を見る。 フォルテコールでBUNやカリウムが上昇する場合があることは頭に入っていたけど、クレアチニンも?と思って添付文書を読んでみたら、「猫では」って書いてある。
私は犬の腎不全治療のことしか頭になかったからな…。
とらじ飯や日々の世話に関しては、
と言ってくれた。
腎臓のサプリメントはたみちゃんに使っていて良かったサプリメントの中から、今のとらじに良さそうなものをチョイス。
- ウロアクト
- カリナール2
- コエンザイムQ10
- H&JIN
- ビオフェルミンS細粒(人用)
- アゾディル(夜のみ1カプセル)
薬はフォルテコール1日1/2錠を継続。
- フォルテコール1日1/2錠
2020.1.4
一度下がったクレアチニンが前回の診察でまた微妙に上がったまま一生懸命お世話を続けた12月後半。
流動食も水も嫌! 気まぐれでドライフードを食べたり水をちょこっと飲んだり。 最終的に強制給水な毎日。投薬とサプリは変わらず。
で、血液検査結果
- BUN(基準値16~36):27(前回27)
- クレアチニン(0.8~2.4):3.2(前回2.6)
- リン(3.1~7.5):3.9(前回3.7)
- カルシウム(7.8~11.3):9.3(前回9.4)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
クレアチニンまた上がった。 超音波で見ると左の腎臓はかなり萎縮していて、腎臓の治療は確実に必要。
尿検査は相変わらず蛋白++、赤血球++、尿比重1.034。 蛋白は先月測ったUPCの値から考えて腎臓からではなく結石や慢性の炎症が原因だろうとのこと。
これらの検査結果を受けて、カルシトリオールを始めると話があったので、
と正直に話すと、先生もどうも煮え切らない私の謎が解けたのか、笑いながら
- アメリカかどこかの大学の研究で大失敗した事例があるから、それを踏まえて今の治療が確立しているということ
- カルシウムの値を観察しながら慎重に投与すること
- 過剰投与にならないように週に1回だけにすること
- もしこれで何も良い変化がなければ中止する可能性もあること
納得するまできちんと説明してくれた。 カルシウムの値もとらじくらいなら問題ない。 結石への影響もそこまで気にする必要はない。
早期からのカルシトリオールの投与は腎臓の長期維持の助けにもなるので、本当に慎重に慎重にだけれど、やってみることにした。 先生から話はなかったけれど、これでとらじはカルシウム系のサプリメントは避けなければいけない。炭酸カルシウムを使ったサプリメントが多いので注意。
もうひとつの疑問。 たみちゃんはフォルテコールと降圧剤で維持出来ていたし、BUNが急激に上がった時は休薬するなどしながら維持出来ていたから検討しなかったけれど、とらじは猫だしフォルテコールでクレアチニンが上がる可能性があるのならラプロスやセミントラなどに変える方法はないのかという謎。
ラプロスは比較的新しい薬でエビデンスも少なく、これから長期的に投与することや今のとらじの状態を見るとフォルテコールが良いのではないかとのこと。 フォルテコールの影響で上がったクレアチニンが下がるまでに半年近くかかる猫もいるので、まだとらじは様子を見ても良い段階。 これまでの腎臓・心臓の血流を薬で変えたわけだからその影響が出ているのだとか。
病院ではラプロスもセミントラも扱っているので、今後の様子を見てラプロスを追加してみるとか、今回病院では初めて測った血圧が高かったことから(ドキドキしながら190)降圧剤を検討するなど、色々なことを一度に始めずに様子を見ながら慎重に治療方針を固めていきたい感じ。
療法食に関しては、とらじはもはや早期ではないのでk/d早期アシストは卒業(泣) 腎臓食を色々試しましょう!ということで、山盛りのサンプルを貰ってきた。
市販の療法食でも私がきちんと成分を見れば全然使ってOKとのことなので、何種類か確実に食べる腎臓食を確保したい。
雑食の犬と違って完全肉食の猫に若い頃から低たんぱく食を食べさせる事に関してはまだまだ議論されている最中だそうで、とらじもまだ若いのでその辺りはどうかな?と先生と話した。どうかな。
次回の診察は1ヶ月後。 「異変があったらすぐ連れてきてください」ってすごい久しぶりに言われた。
BUNは正常でクレアチニンだけ高いのは猫には比較的多いらしいけど、「毒素のコントロールはしっかりできてるし、皮膚にも張りがあるので脱水も大丈夫」と言ってもらえて良かった。
皮下点滴はなし。
- フォルテコール1日1/2錠
- カルシトリオール週1回1カプセル
2020.1.26
カルシトリオールを開始して以来初めての血液検査。 昨日4回目を投与したところ。
今回も色々と相談したいことはあったものの、急遽同居犬チヨの治療が必要になったので血液検査のみ。
- BUN(基準値16~36):24(前回27)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.9(前回3.2)
- リン(3.1~7.5):4.4(前回3.9)
- カルシウム(7.8~11.3):10.1(前回9.3)
- ナトリウム(150~165):165(前回164)
- カリウム(3.5~5.8):4.1(前回4.1)
- クロール(112~129):124(前回127)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
クレアチニンはやや下がった。 カルシウムの値への影響もなし。
血圧は前日に自宅で計測し、126?141/99?111くらいなのでまずまず。
食事は水分とともに少量頻回で色んな種類を食べさせてる。
- フォルテコール1日1/2錠
- カルシトリオール週1回1カプセル
サプリメントは変わらずだけれど、アゾディルはたみちゃんの残りがなくなったので中止。 残りがあるから使っていたものの今のとらじにはまだ必要ないと思われ。
腸内環境はカリナール2、H&JIN、ビオフェルミンに整えてもらいたい。
2020.2.23
先月末から同居犬チヨの調子が悪く、今月11日にお空へ…。
とらじどころじゃない毎日で、とりあえず水分だけはしっかり摂らせたかったので口からの水分摂取量が明らかに足りない日は皮下点滴も追加して過ごした。
- BUN(基準値16~36):22(前回24))
- クレアチニン(0.8~2.4):3.0(前回2.9)
- リン(3.1~7.5):3.2(前回4.4)
- カルシウム(7.8~11.3):9.4(前回10.1)
- ナトリウム(150~165):163(前回165)
- カリウム(3.5~5.8):4.0(前回4.1)
- クロール(112~129):121(前回124)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
血液検査結果は特に変わらず。 皮下点滴は今のとらじの腎臓にはやはり必要なさそうなことと、若い頃からの頻回の皮下点滴のリスクも考えて先生は投薬でのコントロールをしてくれているのはものすごくありがたい。 本当にとらじのこれからの長い生活のことを第一に考えてくれていて。
でもひとつ心配なのは、とらじの腎臓が悪くなったきっかけは結石。 水分摂取量が十分でなければ今後また腎結石が出来る可能性も高く、残りの腎臓がやられてしまっては命とり。
そんな不安を話し、それはもっともだと先生も納得してくれて、週3回皮下点滴をすることにした。
療法食も好みのものを絞れてきたので、お世話のペースをつかめてきた感じがする。 というわけでまとめたのは以下の記事。 最近のお世話について。
猫の腎結石&腎不全の治療とケアの記録【とらじ4歳♂随時更新】
- フォルテコール1日1/2錠
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ソルラクト
腎臓のサプリメントは変わらずだが、歯周病予防のために毎日の歯磨きにデンタルバイオを加えた。
2020.3.22
腎臓の変化は特になさそうだけど…1週間前に猫じゃらしを飲み込んだ疑惑も併せて受診。 こんな可愛いレントゲンが撮れました…。
催吐処置で吐き出せて良かった。 レントゲンには結石もばっちり写った。
猫の誤飲・食欲はあるし吐かないけど受診した話【猫じゃらしの催吐処置】
今回の超音波検査で見えた腎臓の結石は2個。 右腎臓内と腎盂に一つずつ。 左腎臓は1.5cmでほぼ機能してない、右腎臓は3.5cm。 腎盂の拡張は見られないのでひとまず現状維持。
数値は以下の通りで維持。
- BUN(基準値16~36):26(前回22)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.9(前回3.0)
- リン(3.1~7.5):3.8(前回3.2)
- カルシウム(7.8~11.3):9.2(前回9.4)
- ナトリウム(150~165):163(前回163)
- カリウム(3.5~5.8):3.8(前回4.0)
- クロール(112~129):128(前回121)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
腎臓の血流を良くするためにフォルテコールを朝1/2錠→朝夕1/2錠ずつに増量。 点滴は水を飲めているので、週3→週2に減らして様子見することにした。
ご飯は
- ヒルズk/dシチュー缶(野菜&ツナ)50gに水分を20ml足して流動食にしたもの
- ベッツセレクション腎ケアPPレーベル5g+腎臓に配慮おやつ(コンボ プレゼント キャット おやつ腎臓の健康維持)2粒
これを3食でカロリーはそこそこ&水分は160ml以上摂れているので、これに週2回の皮下点滴125mlで維持出来ればなというところ。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ソルラクト(週2回125mlずつ)
何事もなければまた1ヶ月後に再診。
2020.4.20
特に体調に変化はなく、今月の再診。
ウェット150g+水60mlは毎日何とか完食、ドライ15gは食べ切ったり食べなかったりな毎日だったのが、ウェットも飲まなくなってしまったのでシリンジでのご飯に切り替え。 最初は嫌がったものの、数日でリズムよく飲めるようになり、機嫌が良ければ自分でも飲むようになって良かった。 体重が3.6kgから3.7kgに増えてた。
今回も血液検査・超音波検査ともに現状維持。 現状維持といっても高めで現状維持なので、もう1ヶ月様子を見て次回からラプロスを追加するかどうか検討。
- BUN(基準値16~36):27(前回26)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.8(前回2.9)
- リン(3.1~7.5):4.9(前回3.8)
- カルシウム(7.8~11.3):-(前回9.2)
- ナトリウム(150~165):164(前回163)
- カリウム(3.5~5.8):4.4(前回3.8)
- クロール(112~129):127(前回128)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
今回はカルシウムの値を測り忘れたっぽい。 カルシトリオールを飲ませてるので次回は必ず測ってもらわないと。
ご飯は、ヒルズk/dシチュー缶(野菜&ツナ)150g+ベッツセレクション腎ケアPPレーベル15g+水60gをミルミキサーで流動食にして、1日4回くらいに分けてシリンジでお食事サービス。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ソルラクト(週2回125mlずつ)
2020.5.17
今月のとらじの食事内容は特に変わらず。渋ることも多いので、食べさせ方には工夫しているものの毎日それなりにしっかりと食べてくれて偉い子!
診察の前日から毛玉まじりの嘔吐連発していたので原因が毛玉ならいいけど内臓の不調だったらどうしようかと心配で…。 前回の全身の血液検査から半年くらい経ったこともあり、今回は院内の腎数値のみの検査ではなく外部の機関に血液検査を依頼。
病院での検診はいつも通り超音波検査。 腎臓の状態は左腎臓萎縮・右腎臓に結石2個と変わらず。 とらじの腎不全・腎結石が発覚した昨年10月の検査では腎盂にある結石の状態しか聞いておらず3月22日の検査で初めて2個あると聞いたので、10月以降に結石が増えたのかと微妙に落ち込んでいたのだが、カルテには最初から2個と書いてあったらしくホッと一安心。
とらじの状態は、
とのこと。 とにかく維持!が大事。
体重は今日も3.7kgで維持!
翌日受け取った血液検査の結果は、
- BUN(基準値15~33):28(前回27)
- クレアチニン(0.8~2.1):2.5(前回2.8)
- リン(2.8~6.9):3.8(前回4.9)
- カルシウム(8.3~10.7):10.3(前々回9.2)
- ナトリウム(146~159):164(前回164)
- カリウム(3.2~5.4):4.3(前回4.4)
- クロール(113~124):115(前回127)
- SDMA(0~14):14(前回11)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。今回は外部の検査なので院内の機械よりも低めの結果が出るとの事。
赤血球の数値(6.78)が少しだけ基準値より低かったものの、ヘマトクリットは35.5%あるので貧血ではない。 チヨたみが飲んでいたペットチニックを今から飲ませたらどうかと質問したところ、とらじは結石があるのでミネラルが含まれるサプリメントは避けた方が良いとの事。
先生が「あの腎臓(血液以外の検査上)で?と思うくらいの数値」と褒めてくれて嬉しかった。 たみちゃんもシオシオでシストだらけの腎臓でよくもまぁ!と驚かれるほど良好な数値を保っていたから、とらじを応援してくれてるのかな♪
お薬は今回からラプロスを初めてみることになった。 副作用で下痢をする子もいるので、まずは1週間試して問題なければ残りを受け取り、来月定期検診という流れ。 とらじにとって良いお薬になってくれるといいな。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週2回125mlずつ)
2020.6.13
食べないなりにボチボチと1日分の規定量はどうにかクリアしながらの1ヶ月。 最後の1週間は私が実家の手伝いに行くため度々留守にしたせいか、
が発動し、月曜日、困った私はわりと高カロリーなスペシフィックのウェットを流動食にして飲ませた。
その後いつものように皮下点滴をして、ご褒美におやつ(銀のスプーン おいしい顔が見られるおやつ 腎臓の健康維持用)を一粒。
これはとらじのお楽しみなのに食べない。 食べないからとテツ子が食べようとしたら怒る。 なんか変だなぁ…と思いつつも歯磨きをしておやすみ。
深夜、とらじが盛大に吐いている音で目覚めると、ウェットフード色の吐瀉物がいたるところに…。
お腹がびっくりしたかな…?
翌朝(火曜日)は喉が乾いていたのか、ご飯の支度をしている間に珍しく自分で置き水を飲み、いつものご飯(k/dシチュー缶ツナ)をボチボチ食べて、ご機嫌。
その後、水木金は普段よりも調子が上がってきて、本日(土曜日)病院に行く朝も
と話しかけてきて、貰えずにがっかり…。
そんなとらじの今月の診察。
たまたま超音波が得意な先生がいたので、担当の先生の提案で超音波はその先生に依頼。
結果は普段と同じで左の腎臓は小さくて機能していないだろうとのこと。 右の腎臓にある結石も変わらず、増えてはいない。
尿検査もいつも通りやや潜血と、ほんの少しの菌。
血液検査の結果は以下の通り。
- BUN(基準値16~36):20(前回28)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.9(前回2.5)
- リン(3.1~7.5):4.1(前回3.8)
- カルシウム(7.8~11.3):9.8(前々回10.3)
- ナトリウム(150~165):163(前回152)
- カリウム(3.5~5.8):4.3(前回4.3)
- クロール(112~129):125(前回115)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
前回の検査は外部の検査機関で調べたので機械の性格上数値が若干低くなっているとのことで、前々回と比較してもそれほど変化なし。
1ヶ月半ほど前からマイトマックススーパーを飲ませ始めた。 たみが飲んでいたアゾディルよりも価格が抑え目のシンバイオティクス。 腎臓のサプリとして販売されているものではないけれど、良さそうなので。
便秘の解消にも繋がらないかな?と期待したものの、便秘は相変わらず。 ラプロスの副作用である軟便もとらじには一切現れず…。
今月の検査結果を見ると、クレアチニンは腎結石があるとらじはこのくらいで維持するしかないのかな…といったところだけれど、これまで22~32の基準値内をいったりきたりしていたBUNが20と最も低い結果に。
BUNは元々高くなく、基準値内に留まっているのでこの数値は誤差の範囲なのかサプリメントによって更に下がったのかは不明ですが、今後も継続して来月以降の検査結果も見ていきたいなと思えた。
最近のご飯は、先日購入した「ネコにやさしい食器」を使って自力でもどうにか上手に食べられるようになってきたので、午前と午後にk/dシチュー缶ツナ40g +水20mlを2回ずつ。
食べ残しはミルの容器に溜めておいて、お昼と夜にドライ(腎ケアPPレーベル)8g・水10mlを足して作った流動食を飲ませる。 シリンジはすぐに齧ってダメにしてしまうので、たみが使っていたワンラック注入器ではなく30mlのシリンジを大量購入して使用。
少し前から気になっていたとらじの体型のことも相談。 どうも以前と比べてホネホネしているというか、筋肉がごっそり落ちたような…。 低蛋白食のせいなのかと聞いてみたところ、おそらくそうだろうと。
猫は完全肉食の生き物なので、たとえ腎臓病であっても低蛋白食にすると弊害も出やすいという意見も出ていて、まだはっきりとした研究結果は出ていないもののとらじのように若い腎臓病の猫の食餌に関しては何を天秤にかけるか…といったところ。 「適たんぱく」「低リン」がベストなのだろうなと思うけれど、「適」がどの程度のものなのか…。 ちょっと考えなければいけないかなと思ったりして。
体重は変わらず3.74kg。 「お肉はついてますよ」と言ってもらえた(笑)
これで今月も維持出来た。 ここ数日は本当に調子も機嫌も良いので、このまま維持出来たらいいな。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週2回125mlずつ)
2020.7.13
この1ヶ月も
と言いながらもシリンジとその日に食べたいウェットやドライを組み合わせながらボチボチ食べながらの日々。
2,3回吐いたのが気になるが、毛玉による吐き気かもしれない。 毛玉は出なかったけど。
先月今月と、わりと食べたのはいつもと同じk/dシチュー缶と、病院処方ではないけれどキドニープラスシニアケア。
100gのポータブルパックがあるので、気まぐれ君にはちょうどいい。
あとはキドニーキープリッチテイストも突然食べるようになったので追加で購入。 日清から別会社に事業譲渡した関係か、今までは動物病院でしか買えなかったのが、動物ナビで購入出来るようになったので助かる。
腎臓病の猫として生きていく上で気になるのが心疾患。 猫は自分の体でタウリンを生成できないのでキャットフードにはタウリンが配合されているわけだけど、偏食とらじ君には慢性的に不足するのではないかと。 心臓病や高血圧などの予防も兼ねて、毎日のサプリにタウリンも追加。
選んだのはスピリッタというタウリンのサプリメント。
ほんの微量を流動食のシリンジの先に詰めて朝夕2回与えてみたら、なんとなく元気。 人間の栄養ドリンクにも「タウリン〇〇〇mg配合!」とか書いてあるからね。 元気になるのかな?
たみちゃんにも試したかったなぁ…。
そんなこんなで今月の診察。
先月、先々月と続けてオシッコにごく微量の菌が混ざっていたので今日は膀胱穿刺で検査しましょうと言われたのが嫌すぎたのか、処置室でオシッコも??もオムツに漏らしたとらじ。 結局いつも通り自然尿で検査。
潜血+、タンパク+-、赤血球+ということで、いつもと同じで腎臓から少し出血してるかな?
超音波検査の結果、腎臓膀胱に変化はなし。結石も増えてない。 今回は菌もいなかったので良かった。
漏らすので、やはりオムツはしてきた方が良さそうね。
血液検査の結果は以下の通り。カルシウムの値は調べなかった。
- BUN(基準値16~36):22(前回20)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.8(前回2.9)
- リン(3.1~7.5):3.8(前回4.1)
- ナトリウム(150~165):162(前回163)
- カリウム(3.5~5.8):4.2(前回4.3)
- クロール(112~129):124(前回125)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
体重は変わらず3.74kg。
今月も維持出来た。 帰宅後、食欲もあり、わりとご機嫌でくつろいだり日向ぼっこしたり。
よかったよかった。
点滴を週2回→週1回に減らして、飲水量が少なかったり吐いたりした時は週2回に調整してみることにした。 それで維持出来るなら点滴はしないにこしたことはないから。 今のとらじは腎不全の進行というよりは腎結石が増えないように水をたくさん摂らせたいな。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週1~2回125mlずつ)
今月からサプリメントも一覧にしよう。 腎臓のためのサプリ=腸のサプリといっても過言ではないラインナップ。 マイトマックススーパーを始めたのでカリナール2は今家にある分がなくなったら一度やめてみるつもりだけど、まだ結構たくさんある。
- カリナール2
- マイトマックススーパー
- H&JIN
- ビオフェルミンS細粒
- コエンザイムQ10
- ウロアクト
- スピリッタ
- オメガ3オイル
2020.8.9
どうやらとらじはいつもメインで食べているヒルズk/dシチュー缶以外のウェットを半分以上混ぜると吐く…。
先日もスペシフィックで盛大に吐き、今月はロイヤルカナン腎臓サポートパウチを半分混ぜたらゲボゲボ。 摘み食い程度なら問題ないんだけど、どうしてかなぁ。 まぁ今はとりあえずシチュー缶で安定してるので無理に変えずにいこうと思う。
というわけで流動食の中身は特に変わらずシチュー缶×2+ドライ(腎ケアPPレーベル)15g+水60ml。 ↓こんな調子で食べてる。
シリンジ食=強制給餌にならないように、褒めて褒めてお食事サービス。
ウェット缶×2+ドライ15g+水60?70mlでこの子の一日の栄養と水分をカバー出来るので、複数回に分けてシリンジで。 1日8回くらい褒めちぎられる猫です。#猫の腎臓病 #腎不全猫 #腎結石 #猫 #腎不全 pic.twitter.com/les1PmCdIi
? 毛玉おじさん(47) (@kedamachan426) August 6, 2020
今月の診察もいつも通り尿検査と超音波、血液検査。
尿検査は久々に潜血がなくなってた。 潜血-、タンパク+-。
超音波検査の結果、左は相変わらず萎縮して機能してなさそうなのだけど、右の腎臓から2つの結石が消えてた。 うっすらとこれかな?というのがひとつあって、それもシャドーを引いていないので小さくなったか、どちらにしても邪魔にならない所にちょこんと移動してる感じ。 今まで超音波で経過を見ていた2つの結石は自然排出されるサイズではなかったので、砕けて出たか今回たまたま見えなかっただけか。 腎臓の血流やサイズ、形状も何となく調子が良さそうとのこと。
ウロアクトも良かったかなぁ。 先生は予防としては良いだろうけどそれが劇的に効くかといえばそうでもないと思うと言ってた。
血液検査の結果は以下の通り。これまた久しぶりの全部正常値。クレアチニンは上限ギリギリだけど。
- BUN(基準値16~36):24(前回22)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.4(前回2.8)
- リン(3.1~7.5):4.5(前回3.8)
- カルシウム(7.8~11.3):10.4(前回9.8)
- ナトリウム(150~165):162(前回162)
- カリウム(3.5~5.8):4.4(前回4.2)
- クロール(112~129):128(前回124)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
体重は変わらず3.8kg。増えた。
よかったよかった。
点滴を週1回にして1ヶ月。 維持出来たのでこれからの1ヶ月もこの調子でがんばろう。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週1回125mlずつ)
- カリナール2
- マイトマックススーパー
- H&JIN
- ビオフェルミンS細粒
- コエンザイムQ10
- ウロアクト
- スピリッタ
- オメガ3オイル
2020.9.7
この1ヶ月はひどい便秘に悩まされたり、いつもより嘔吐の回数も多かったりとちょっと心配な日々。
元気はあって、体重も増加傾向。
今回の診察では巨大結腸症と診断され、腎臓へも悪影響を及ぼす便秘の治療も並行して行うことになりました。
体重は4kg。
この体重の増加ももしかして病気?とか心配だったわけですが、普通に増えただけみたい。
食事は変わらずシチュー缶×2+ドライ(腎ケアPPレーベル)15g+水60mlです。
今回の診察は尿検査と超音波、血液検査と、便秘の相談。
便秘はまた来週受診。
良くなってたー!と喜んだ翌月の検査はイマイチ…というケースが度々あるけど、今回もまたそんな感じで。
先月は色々と嬉しい結果だったのに今月はふりだしに戻った感じ。
尿検査はまた潜血(赤血球)が+、タンパクは相変わらず+。
超音波検査の結果、前回見えなくなっていた結石はまだあって、でも腎盂にあったものが腎臓の奥の方に追いやられている感じ。
それで前回は見えなかった模様。
腎盂にあっていつ尿管に詰まるかとヒヤヒヤするよりはよいのかな…。
血液検査の結果は以下の通り。
- BUN(基準値16~36):28(前回24)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.6(前回2.4)
- リン(3.1~7.5):4.5(前回4.5)
- カルシウム(7.8~11.3):11.5(前回10.4)
- ナトリウム(150~165):164(前回162)
- カリウム(3.5~5.8):4.2(前回4.4)
- クロール(112~129):126(前回128)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
前回全部正常値で喜んだのも束の間、今回はクレアチニンがやや上昇。
この数値はこれまでもあったので現状維持ともいえるけど、心配なのがカルシウム。
カルシトリオール(活性型ビタミンD)を飲ませているので、高カルシウムはこわい。
これは来週便秘の再診の際にもう一度調べてもらうか、1ヶ月様子を見て来月の結果次第で投薬をやめるか検討。
点滴はこの先も同じ感じでいく予定。
今月の処方は便秘治療の薬(ラクツロース)、サプリメント(ラキサトーン)が追加。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週1回125mlずつ)
- ラクツロース(朝夕0.1~0.2mlずつ)
- カリナール2
- マイトマックススーパー
- H&JIN
- ビオフェルミンS細粒
- コエンザイムQ10
- ウロアクト
- スピリッタ
- オメガ3オイル
- ラキサトーン(様子を見ながら)
2020.10.3
この1ヶ月、便秘対策は完璧。
ほぼ毎日出てるので、私のスマホは??の写真でいっぱい!
ラキサトーンは嫌がるので毛玉を吐きがちな時だけ。
お腹の外側から??をほぐして肛門まで誘導し、出口付近で出辛そうなら介助。
ラクツロースは体重当たりの量は1mlだけど、下痢してもいけないので0.05から徐々に増やして適度な固さになった0.2mlがベストかなということで毎日朝夕0.2ml飲ませてる。
便秘が改善されると体も楽チンな様で、とらじご機嫌。
9月23日に新しい家族、保護犬のつるちゃんが加入した影響がどう出るかと思ったけれど、とらじはとらじの領域を侵害されなければ特に何も気にしない様子で、適度な関係を築けているので一安心。
超音波検査の結果は前回と変わらず。
体重は4.15kg。
血液検査の結果は以下の通り。
- BUN(基準値16~36):25(前回28)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.6(前回2.6)
- リン(3.1~7.5):4.6(前回4.5)
- カルシウム(7.8~11.3):10.5(前回11.5)
- ナトリウム(150~165):164(前回164)
- カリウム(3.5~5.8):4.6(前回4.2)
- クロール(112~129):126(前回126)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。
前回基準値よりも少し高かったカルシウム。
今回も高ければカルシトリオールの中止を検討していたものの、今回は基準値内のいつもと同じくらいの数値に落ち着いて良かった。
とらじが腎不全・腎結石と診断されて約一年が経った。
お食事サービスで水分と栄養を確実に摂るようになったので一年前よりも体重が500g増えて、抱っこするとぽちゃっとしてる。
この一年間、病院での治療に併せて、先生が私の試行錯誤をすごく尊重してくれたのは本当に心強かった。
おかげでとらじの性格や体質に合わせたケアが出来て、今もこうして一緒にいてくれてる。
と、先生。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週1回125mlずつ)
- ラクツロース(朝夕0.1~0.2mlずつ)
- カリナール2
- マイトマックススーパー
- H&JIN
- ビオフェルミンS細粒
- コエンザイムQ10
- ウロアクト
- スピリッタ
- オメガ3オイル
2020.10.31
今月のとらじは気になる点がありつつもわりと普通な1ヶ月。
気になる点というのは、
- お腹を触ると謎の塊がある
→脂肪の塊との事。猫は脂肪がボコボコとつくので、このところ体重が増えたこともありもともとここにあった脂肪の塊が大きくなったのだろうとのこと。 - たまに吐く
→今月の嘔吐はシチュー缶のツナからチキンに変えてみたタイミングだったので、そのせいかと思う。
というわけで大きな問題はなく解決。
前回の全身の検査から半年経ったので、今回の血液検査は外部のスクリーニング検査を依頼。
超音波検査の結果は特に変わらず。
結石が今回ははっきり見えたので計測した結果、2つとも2.6mmとのこと。
左の腎臓は萎縮してほぼ機能していないと見られていたが、血流は乏しいものの髄質・皮質などの構造はちゃんと見えるので、もしかすると小さいながらも頑張ってるかも…?とのこと。
2日後に受け取った血液検査の結果は、
- BUN(基準値15~33):27(前回25)
- クレアチニン(0.8~2.1):2.4(前回2.6)
- リン(2.8~6.9):3.9(前回4.6)
- カルシウム(8.3~10.7):10.7(前々回10.5)
- ナトリウム(146~159):156(前回164)
- カリウム(3.2~5.4):4.4(前回4.6)
- クロール(113~124):120(前回126)
- SDMA(0~14):15(前回14)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。今回は外部の検査なので院内の機械よりも低めの結果が出るとの事。
大きな変化はなし。
この数年、SDMAは8~14とずっと基準値内だったものが今回は初めて基準を1上回る15。
これは少し気になるもののクレアチニンやBUN、リン、電解質の変化はないし、たみちゃんなんて50とか60とかで走り回ってたのでそこまで気にしない。
それからこの半年気になっていた貧血の数値。
健康な同居猫テツ子のHCTが40くらいあるのに対し、とらじは前回35.5%
やっぱり低いのかなぁ…なんて時々歯茎の色とか眺めつつ、サプリとか始めた方がいいのかなぁなんて心配してた。
それが今回は40.1%
先生からは「他の子に輸血出来るくらいの数値です」と言ってもらえて一安心。
これからの1ヶ月もこの調子で維持していきたい。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週1回125mlずつ)
- ラクツロース(朝夕0.1~0.2mlずつ)
- カリナール2
- マイトマックススーパー
- H&JIN
- ビオフェルミンS細粒
- コエンザイムQ10
- ウロアクト
- スピリッタ
- オメガ3オイル
2020.11.28
犬を迎えたストレスが気になるものの、特に変わらない1ヶ月。超音波検査の結果も変わりなし。
血液検査の結果は以下の通り。
- BUN(基準値16~36):24(前回27)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.8(前回2.4)
- リン(3.1~7.5):4(前回3.9)
- カルシウム(7.8~11.3):10.5(前々回10.7)
- ナトリウム(150~165):164(前回156)
- カリウム(3.5~5.8):4.2(前回4.4)
- クロール(112~129):127(前回120)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。)
久々にクレアチニンが基準値いつもよりも高め。8月~10月は落ち着いていたので少し心配。これまでも3だったこともあるので、「今後また下がらずに3前後が続くようになったら腎臓の状態が一段階上がったと考えて良い」とのこと。次は下がりますように。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週1回125mlずつ)
- ラクツロース(朝夕0.1~0.2mlずつ)
- カリナール2
- マイトマックススーパー
- H&JIN
- ビオフェルミンS細粒
- コエンザイムQ10
- ウロアクト
- スピリッタ
- オメガ3オイル
2020.12.26
この1ヶ月は時々吐く日もあるものの、毛玉混じりなことがほとんどなので腎臓由来という感じでもなさそう。
とらじが1日2缶使っているヒルズのk/dシチュー缶ツナ味の在庫がどの店も先月あたりからとても怪しい。怪しい…と思った時点でかかりつけの病院の通販でまとめ買いして、前回の診察の時は病院の在庫も売ってもらった。なので来月まではどうにかなりそうだけどそれいじょう不安定になられるとちょっと厳しい…。
というわけで、シチュー缶の消費を抑えるためシチュー缶×2+ドライ15g+水60mlから、シチュー缶×1+ドライ30g+水100mlに変更。これで成分は大きく変わりなし。まだ粘度に余裕がある(サラサラ過ぎると咽る)ので水110mlに出来るかも。
超音波検査は変化なし。
血液検査の結果は以下の通り。
- BUN(基準値16~36):26(前回24)
- クレアチニン(0.8~2.4):2.4(前回2.8)
- リン(3.1~7.5):4(前回4)
- カルシウム(7.8~11.3):9.8(前々回10.5)
- ナトリウム(150~165):165(前回164)
- カリウム(3.5~5.8):3.9(前回4.2)
- クロール(112~129):129(前回127)
外部(IDEXX)の血液検査と院内では基準値・数値に若干の差があります。)
全部正常値!クレアチニンが今月も上がっていたら…と心配だったので良かった。
そして最近同居猫テツ子が好んで食べている普通の総合栄養食黒缶がとらじもすごく好きみたい。
ほんの小指の先程度の黒缶をぬるま湯で溶いてあげるとよく飲む。
なので普段と違って通常食も摂っている。それでこの数値は嬉しい。
チヨちゃんは何でもガツガツと美味しそうに食べたし、たみちゃんはお食事サービスを全然嫌がらずに受け入れたから何の問題もなかったけど、これは美味しい!って思えるものを食べさせたかったなと少し心残り。
チヨちゃんは乃が美のパンとか食べてたけどたみちゃんに思いきってちくわを嗅がせたら認知症が進行して食べ物を食べ物と認識しなくて。もう少し早い時期に少しでも楽しませたかった。だからとらじもほんの少しお楽しみはさせてあげたいと思う。
老犬介護を完全に卒業して、数年ぶりに大きな不安のない年末年始。嬉しいような寂しいような。チヨたみがいないのはやっぱりどうしても寂しい。
みんな元気に新年を迎えよう。
- フォルテコール1日1錠(朝夕1/2錠ずつ)
- カルシトリオール週1回1カプセル
- ラプロス1日2錠(朝夕1錠ずつ)
- ソルラクト(週1回125mlずつ)
- ラクツロース(朝夕0.1~0.2mlずつ)
- カリナール2
- マイトマックススーパー
- H&JIN
- ビオフェルミンS細粒
- コエンザイムQ10
- ウロアクト
- スピリッタ
- オメガ3オイル
基本は月1回血液検査・超音波検査・尿検査を受けています。 サプリメントや療法食の変更は私が同居犬たみの治療経験から最適を思われるものをチョイスしていますが、主治医に必ず相談の上で始めています。 もしこの治療記録を参考にされる場合はかかりつけの病院の先生の指示を仰ぐようにしてください。
とらじがこれからもずっと元気で楽しい毎日を過ごせますように。